「ボルダリングに挑戦してみたいけど、何を持っていけばいいんだろう?」 「初めてのジムで、どんな服装をすればいいか分からなくて不安…」
友人やSNSがきっかけでボルダリングに興味を持ったものの、準備について悩んでいませんか? 特に初めての場所では、場違いな格好で恥ずかしい思いをしたり、必要なものを忘れてしまったりしないか心配になりますよね。
ご安心ください。この記事では、ボルダリング初心者が安心してジムデビューできるための持ち物と服装を、チェックリスト形式で分かりやすく解説します。
この記事を読めば、必要なものからあると便利なアイテム、さらには男女別のおすすめの服装や避けるべきNGな服装まで、すべて分かります。準備を万全にして、初めてのボルダリングを思いっきり楽しみましょう!
【必須】絶対に必要なもの

まずは、これさえあればボルダリングが始められる、最低限必要な持ち物を紹介します。忘れてしまうとジムで困ってしまう可能性があるので、家を出る前に必ずチェックしてください。
動きやすい服装
ボルダリングを楽しむ上で、最も重要な持ち物が動きやすい服装です。 手足を大きく広げたり、高く上げたりする動きが多いため、伸縮性のある素材の服を選びましょう。
具体的な服装の選び方については、後の「【男女別】ボルダリングの服装完全ガイド」で詳しく解説します。
靴下
レンタルシューズを履くために靴下は必須です。多くの人が利用するレンタルシューズを素足で履くのは衛生上好ましくありません。ジムによっては靴下の着用をルールとしている場合がほとんどです。くるぶしが隠れるくらいの、薄手で動きやすいスポーツ用の靴下を持っていくと良いでしょう。
【便利品】あると便利なもの

必須ではありませんが、持っていくとより快適に、そして安全にボルダリングを楽しめるアイテムを紹介します。自分のスタイルに合わせて、必要なものを持っていきましょう。
テーピング
指の皮むけや関節の保護に役立ちます。 初心者のうちは、ホールド(壁についている石)の持ち方が分からず、指の皮がむけてしまうことがよくあります。あらかじめ指に巻いておくと、痛みを気にせず集中して登ることができます。
絆創膏
万が一の擦り傷やマメに備えて持っておくと安心です。
ホールドで指や手を擦ってしまったり、靴擦れを起こしてしまったりした際に、すぐ手当てができます。
ホールドで指や手を擦ってしまったり、靴擦れを起こしてしまったりした際に、すぐ手当てができます。
制汗スプレー
ボルダリングは全身運動なので、想像以上に汗をかきます。汗の匂いが気になる方は、エチケットとして持っていくと良いでしょう。 ただし、ジム内での使用は周りの人への配慮を忘れずに。
上着
休憩中や体が冷えたときにサッと羽織れる上着があると便利です。 特に冬場や、夏でも冷房が効いているジムでは、登っていない時間に体が冷えてパフォーマンスが落ちてしまうことがあります。
ジップアップパーカーや薄手のフリースなどがおすすめです。
ヘアゴム
髪の長い方は、登る際の必需品と言えるでしょう。 髪が視界を遮ると、次のホールドが見えづらくなり危険です。集中して登るためにも、髪はしっかり結んでおきましょう。
汗拭きタオル、着替え
ボルダリングはかなりの汗をかくスポーツです。汗を拭くためのタオルは必ず持っていきましょう。 また、帰りに汗で濡れた服のまま過ごすのが気になる方は、Tシャツなどの着替えを一枚持っていくと、さっぱりして気持ちよく帰宅できます。
水分補給用の飲み物
こまめな水分補給は、熱中症予防やパフォーマンス維持に不可欠です。 500mlのペットボトルを1本は持っていくと良いでしょう。
【レンタル可】ジムで借りられるもの

