貸別荘・コテージの宿泊予約はTRIPTOトリプト 貸別荘・コテージ・一棟貸しに宿泊しよう

2025/03/18 公開

しらすの旬はいつ?産地別の美味しい時期と貸別荘での使い方を紹介

しらすの旬はいつ?産地別の美味しい時期と貸別荘での使い方を紹介
しらすは一年中食べられるイメージがありますが、実は旬の時期があります。産地によって旬の時期が異なるので、美味しいしらすを食べるためには旬を知っておくことが大切です。
しらすの旬は春と秋に分けられます。春は「春しらす」、秋は「秋しらす」と呼ばれ、それぞれ味わいが異なります。春しらすは小ぶりで柔らかく、釜揚げで食べるのがおすすめです。秋しらすは大きくて脂が乗っており、ちりめんじゃこにして食べるのが人気です。

しらすの産地ごとの旬の時期は?おすすめの食べ方も紹介

しらすの旬は産地によって異なります。
・静岡県:3月末から1月中旬
・神奈川県(湘南・鎌倉・江ノ島):4~12月
・茨城県:4~6月と8~10月
・兵庫県:4月末~11月
・愛知県:6~8月

これらの産地で獲れるしらすは、新鮮で甘みがあり、とてもおいしいです。
しらすは、生で食べても、料理に入れてもおいしくいただけます。
ぜひ、産地ごとのしらすの旬の時期に合わせて、しらす料理を楽しんでください。

静岡県のしらすの旬|3月末から翌年1月中旬におすすめ

静岡県は全国有数のしらすの産地として知られており、3月末から翌年1月中旬までが旬を迎えます。県内では地引網、旋網、定置網の3種類の漁法でしらす漁が行われています。
静岡県のしらすは鮮度が高く、味も濃厚です。生しらすや釜揚げしらす、ちりめんじゃこなど、さまざまな料理に利用されています。

各漁法の漁獲時期と特徴をまとめると以下の通りです。
地引網
漁獲時期:3月下旬~5月中旬
特徴:稚魚を多く含む
旋網
漁獲時期:5月下旬~8月中旬
特徴:成長したしらすを多く含む
定置網
漁獲時期:8月下旬~10月
特徴:脂が乗ったしらすを多く含む

神奈川県(湘南・鎌倉・江ノ島)のしらすの旬|4~12月におすすめ

神奈川県のしらすの旬は4月から12月までです。この地域は相模湾の黒潮の影響を受けており、プランクトンが豊富に発生することから、年間を通して脂の乗った美味しいしらすを獲ることができます。
特に、4月から6月にかけては「春しらす」と呼ばれる、体長が1cmほどの小さなしらす漁が盛んになります。春しらすは柔らかく、甘みが強く、そのまま食べても美味しいのが特徴です。
7月から9月にかけては、体長が2cmほどに成長した「夏しらす」が獲れます。夏しらすは、春しらすよりも少し歯ごたえがあり、釜揚げやちりめんじゃこにして食べるのがおすすめです。
10月から12月にかけては、体長が3cmほどに成長した「秋しらす」が獲れます。秋しらすは、脂が乗っていて旨味が強いのが特徴です。釜揚げや塩辛にして食べるのがおすすめです。

神奈川県のしらすは、鮮度が良いことから、生しらすでも美味しく食べることができます。また、釜揚げやちりめんじゃこ、しらす丼など、様々な料理に活用することができます。

茨城県のしらすの旬|4~6月と8~10月におすすめ

茨城県のしらすの旬は、4~6月と8~10月です。鹿島灘の漁期は4~6月と8~10月で、北茨城市の沖合は5~7月と9~11月となっています。茨城県のしらすは、釜揚げや生しらす、ちりめんじゃこなど様々な形で食されています。釜揚げしらすは、茹でてから天日干ししたもので、そのまま食べたり、丼ぶりやパスタの具として使われることが多いです。
生しらすは、新鮮なしらすをそのまま食べるもので、鮮度の良い春から夏に多く出回ります。ちりめんじゃこは、釜揚げしらすをさらに乾燥させて細かくしたもので、ふりかけや佃煮などに使われます。

兵庫県のしらすの旬|4月末~11月におすすめ

兵庫県のしらすの旬は4月末~11月です。 特に、5月~7月が最もおいしい時期と言われています。 この時期のしらすは、身がふっくらとしていて、甘みも強く、絶品です。
特に、明石海峡は潮流が速いため、プランクトンが豊富で、しらすの成長に適しています。
兵庫県で獲れるしらすは、主に釜揚げしらすとして流通しています。 釜揚げしらすは、生しらすを釜でゆでてから干したもので、生しらすよりも日持ちがします。 また、甘みも強く、しらす本来の旨味を味わうことができます。

