春の訪れを感じる風物詩、セリ。独特の香りとほろ苦さは、多くの日本人に愛されています。今回は、そんなセリの旬や魅力、栄養価についてご紹介します。
さらに、貸別荘やコテージで楽しめるセリを使ったレシピもご提案!春の香りを存分に味わってみませんか?
セリの種類と特徴

セリには、「春セリ」と「冬セリ」と大きく分けて2種類が存在します。
春セリは、その名の通り春先に旬を迎えます。柔らかな茎と葉を持ち、独特の爽やかな香りが特徴です。おひたしや酢味噌和え、汁物など様々な料理に利用されます。
一方、冬セリは冬から初春にかけてが旬の品種です。茎は太く、根元が赤みを帯びるのが特徴です。春セリと比べて香りが弱く、代わりに歯ごたえがあり、根元まで美味しく食べることができます。主に鍋物や煮物に用いられます。
このように、春セリと冬セリは香りや食感、旬の時期などが異なります。それぞれの特徴を生かして、春の訪れや冬の食卓を彩ってみてはいかがでしょうか。
春の香りと柔らかな茎と葉「香り高い春セリ」
春セリは、その名の通り春に旬を迎えるセリです。冬の間じっと耐え忍んだ生命力が、柔らかな茎と葉にみずみずしい香りと繊細な味わいを宿します。春の訪れを感じさせてくれる食材のひとつとして、古くから愛されてきました。
最大の魅力は、何といってもその香りです。独特のさわやかな香りは、食欲をそそり、料理に春の息吹を吹き込んでくれます。また、茎と葉は柔らかく、生食はもちろん、さっと湯通しするだけでもおいしくいただけます。
また、春セリには様々な栄養素が含まれています。βカロテン、ビタミンC、葉酸、鉄分、カリウムなどが豊富で、特にβカロテンは免疫力を高めたり、抗酸化作用を持つことで知られています。また、カリウムは体内の塩分濃度を調整し、むくみの予防にも効果的です。
様々な料理にも活用することができます。味噌汁、胡麻和え、天ぷらなど、和食との相性が抜群です。
特に、春の山菜と合わせた「山菜おこわ」は、春の味覚を満喫できる一品です。また、チヂミやサラダなど、洋食の素材としても活躍してくれます。
春セリの旬は短く、4月頃から5月中旬頃までが最もおいしい時期と言われています。この期間に、ぜひ春セリの香りと味を堪能してみてはいかがでしょうか。
根っこまで楽しめる「冬セリ」
冬セリは、晩秋から冬にかけて収穫されるセリです。根っこまで美味しいのが特徴で、シャキシャキとした食感とほのかな苦みが大人に人気のセリです。葉は緑色が濃く、香りが強いのも特徴です。
使い方としては、鍋物や汁物に入れるのがおすすめです。ただ根っこはアクが強いので、下茹でしてから使いましょう。また、おひたしや天ぷらにしても美味しくいただけます。
栄養素として、βカロテンやビタミンC、葉酸、鉄分、カリウムなど、多くの栄養素が含まれています。特に、βカロテンは免疫力を高める効果があり、風邪の予防にも役立つと言われています。
冬セリは、寒い時期に美味しくいただけるセリです。ぜひ、この機会に味わってみてください。
セリの魅力

セリは、独特の香りを持つ春を代表する山菜のひとつです。
古くから食用とされており、春の七草にも数えられるほど、日本人に親しまれてきました。
セリは、様々な料理に活用できます。代表的なものとしては、おひたし、胡麻和え、天ぷら、鍋物、和え物、スープなどがあります。また、近年ではセリを使ったスイーツなども登場しています。
冬のセリは、茎・葉だけでなく根も楽しめます
冬のセリは、春セリとは異なり、根っこまでおいしく食べることができます。根っこはセリ特有の香りとほろ苦さが強く、鍋物や汁物に入れると、独特の風味と食感をプラスしてくれます。また、天ぷらや炒め物にしてもおいしくいただけます。
特徴として、根っこが太くて短く、ひげ根が多いです。根っこを食べる際は、よく洗ってから土を落として、ひげ根は切り落としてください。
冬セリは、寒さで甘みが増すので、春セリよりも栄養価が高いと言われています。特に、βカロテン、ビタミンC、葉酸、鉄分、カリウムなどが豊富に含まれています。
セリの栄養素

