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2026/02/20 公開

4月の行事食カレンダー イベント別献立アイデア集

4月の行事食カレンダー イベント別献立アイデア集
新年度が始まり、心躍る4月。桜の開花とともに、お花見や入学式など、さまざまなイベントが目白押しです。施設での献立作成やご家庭での食卓に、季節感あふれる行事食を取り入れてみませんか?
この記事では、病院や高齢者施設、保育園などで献立を考える栄養士さんや、ご家庭で季節の食事を楽しみたい方に向けて、4月の行事・イベントにぴったりの行事食をカレンダー形式でご紹介します。
お花見弁当からお祝い膳、イースターの楽しいレシピまで、具体的な献立のアイデアや、対象者別にアレンジする際のポイントも解説します。この記事を参考に、4月ならではの美味しい食事で、春の訪れを祝いましょう。

4月の行事・イベント食カレンダー
4月の行事・イベント食カレンダー

まずは、4月にある主な行事やイベント、記念日をカレンダーで見ていきましょう。それぞれの日にちなんだ食べ物も一緒にご紹介するので、献立作りのヒントにしてください。

4月上旬の行事と食べ物

新生活がスタートする4月上旬は、春の訪れを感じさせるイベントが豊富です。
■4月1日 エイプリルフール
あっと驚くような、見た目と味が違う「そっくり料理」が人気です。例えば、ラーメンそっくりのケーキや、お寿司そっくりのグミなど、遊び心のあるメニューが楽しめます。
■4月上旬~中旬 お花見
桜を愛でながら楽しむ食事は格別です。花見団子や、彩り豊かなお花見弁当が定番です。
■4月4日頃 清明(せいめい)
二十四節気のひとつで、“万物が清らかで生き生きする頃”を表す「清浄明潔」の略。すべてのものが清らかで生き生きとする頃を指します。この時期に旬を迎えるたけのこやふきなど、春の山菜を使った料理がおすすめです。
■3月下旬~4月上旬 イースター(※2026年は4月5日)
キリストの復活を祝うお祭りで、春の訪れを祝う意味もあります。生命の誕生を象徴する卵(イースターエッグ)を使った料理や、うさぎをモチーフにした可愛らしい料理が定番です。

4月中旬の行事と食べ物

気候が安定し、お出かけにも最適な季節です。少し変わったイベント食を取り入れるのも良いでしょう。
■4月13日 十三詣り(じゅうさんまいり)
数え年で13歳になった子供が、知恵と福徳を授かるために虚空蔵菩薩にお参りする行事です。お祝いには、知恵を象徴する大根を使った料理や、お祝いの定番であるお赤飯が食べられます。

4月下旬の行事と食べ物

ゴールデンウィークの始まりとともに、祝日が続く時期です。家族や友人と集まる機会も増えるでしょう。
■4月29日 昭和の日
「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」国民の祝日です。昭和の時代に流行したナポリタンやオムライス、クリームソーダなど、どこか懐かしいレトロなメニューで当時を偲んでみてはいかがでしょうか。

お花見の行事食と献立アイデア
お花見の行事食と献立アイデア

春の代表的なイベントといえば「お花見」。桜の下で食べる食事は、美味しさもひとしおです。

お花見の由来と意味

お花見の始まりは、奈良時代の貴族の行事が起源とされています。もともとは中国から伝わった梅を観賞するものでしたが、平安時代になると桜が対象となりました。農民にとっては、桜の咲き方でその年の豊作を占う大切な行事であり、桜の木の下でお供え物をして宴会を開いたのが、現代のお花見の原型と言われています。

定番の食べ物 花見団子とお弁当

お花見に欠かせないのが、花見団子とお弁当です。
■花見団子
ピンク・白・緑の三色が特徴的なお団子です。ピンクは桜(春)、白は雪(冬)、緑はよもぎ(夏)を表し、日本の四季を表現していると言われています(※諸説あり)。このお団子を食べることで、季節の移ろいを感じることができます。
■お花見弁当
江戸時代に庶民の間でお花見が広まるにつれて、重箱に詰めた豪華な弁当を持っていくスタイルが定着しました。彩り豊かで、冷めても美味しいおかずを詰めるのがポイントです。

子供が喜ぶお弁当の献立例

子供向けのお弁当は、見た目の楽しさと食べやすさが重要です。
■桜でんぶの飾りおにぎり
ごはんに桜でんぶを混ぜてピンク色にし、桜の型で抜けば、見た目も華やかなおにぎりになります。
■タコさんウインナーとブロッコリー
お弁当の定番おかず。赤と緑で彩りも良くなります。
■ミニミートボール
一口サイズで食べやすく、子供に人気のメニューです。
■いちごやオレンジ
デザートには、手づかみで食べられるフルーツがぴったりです。