ボルダリングには専用の道具が必要ですが、初心者のうちはそのほとんどをジムでレンタルできます。まずはレンタルで試してみて、本格的に続けたくなったら購入を検討するのがおすすめです。
クライミングシューズ
「クライミングシューズ」とは、足の指先に力が入りやすいように作られたボルダリング専用の靴のことです。 普段履いているスニーカーとは全く違う形状で、少し窮屈に感じるかもしれません。ほとんどのジムで1回300円~500円程度でレンタルできます。
チョーク
「チョーク」とは、手の汗を抑え、滑り止めとして使う白い粉のことです。チョークを使うことで、ホールドをしっかりと掴むことができます。これもシューズとセットでレンタルできる場合が多いです。
チョークバッグ
チョークを入れて腰に付けておくための専用の袋です。登っている最中でも手を滑らせずにチョークを付けられるように使います。これもレンタル品に含まれていることがほとんどなので、自分で用意する必要はありません。
【男女別】ボルダリングの服装完全ガイド

ここからは、最も気になる「服装」について、男女別のおすすめコーデやNG例を詳しく解説します。動きやすさとおしゃれを両立させて、ボルダリングを楽しみましょう。
基本の服装と選び方のポイント
ボルダリングの服装で最も大切なのは「動きやすさ」と「安全性」です。以下のポイントを押さえておけば、まず間違いありません。
伸縮性のある素材を選ぶ
Tシャツやスポーツウェアなど、ストレッチの効いた素材が最適です。手足を自由に動かせるかどうかを基準に選びましょう。
肌の露出は控えめに
ホールドに手足をぶつけて擦り傷を作ることがあります。安全のため、特に初心者のうちは膝が隠れる丈のパンツや、半袖以上のトップスを選ぶと安心です。
体にフィットするサイズ感
ダボダボの服は、手足の動きが見えにくくなったり、ホールドに引っかかったりする危険があります。少しゆとりのある、体にフィットするサイズを選びましょう。
女性向けのおすすめ服装・コーデ例
女性の場合、機能性はもちろん、おしゃれも楽しみたいですよね。定番の組み合わせを知っておけば、コーディネートに迷いません。
トップス
動きやすいTシャツやタンクトップが基本です。汗をかいても快適な速乾性のあるスポーツウェアがおすすめです。
ボトムス
「レギンス+ショートパンツ」の組み合わせが最も人気です。動きやすさと体型カバーを両立でき、見た目もおしゃれです。クライミング専用のパンツや、ストレッチの効いたジョガーパンツなども良いでしょう。
男性向けのおすすめ服装・コーデ例
男性の服装は、シンプルで機能的なスタイルが主流です。動きやすさを最優先に考えましょう。
トップス
ロゴTシャツやスポーツブランドのTシャツ、夏場はタンクトップなどが一般的です。
ボトムス
クライミングパンツや、膝が隠れる丈のハーフパンツがおすすめです。クライミングパンツは股下が動かしやすいように作られているため、1本持っていると非常に快適です。伸縮性のあるジャージやスウェットパンツでも問題ありません。
季節ごと(夏・冬)の服装の注意点
季節によって少しだけ服装を工夫すると、より快適にボルダリングを楽しめます。
夏
ジム内は冷房が効いていることが多いですが、登るとすぐに汗だくになります。吸湿速乾性に優れたTシャツがおすすめです。休憩中の冷え対策として、薄手のパーカーなど羽織るものがあると便利です。
冬
冬でもジムの中は暖房で暖かく、半袖で登っている人がほとんどです。ただし、ウォームアップ時や休憩中は体が冷えやすいため、長袖のTシャツやトレーナー、フリースなどを持参し、体温調節ができるようにしておきましょう。
初心者が避けるべきNGな服装
安全に楽しむため、また周りに迷惑をかけないためにも、以下のような服装は避けましょう。
ジーンズなどの硬い素材
伸縮性がなく、足を上げる動作の妨げになります。
スカート
足を上げた際にめくれてしまい、危険なだけでなく、周囲の目も気になってしまいます。
フード付きのパーカー
登っている最中にフードがホールドに引っかかり、首が締まる危険性があります。
ダボダボすぎる服
ホールドに引っかかったり、自分の手足の動きが見えづらくなったりして危険です。
指輪やネックレス、腕時計などのアクセサリー ホールドにぶつけて破損したり、指輪が引っかかって指を怪我したりする恐れがあります。登る前には必ず外しましょう。
まとめ

この記事を参考に準備をすれば、初めてのボルダリングジムでも安心して楽しむことができます。 あとは「やってみたい!」という気持ちだけ持っていけば大丈夫。ぜひ、ボルダリングの達成感と楽しさを味わってきてください!