セリは栄養価の高い野菜です。
主な栄養素としては、βカロテン、ビタミンC、葉酸、鉄分、カリウムなどが挙げられます。
・βカロテン:体内でビタミンAに変換され、目の健康や免疫力を高める働きがあります。
・ビタミンC:肌の健康や抗酸化作用に効果的です。
・葉酸:赤血球の産生を助け、貧血を予防します。
・鉄分:血液中の酸素を運搬するヘモグロビンの材料となり、貧血予防に効果的です。
・カリウム:体内の水分バランスを調整し、血圧を正常に保つ働きがあります。
セリは、これらの栄養価に加え、独特の香りも魅力です。春の香りを貸別荘で味わうのも良いでしょう。
βカロテン
セリはβカロテンを豊富に含む野菜です。βカロテンは体内でビタミンAに変換される栄養素で、目の健康維持や免疫力の向上、抗酸化作用など様々な効果が期待されています。
セリは特にβカロテンの含有量が高い野菜の一つです。100gあたりのβカロテン含有量は、なんとほうれん草の約2倍にもなります。
βカロテンは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂ると吸収率が高まります。セリを使った料理には、ごま油やオリーブオイルなど、良質な油を少し加えて調理すると良いでしょう。
また、βカロテンは熱に強い栄養素なので、加熱調理してもほとんど損失しません。セリをさっと茹でたり、炒めたりして食べることで、効率的にβカロテンを摂取することができます。
ビタミンC
セリには、100gあたり40mgものビタミンCが含まれています。これは、レモン1個分に相当する量です。ビタミンCは、コラーゲンの生成を促進し、肌のハリや弾力を保つのに役立つため、美肌効果が期待できます。
また、抗酸化作用も高く、体内の活性酸素を除去することで、がんや生活習慣病の予防にも効果的です。
葉酸
セリの栄養価の中でも、特に注目したいのが葉酸です。葉酸は、細胞の成長や分裂をサポートする重要な栄養素で、妊娠初期の胎児の神経管閉鎖障害を防ぐ効果があると言われています。また、貧血の予防や動脈硬化の予防にも効果があると考えられています。
セリの葉酸含有量は、100gあたり170μgと非常に豊富です。これは、成人が1日に必要とする葉酸量の約43%に相当します。セリは、葉酸を効率的に摂取できる優れた食材と言えるでしょう。
セリの葉酸は、水溶性ビタミンなので、調理の際に水に溶け出してしまいます。そのため、セりは生で食べるか、さっと茹でて食べるのがおすすめです。また、葉酸は熱に弱いので、長時間加熱すると壊れてしまいます。
鉄分
セリに含まれる鉄分は、100gあたり2.3mgと、ほうれん草(3.9mg)や小松菜(2.8mg)と比較しても遜色ありません。
また、鉄分の吸収率を高めるビタミンCも豊富に含まれているため、効果的に鉄分を摂取することができます。
また、鉄分は、エネルギー代謝にも関与しており、疲れやすい方にもおすすめです。
菜の花の鉄分は、βカロテンやビタミンCと一緒に摂ることで吸収率が高まります。そのため、菜の花と一緒に、ニンジンやピーマンなど、βカロテンやビタミンCを多く含む野菜を食べるのがおすすめです。
カリウム
カリウムは、セリに含まれる重要な栄養素の一つです。カリウムは、体内の水分バランスを維持し、筋肉の収縮や神経の伝達を正常に機能させるために必要不可欠です。また、血圧を下げる効果もあるため、高血圧の予防にも役立ちます。
セリ100gあたりのカリウム含有量は約670mgで、これは成人が1日に必要とするカリウム量の約20%を占めます。セリは、カリウムを豊富に含む食品として知られており、積極的に摂取することで健康維持に役立てることができます。
セリの選び方

