2025/12/26 公開

ホテルや旅館が苦手な理由、実はこれ？「貸別荘」で変わる！旅の楽しみ方

「北海道に海鮮丼を食べに行きたい」「沖縄の絶景を見に行きたい」「だけど、ホテルや旅館に泊まるのが少し苦手……」というように、遠方へ出かけたいけどホテルや旅館が苦手で旅行を断念した経験はありませんか？

ホテルや旅館を苦手と感じる理由はさまざま。騒音トラブルに遭った方もいれば、室内環境が合わなかった方もいることでしょう。

しかし、宿泊施設の選び方を変えれば快適な滞在が叶い、泊りがけの旅行も楽しめるようになります。

この記事では、ホテルや旅館が苦手と感じるよくあるトラブルを解消する、宿泊施設の選び方のヒントをご紹介します。

ホテルや旅館が苦手な理由、実はこれ？「貸別荘」で変わる！旅の楽しみ方

1. ホテルや旅館でよくあるトラブルと「苦手」な理由
2. ホテル・旅館が苦手でも旅行を楽しむには？
3. 貸別荘を選ぶ4つのメリット
4. 貸別荘がおすすめな5つのシーン

 まとめ

midachi11. ホテルや旅館でよくあるトラブルと「苦手」な理由

まずは、なぜホテルや旅館が苦手と感じるのか紐解いていきましょう。ここではホテルや旅館が苦手と感じる、よくあるトラブルを5つご紹介します。

1-1. 隣室や廊下の音が気になる

「酔っぱらっているのか、廊下でずっと騒いでいる」「隣室の生活音がうるさくて眠れない」というように、ホテルや旅館の音に関するトラブルが原因で苦手と感じたことはありませんか？

ちょっとぐらいなら我慢しようと考えたり、夜間の喋り声はどのくらいの時間まで許容すべきなんだろう…と迷ったりした結果、なかなかフロントに連絡できなかった辛い経験をもつ方もいることでしょう。

一度こうしたトラブルに遭うと、ホテルや旅館での宿泊をためらってしまうのは無理のないことかもしれません。

一方で「子どもが騒いでしまったらどうしよう」と考えて、ホテルや旅館に泊まることを断念される方もいらっしゃるかもしれませんね。どちらにしても、音に関するトラブルでホテルや旅館を苦手と感じてしまう方は多い事でしょう。

1-2. お部屋の乾燥が気になる

ホテルに泊まると、肌やのどが乾燥すると感じたことはありませんか？ホテルの客室の空気が乾燥しているのは、快適性とプライバシーを保つために気密性を高めた造りにしているためです。その結果、外気がほとんど入ってこない構造になっています。

ホテルの客室の湿度や温度は、エアコンや換気システムによる影響を受けます。ホテルによっては全館空調システムで管理されているため、自分好みの温度に調整できない場合もあります。また、窓が開けられない、あるいは安全面に配慮して少ししか開けられないため、ご自身での換気も難しいです。

これらの背景から、ホテルの室内環境が合わないと感じる方もいます。中には室内環境が合わず、体調を崩した経験がある方もいることでしょう。

1-3. ユニットバスが苦手

ホテルの浴室はユニットバスであることが多く「シャワーが狭くて使いにくい」「トイレが近くにあることに抵抗あるし、ニオイも気になる」「便座やトイレットペーパーが濡れてしまうのが嫌だ」といった理由で苦手意識をもつ方もいることでしょう。

また、パートナーや友人と同じ部屋に泊まった場合は「誰かがシャワーを使っている間はトイレに行けない」「洗面台がひとつしかないから順番に使う必要があり、朝の準備があわただしくなる」といった不便さを感じることもあります。

こうした水周りの環境に対するストレスも、ホテルを苦手に感じる理由のひとつです。

1-4. 共同浴場はあまり好きじゃない

共同浴場（大浴場）が用意されているホテルや旅館も多くあります。大浴場なら広々としたスペースで体を洗えますし、洗面台が複数設置されているため着替えや身支度があわただしくなる心配はありません。

しかし、中には「他人の目が気になる」「脱衣所のマットや洗い場の椅子などの衛生面が気になる」といった理由から共同浴場が苦手だという方もいることでしょう。

また、ホテルは浴衣での館内移動を禁止しているところが多いです。そのため、部屋に戻ってから浴衣に着替えることが不便だと感じる方もいるかもしれません。こうした背景から、共同浴場があるホテルや旅館が苦手だと感じるケースもあります。