高齢者向けの食べやすい献立例

高齢者向けには、柔らかさや飲み込みやすさに配慮した献立が求められます。
■手まり寿司
一口サイズで食べやすく、見た目も華やかです。ネタは、蒸し海老や錦糸卵、アボカドなど柔らかいものがおすすめです。
■鶏肉の照り焼き
鶏もも肉を使い、皮を取り除いて調理すると、より柔らかく仕上がります。タレにとろみをつけると、むせにくくなります。
■高野豆腐の含め煮
だしがじゅわっと染み込んだ高野豆腐は、歯茎でもつぶせる柔らかさです。人参やさやいんげんを添えると彩りが良くなります。
■フルーツのあんみつ風
寒天や柔らかく煮たフルーツ、白玉などを組み合わせれば、喉ごしの良いデザートになります。

入学・入園祝いの行事食と献立
入学・入園祝いの行事食と献立

4月は入学・入園のシーズン。子供の新たな門出を、縁起の良い食材を使ったお祝い膳で祝福しましょう。

お祝いの定番 お赤飯と鯛

お祝いの席に欠かせないのが、お赤飯と鯛です。
■お赤飯
古くから赤い色には邪気を払う力があると信じられており、お祝いの席で振る舞われるようになりました。もち米ならではのもっちりした食感と、ささげ豆の風味が特徴です。
■鯛
「めでたい」の語呂合わせから、お祝いの魚として親しまれています。尾頭付きの鯛は「最初から最後まで全うする」という意味が込められており、縁起が良いとされています。

縁起の良い食材 はまぐりと海老

お祝い膳には、ほかにも縁起の良い食材が使われます。
■はまぐり
対になっている貝殻でなければぴったりと合わないことから、夫婦円満や良縁の象徴とされています。お吸い物にするのが定番です。
■海老
腰が曲がった姿から、腰が曲がるまで長生きできるようにという長寿の願いが込められています。鮮やかな赤色もお祝いの席に華を添えます。

華やかなお祝い膳の献立例

お祝いの気持ちを込めて、華やかな献立を揃えてみましょう。
・主食:お赤飯
・主菜:鯛の塩焼き
・汁物:はまぐりのお吸い物
・副菜:筑前煮(れんこんは「先を見通せる」、ごぼうは「根を張る」など縁起の良い根菜が豊富)
・副菜:紅白なます(お祝いの水引をイメージさせる紅白の色合い)

手軽に作れるお祝いレシピ

本格的なお祝い膳は大変……という方には、手軽に作れるレシピがおすすめです。
■炊飯器で簡単お赤飯
市販のお赤飯セットを使えば、炊飯器で手軽に本格的な味が楽しめます。
■鯛の切り身でアクアパッツァ
尾頭付きでなくても、鯛の切り身を使えば豪華な一品に。あさりやミニトマトと一緒に蒸し焼きにすれば、彩りも豊かです。
■桜餅
春らしい和菓子でお祝いムードを盛り上げましょう。道明寺粉とこしあん、桜の葉の塩漬けがあれば、電子レンジで簡単に作れます。

イースターの行事食と献立
イースターの行事食と献立

近年、日本でもイベントとして定着しつつあるイースター。可愛らしいモチーフの料理で食卓を彩りましょう。

イースター(復活祭)の由来と日程

イースターとは、十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが、3日目に復活したことを祝うキリスト教における重要なお祭りのひとつです。春の自然の蘇りを祝うお祭りとしての側面も持ち合わせています。
イースターの日付は毎年異なり、「春分の日以降の、最初の満月の次の日曜日」と定められています。そのため、3月下旬から4月下旬の間で変動します。

象徴的な食べ物 イースターエッグ

イースターのシンボルといえば、カラフルに装飾された卵「イースターエッグ」です。卵は、生命の始まりや復活を象徴するとされています。食卓では、ゆで卵を使った料理や、卵型の料理が楽しまれます。

世界のイースター料理 ラム肉とパン

世界では、国や地域によってさまざまなイースター料理が食べられています。
■ラム肉(子羊の肉)
キリストが「神の子羊」と呼ばれることから、イースターのメインディッシュとして食べられることが多い食材です。
■ホットクロスバン(ホットクロスバンズ)
イギリスで食べられる、十字の模様が入った甘いパン。十字はキリストの受難を象徴しています。
■コロンバ・パスクアーレ(別名:コロンバ・ディ・パスクア)
イタリアの伝統的な焼き菓子。平和の象徴である鳩の形をしています。

子供と楽しむイースターのレシピ

子供と一緒に作って楽しめる、簡単で可愛いイースターのレシピをご紹介します。
■カラフルうずらエッグ
うずらの卵の水煮を、食紅を溶かした水に漬けるだけで、簡単にカラフルなイースターエッグが作れます。
■ひよこのデビルドエッグ
ゆで卵の黄身を取り出し、マヨネーズなどと和えて白身に詰める「デビルドエッグ」。黄身を丸めてひよこの形にし、黒ゴマで目を、人参でくちばしを作れば、可愛い一品になります。
■うさぎのカレーライス
ごはんをうさぎの形に整え、カレーを盛り付けます。耳や顔のパーツをチーズや海苔で作れば、子供が喜ぶこと間違いなしです。