セリを選ぶポイントは、次の2つです。
・葉がみずみずしく、鮮やかな緑色をしていること
・茎が太すぎず、ピンと立っていること
・根元がしっかりとしていること
これらのポイントを押さえて、新鮮で美味しいセリを選びましょう。
葉がみずみずしく、鮮やかな緑色をしている
セリを選ぶ際には、まず葉の状態を確認しましょう。みずみずしく、鮮やかな緑色をしているものが新鮮です。葉の色がくすんでいたり、黄色くなっていたりするものは避けましょう。
また、根元がしっかりとしていることも大切です。根元がぐったりとしていたり、根が切れていたりするものは、鮮度が落ちてしまっている可能性があります。
茎が太すぎず、ピンと立っている
セリの選び方において、茎が太すぎず、ピンと立っているものは、鮮度が良く、おいしさが期待できます。セリは茎が水分を多く含むため、時間の経過とともにしなってきます。
そのため、茎がピンと立っているものは、収穫から時間が経っておらず、新鮮な証拠となります。
また、茎が太すぎると、固くて食べにくくなる場合があるため、適度な太さのものを選ぶようにしましょう。
根元がしっかりとしていること
セリの根元は栄養価が高く、シャキシャキとした食感を楽しめる部位です。新鮮なセリを選ぶためには、根元がしっかりとしているものを選ぶことが大切です。
セリの根元は、鮮度だけでなく、生育環境を知る手がかりにもなります。根元が太くしっかりしているものは、土壌が肥沃で水はけが良い場所で育ったセリです。逆に、根元が細く貧弱なものは、生育環境があまり良くなかったセリの可能性があります。
適切な保存方法

セリの保存方法は、大きく分けて2つあります。
・冷蔵保存
・冷凍保存
それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。
冷蔵保存は、短期間で消費する場合に適しています。セリを軽く水洗いして汚れを落とし、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。湿らせた新聞紙に包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
冷凍保存は、長期間保存したい場合に便利です。セリをさっと茹でて冷水にさらし、水気を切ります。適当な大きさにカットして、ラップに包んで冷凍庫で保存しましょう。
保存方法をマスターすれば、セリをいつでもおいしく楽しむことができます。ぜひ、春の香りを貸別荘で味わってみてはいかがでしょうか。
冷蔵保存
セリを購入したら、すぐにビニール袋に入れるか、キッチンペーパーで包んで保存しましょう。この時、湿らせたキッチンペーパーで包むと鮮度が長持ちします。野菜室で保存し、3~4日を目安に使い切りましょう。
また、セリの根元を水に浸して保存すると、より鮮度を保つことができます。根元を切り落として水を入れた容器に入れ、冷蔵庫に入れておきましょう。この方法だと、1週間ほど保存できます。
セリは水にさらすと栄養価が落ちてしまうため、洗うのは食べる直前にしましょう。また、カットしてしまうと傷みやすくなるので、使う分だけカットして保存するのがおすすめです。
冷凍保存
冷凍保存すれば、より長く保存することができ、いつでも新鮮なセリを楽しむことができます。
冷凍保存する際には、以下のような手順を踏みます。
1:セリを丁寧に洗い、水気をよく切ります。
2:セリを適当な大きさに切ります。
3:切ったセリをジップロックなどの保存袋に入れます。
4:空気をできるだけ抜いて、袋を密封します。
5:冷凍庫に入れて保存します。
冷凍保存したセリは、約1ヶ月程度保存することができます。解凍する際には、自然解凍するか、凍ったまま調理に使用することができます。
下ごしらえ

セリはアクが強いので、下ごしらえが大切です。
1:根元を切り落とし、葉と茎を分けて洗います。
2:葉は3cm程度、茎は5cm程度の長さに切ります。
3:鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加えてセリを1分ほど茹でます。
4:茹で上がったら、すぐに冷水にさらしてアク抜きをします。
5:水気をしっかり絞って完成です。
下ごしらえをしたセリは、おこわや胡麻和え、チヂミなど様々な料理に活用できます。 春の香りを存分に味わえるセリ料理を、貸別荘でゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。
貸別荘やコテージで使えるセリを使ったレシピ
今回のおすすめレシピは、セリを使った山菜おこわ、セリの胡麻和え、セリのチヂミの3つです。
山菜おこわは、もち米にセリ、タケノコ、シイタケなどの山菜を入れて炊いた、風味豊かなおこわです。セリの胡麻和えは、茹でて水気を絞ったセリに、すりごまや醤油、みりんを合わせた和え衣を絡めた、定番の一品です。
セリのチヂミは、刻んだセリと小麦粉、卵を混ぜて焼いた、韓国風のチヂミです。香ばしい食感とセリの風味が楽しめます。
どのレシピも、簡単な材料で作ることができるので、ぜひチャレンジしてみてください! 貸別荘やコテージで、春の味覚を存分に楽しんでくださいね。
山菜おこわ