1-5. 無機質な雰囲気が苦手でリラックスできない

備品をデスクまわりに収納したり、ベッドのそばにコンセントや USB充電ポートを設置したりと、ホテルの客室は機能面に配慮された造りになっています。

しかし、そのことが原因で無機質な雰囲気となり、リラックスできないと感じる方もいるかもしれません。こうしたホテルならではの部屋造りが、苦手と感じるきっかけになる場合もあります。

midachi22. ホテル・旅館が苦手でも旅行を楽しむには？

ホテルや旅館を苦手と感じる理由をカバーできる宿泊施設を選べば、泊りがけの旅行を楽しめます。ここでは、ホテルや旅館が苦手と感じる方の宿泊施設選びのヒントを5つご紹介します。

ヒント①：離れのある旅館を選ぶ

周囲の音が気になる方は、プライベート空間を重視した離れのある旅館を選ぶのもひとつの手です。離れのある旅館は各お部屋に内風呂や露天風呂が付いているケースが多く、水周りの環境の悩みも解消できる可能性があります。

さらに部屋食が可能な旅館を選べば、ほとんどの滞在時間をプライベート空間で過ごすことができるでしょう。

ヒント②：キッズルームのあるホテルを選ぶ

子どもが騒いでしまわないか心配な場合は、キッズルーム完備のホテルがおすすめです。こうしたホテルは子ども向けのサービスやアメニティが用意されていることが多く、快適に過ごせるでしょう。

ヒント③：3点独立型のお部屋を選ぶ

水周りの環境にお悩みの方は、浴室やトイレ、洗面台が独立したお部屋のあるホテルや旅館を選ぶと良いでしょう。ユニットバスタイプと比べて部屋数が少ない傾向にあるため、早めに予約をするのがおすすめです。

ヒント④：貸切風呂があるホテルや旅館を選ぶ

ユニットバスのシャワーを使いたくない、公共浴場は苦手という方は、貸切風呂を活用するのもひとつの手です。貸切風呂ならゆったりと湯に浸かれるだけでなく、広々とした更衣室や洗面所も独り占めできます。ただし貸切風呂の数には限りがあるため、利用時間などに制限が設けられている場合があります。予約前にルールをチェックしておくと良いでしょう。

ヒント⑤：貸別荘を利用する

貸別荘とは、一軒家のような独立した建物や、マンションなどのお部屋をまるごと借りられる宿泊施設のことです。リビングや寝室を備え、水周りの環境も整っているため「自宅のようにリラックスして泊まれる」のが魅力です。

貸別荘も選択肢に入れると、よりあなたに合った宿泊施設が選べるようになるでしょう。

midachi33. 貸別荘を選ぶ4つのメリット

貸別荘なら「水回りの問題」や「騒音トラブル」など、複数の悩みを同時に解決できる可能性があります。ここでは、貸別荘を選ぶメリットを4つご紹介します。

3-1. ①プライベートな空間を満喫できる

出典：那須の貸別荘コテージ7（ナナ） V棟

一棟貸し切りタイプの貸別荘なら建物が独立しているため、周囲の目や音などを気にせずリラックスして過ごせます。「森林に囲まれている」「無人のビーチが目の前に広がっている」といった、自然豊かなロケーションにある隠れ家のような貸別荘もありますよ。

3-2.② 広々とした間取りでくつろげる

出典：太陽と星が輝く宿季楽～KIRA～

貸別荘は、キッチンやリビング、寝室など複数の部屋を備えた広々とした間取りで造られています。部屋が複数あれば、ひとりひとりのスペースを確保できるため、グループで泊まっても快適に過ごせるのが魅力です。

窓の開閉が自由にできるので、室内換気にも困りません。また多くの場合でバス・トイレが独立しているため、水周りの環境も快適。洗濯機や洗剤・柔軟剤を備えた貸別荘なら、外で遊んで汚れた服をすぐに洗うこともできますよ。

囲炉裏や暖炉、薪ストーブなどを備えた貸別荘もあり、暮らすように泊まれる快適さに「非日常の体験」をプラスすることもできます。

3-3. ③自由な食事を楽しめる

出典：Retreat Villa Aym

貸別荘のキッチンにはコンロや冷蔵庫のほか、炊飯器や電子レンジ、食器、調理器具などが揃っています（用意されているものは貸別荘によって異なります）。自炊が可能なので、食事の自由度が高いです。