4月の旬の食材を使った料理
4月の旬の食材を使った料理

行事食だけでなく、旬の食材を取り入れることでも季節感を演出できます。4月は春ならではの美味しい食材が豊富です。

春野菜 たけのこ・菜の花・春キャベツ

たけのこ

春の味覚の王様。掘りたてはえぐみが少なく、香りも豊かです。
・たけのこご飯
・若竹煮(わかめとの煮物)
・土佐煮(鰹節と煮る料理)

菜の花

独特のほろ苦さが春の訪れを感じさせます。おひたしや和え物、パスタの具材にもぴったりです。
・菜の花の辛子和え
・菜の花とベーコンの炒め物

春キャベツ

葉が柔らかく、みずみずしくて甘みが強いのが特徴です。生でサラダにするのはもちろん、さっと火を通す料理にも向いています。
・春キャベツのコールスロー
・春キャベツとあさりの蒸し煮

春の果物 いちご

4月は、いちごが美味しい季節です。そのまま食べるのはもちろん、デザートの主役としても大活躍します。
・いちご大福
・いちごのショートケーキ
・いちごゼリー

旬の食材を活かした献立アイデア

旬の食材を組み合わせることで、春満載の献立が完成します。
■和食献立
たけのこご飯、鰆の塩焼き、菜の花のおひたし、あさりの味噌汁
■洋食献立
春キャベツとしらすのペペロンチーノ、新玉ねぎのポタージュ、いちごのパンナコッタ

対象者別アレンジ献立のポイント
対象者別アレンジ献立のポイント

施設などで食事を提供する際は、食べる人に合わせた工夫が大切です。

高齢者施設向け 嚥下配慮と彩り

高齢者向けの食事では、安全に美味しく食べられる工夫が求められます。
■嚥下調整食でも彩り豊かに
刻み食やミキサー食は、食材を混ぜてしまうと単調な色合いになりがちです。食材ごとに調理し、盛り付けの際に元の形に近づけることで、見た目も美味しそうになります。
■ムース食の活用
嚥下調整に用いるゼリー化剤を使ってムース状に固めると、形を保ちつつ、舌でつぶせる柔らかさを実現できます。
■行事食カードを添える
料理に行事の由来などを書いたカードを添えることで、食事への関心が高まり、会話のきっかけにもなります。

保育園・子供向け 楽しい見た目の工夫

子供向けの食事は、食への興味を引き出す「楽しい見た目」がポイントです。
■型抜きを活用する
人参やチーズを桜や動物の型で抜くだけで、お弁当やプレートがぐっと可愛らしくなります。
■キャラクターをモチーフに
ケチャップライスで動物の顔を作ったり、海苔でキャラクターの顔を描いたりする「デコごはん」は子供たちに大人気です。
■自分で作る楽しさを提供
手巻き寿司やフルーツサンドなど、子供たちが自分で具材を選んで作れるメニューは、食育にもつながり、好き嫌いの克服にも役立ちます。

アレルギー対応の代替食材案

食物アレルギーを持つ方にも安心して食事を楽しんでもらうための代替案です。
■卵の代替
錦糸卵の代わりに、かぼちゃペーストを薄く焼いた「かぼちゃシート」を使うと、彩りもきれいです。つなぎとしては、豆腐やマッシュポテトが使えます。
■乳製品の代替
牛乳の代わりに豆乳やアーモンドミルク、バターの代わりに米油やオリーブオイルを使用します。
■小麦の代替
小麦粉の代わりに米粉や片栗粉を使います。揚げ物の衣は、米粉を使うとカリッとした食感に仕上がります。

イベントを盛り上げる食の豆知識ネタ

食事の時間に、行事食に関するクイズや豆知識を披露するのもおすすめです。
■Q:「花見団子の色の順番には意味があるって本当?」
⇒A:はい。下から緑(草)、白(雪)、ピンク(桜)で、雪の下から新芽が芽吹き、桜が咲く春の情景を表しているという説があります。
■Q:「鯛がおめでたい魚とされるのは『めでたい』のダジャレだけ?」
⇒A:いいえ。赤い色が縁起が良いとされたことや、栄養価が高く味が良い高級魚であったこと、七福神の恵比寿様が持っている魚であることなども理由です。
■Q:「イースターに登場するうさぎは何を運んでくる?」
⇒A:イースターエッグ(卵)です。うさぎは多産であることから、豊穣や繁栄のシンボルとされています。

まとめ
まとめ

4月は、お花見や入学祝い、イースターといった心弾む行事とともに、たけのこや春キャベツ、鰆など、春ならではの美味しい食材が旬を迎える季節です。
この記事でご紹介した行事食のカレンダーや献立アイデアを参考に、食べる人に合わせた工夫を凝らしながら、季節感あふれる食卓を演出してみてください。
伝統的な行事食の由来を知ることで、食事の時間がより豊かになります。彩り豊かな旬の食材をふんだんに使って、施設やご家庭で、素敵な春のイベントを楽しんでくださいね。