セリは、さまざまな料理に利用できますが、中でも山菜おこわは春の定番料理として人気です。
山菜おこわは、もち米にセリなどの山菜、油揚げ、人参などを混ぜて炊き込んだもので、もちもちとした食感と山菜の香りが楽しめる一品です。貸別荘やコテージでの食事に、山菜おこわを作ってみてはいかがでしょうか。
<材料>
・もち米:2合
・セリ:1束
・油揚げ:1枚
・人参:1/2本
・椎茸:3枚
・だし汁:360ml
・醤油:大さじ2
・みりん:大さじ1
・酒:大さじ1
<作り方>
1:もち米は洗ってザルに上げておく。
2:セリは根元を切り落とし、3cm幅に切る。
3:油揚げは細切りにする。
4:人参は皮をむいて千切りにする。
5:椎茸は薄切りにする。
6:炊飯器に、もち米、だし汁、醤油、みりん、酒を入れて混ぜる。
7:セリ、油揚げ、人参、椎茸を加えて軽く混ぜる。
8:炊飯器のスイッチを入れて炊く。
9:炊き上がったら、しゃもじで軽く混ぜる。
山菜おこわは、そのまま食べても美味しいですが、お好みの具材を添えても楽しめます。例えば、刻んだ大葉や木の芽を散らすと、香りがより一層引き立ちます。また、山菜おこわを握り飯にして、おにぎらずにしても美味しいです。
セリの胡麻和え

春の香りを楽しむなら、セリの胡麻和えはいかがでしょうか。シンプルながらセリの風味と胡麻のコクが楽しめる一品です。
<材料>
・セリ:1束
・白すり胡麻:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・醤油:大さじ1
・みりん:大さじ1
・酢:大さじ1/2
<作り方>
1:セリは根元を切り落とし、3cmほどに切る。
2:鍋に湯を沸かし、塩少々を加えてセリをさっと茹でる。
3:茹でたセリを冷水に取り、水気をよく絞る。
4:すり鉢に白すり胡麻を入れてすり、砂糖、醤油、みりん、酢を加えて混ぜる。
5:3のセリを加えて和える。
<ポイント>
・セリはさっと茹でることで、鮮やかな緑色とシャキシャキとした食感を残すことができます。
・胡麻和えの調味料はお好みで調整してください。
・貸別荘やコテージで作る際には、すり鉢や鍋などの調理器具が必要になります。
セリのチヂミ

このレシピでは、セリの香りと食感を存分に楽しめるチヂミをご紹介します。
簡単かつ美味しいので、貸別荘やコテージでの食事にぴったりです。
<材料>
・セリ:1束
・小麦粉:100g
・片栗粉:大さじ1
・水:150ml
・卵:1個
・ごま油:大さじ1
・塩:小さじ1/2
・こしょう:少々
<作り方>
1:セリは根元を切り落とし、葉と茎をざっくりと刻む。
2:ボウルに小麦粉、片栗粉、水、卵、ごま油、塩、こしょうを入れて混ぜ合わせる。
3:2に刻んだセリを加えて混ぜる。
4:フライパンにごま油を熱し、3.の生地を流し入れる。
5:両面をこんがりと焼き色がつくまで焼く。
6:お好みでポン酢や醤油をつけていただく。
<ポイント>
・セリはさっとゆでてから刻むと、より香りが引き立ちます。
・生地は少しゆるめの方が、セリの食感が活かされます。
・焼きすぎると固くなるので、注意してください。
まとめ
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セリは、独特の香りとシャキシャキとした食感が魅力的な山菜です。
今回ご紹介した3選は、貸別荘やコテージで手軽に作れる和風レシピなので、ぜひ試してみてください。
セリの爽やかな風味を味わい、春の訪れを感じてみましょう。
今回ご紹介した3選は、貸別荘やコテージで手軽に作れる和風レシピなので、ぜひ試してみてください。
セリの爽やかな風味を味わい、春の訪れを感じてみましょう。