地元のスーパーや道の駅で食材を買って、その土地ならではの料理を作ったり、人気のカフェでテイクアウトした料理を並べたりと、さまざまな形で食事が楽しめます。

バーベキュー機材が無料でレンタルできたり、海鮮やブランド牛がいただけるバーベキュープランを予約できたりと、貸別荘によってはオプションも付いています。

敷地内のレストランで食事ができる貸別荘や、飲み放題プランがある貸別荘、お弁当の注文ができる貸別荘などもありますよ。

3-4. ④貸別荘ごとの個性も楽しもう

出典：HERMiT ichinomiya ハーミットいちのみや

貸別荘はひとつひとつ趣やテーマが異なるので、宿泊そのものが特別な旅行体験になるのもメリットのひとつ。例えば温泉やサウナ付きの貸別荘を選べば、周りを気にせず好きな時間に好きなだけ堪能できます。

ほかにも、こういった貸別荘がありますよ。

・ドームテントでのグランピングができる
・国登録有形文化財の建物に泊まれる
・ウッドデッキで森林浴ができる
・富士山を見ながら足湯に浸かれる
・楽器の演奏やカラオケができる

このほか、餅つきや味噌づくりといったアクティビティが用意されている貸別荘もあります（別途有料）。個性豊かな貸別荘ならあなたに理想の合った旅行が楽しめることでしょう。

midachi44. 貸別荘がおすすめな5つのシーンをご紹介

出典：BAROSSA HOUSE

貸別荘は、次のようなさまざまなシーンの旅行で活用できます。

・お子様連れのご家族
・女子旅、グループ旅行
・一人旅、ワーケーション
・カップルやご夫婦
・ペット（犬）との旅行

シーン別に貸別荘を選ぶときのポイントもご紹介しましょう。

お子様連れのご家族にぴったりの貸別荘は？

お子様連れのご家族なら、観光地に近い貸別荘や自然散策ができる貸別荘、スマートテレビ完備でお部屋の中でも遊べる貸別荘などがおすすめです。お子様の年齢や人数に応じて添い寝が無料になるケースもあります。

女子旅・グループ旅にぴったりの貸別荘は？

女子旅ならプライベートサウナやプールがある貸別荘や、アメニティが充実した貸別荘を選んでみてはいかがでしょうか。グループ旅行には寝室がたくさんある、大人数歓迎の貸別荘がおすすめです。最大定員6～10名の貸別荘も多くあります。

一人旅・ワーケーションにぴったりの貸別荘は？

一人旅でいろんな観光地を回る予定なら、駅近くの貸別荘や都市部の貸別荘に泊まると便利。あるいは、海や湖の近くといった非日常的なロケーションでひとりの時間を満喫するのもおすすめです。愛犬と滞在して一緒に特別な時間を過ごす方もいます。

ワーケーションでの利用なら、長期滞在歓迎の貸別荘がおすすめです。あわせてネット環境も確認しておきましょう。

カップルやご夫婦にぴったりの貸別荘は？

カップルやご夫婦での旅行なら、自然に囲まれた「大人の隠れ家」のような貸別荘に泊まるのはいかがでしょうか。ウッドデッキでくつろいだり、星空を楽しんだりできる専用の庭が付いた貸別荘に泊まるのも楽しいでしょう。

ペットとの旅行ににぴったりの貸別荘は？

愛犬と泊まるなら、プライベートドッグランが付いた貸別荘がおすすめ。脚洗いシャワーやペット用品が用意されている貸別荘も多くあります。また、わんちゃん以外のペット歓迎の貸別荘もありますよ。

midachi5まとめ

過去にホテルや旅館の宿泊で嫌な経験をされた方も「苦手」を解消するお部屋を選べば、きっと泊りがけの旅行を楽しめるようになるでしょう。

室内環境や音に関する悩みを同時に解消できる「貸別荘」を選択肢のひとつに加えるのもおすすめです。家族旅行や女子旅など、あらゆるシーンで活用できることでしょう。

貸別荘は、ホテルや旅館と同じようにオンラインでの予約が可能です。宿泊前にオーナーと直接コンタクトが取れるので安心感もありますよ。

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● ペットと泊まれる貸別荘・コテージ・一棟貸しの宿泊施設一覧
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※この記事は2025年12月26日時点の情報です。
掲載情報は変更の可能性があります。
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