愛知県のしらすの旬|6~8月におすすめ

愛知県はしらす漁獲量日本一を誇る地域です。三河湾の豊かな漁場で獲れるしらすは、新鮮で甘みが強く、全国的に人気があります。愛知県では、6月から8月にかけてがしらすの旬となります。この時期のしらすは、身がふっくらとしていて、旨味が凝縮されています。
主な産地は、西尾市、蒲郡市、豊橋市などで、三河湾の沿岸部では様々なしらす料理が楽しめます。
おすすめは、しらす丼や釜揚げしらすの刺身です。しらす丼は、ご飯にたっぷりのしらすと刻み海苔をのせたシンプルな料理ですが、しらすの旨味と磯の香りが口いっぱいに広がります。釜揚げしらすの刺身は、新鮮なしらすをさっと茹でてポン酢や大根おろしで食べるもので、しらすの甘みとプリッとした食感を味わえます。

しらすの栄養

しらすは、カルシウムやビタミンD、EPAやDHAなどの栄養素が豊富に含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に欠かせない栄養素で、ビタミンDはカルシウムの吸収を促進します。EPAやDHAは血液をサラサラにする効果があり、生活習慣病の予防に効果的です。
しらすには、以下の栄養素が含まれています。
・カルシウム
・ビタミンD
・EPA
・DHA
・たんぱく質
・ビタミンB12
・葉酸

しらすは、様々な栄養素がバランスよく含まれているため、健康維持に役立つ食材です。特にカルシウムは骨や歯の形成に欠かせない栄養素であり、ビタミンDはカルシウムの吸収を促進します。EPAやDHAは血液をサラサラにする効果があり、生活習慣病の予防に効果的です。

しらすの季節ごとのおすすめ食べ方

しらす漁には禁漁期があり、3月頃に解禁されます。
漁期によって、生しらすと釜揚げしらすの2種類に分けられ、それぞれの旬の時期のおすすめの食べ方をご紹介します。

しらすには禁漁期がある

しらすには、成長が早く、資源を守るために禁漁期が設けられています。禁漁期は地域によって異なりますが、一般的には12月から3月頃までです。禁漁期以外でも、しらす漁には様々な制限があります。
例えば、漁獲量を制限したり、特定の漁法を禁止したりすることがあります。これは、しらすの資源を守るためだけでなく、他の魚種への影響を最小限に抑えるためでもあります。

生しらすの旬|夏から秋においしい食べ方

生しらすは、夏から秋にかけてが最もおいしい時期とされています。この時期のしらすは、体中に脂がのっていて、甘みと旨味が強く、瑞々しい食感を楽しめます。また、栄養価も豊富で、タンパク質やカルシウム、ビタミンB12などを多く含んでいます。
しらすのおいしい食べ方は、そのまま食べるのが一番のおすすめです。ポン酢や大根おろし、生姜醤油などでお召し上がりください。また、パスタやピザのトッピング、ちらし寿司の具材としても人気があります。

釜揚げしらすの旬|春から夏に楽しむ食べ方

釜揚げしらすは一般的に4月から6月頃が美味しい時期とされています。釜揚げしらすは、一度茹でているため、生しらすよりも日持ちがします。また、旨味も凝縮されているため、そのまま食べても、ご飯に乗せても美味しくいただけます。
釜揚げしらすの旬の時期には、様々な食べ方を楽しむことができます。定番の釜揚げしらす丼はもちろん、パスタやサラダのトッピングとして使っても美味しくいただけます。また、おにぎりの具材にしたり、卵焼きに混ぜたりしても良いでしょう。
釜揚げしらすは、カルシウムやビタミンDが豊富に含まれており、栄養価の高い食材です。旬の時期に、美味しくいただきましょう。

春しらすと秋しらすの違いとおすすめの食べ方

春に漁獲される春しらすは体が小さく、透明感のある色をしています。脂質が多く、濃厚な旨みと甘みが特徴です。一方、秋に漁獲される秋しら は体が大きくなり、白濁した色をしています。脂質が少なく、上品な甘みとさっぱりとした後味が特徴です。
春しらすは鮮度が重要なので、生しらす丼や、釜揚げしらすで食べるのがおすすめです。パスタやサラダのトッピングとしても使用できます。
秋しらすは干物やちりめんじゃこなどの加工品にすることで、旨味を凝縮して楽しむことができます。しらすおろしや、佃煮などにも適しています。
いずれの季節のしらすも、栄養価が高く、カルシウムやビタミンDが豊富に含まれています。おいしいしらすを味わうことで、健康維持にも役立つでしょう。

貸別荘やコテージで使えるしらすを使ったレシピ

しらすは、春と秋の2回が旬を迎える魚で、その時期によって産地も味も異なります。貸別荘やコテージでは、新鮮な地元のしらすを使った料理を楽しむことができます。ここでは、しらすを使った簡単なレシピをいくつかご紹介します。

しらす丼

しらす丼は、しらすをたっぷりとのせた丼ぶりです。シンプルながら、しらすの旨味と風味が存分に味わえる人気メニューです。貸別荘やコテージでの食事にもぴったりで、簡単に作れるのも魅力です。

<材料>
・ごはん:2膳
・しらす:100g
・卵:2個
・万能ねぎ:適量
・刻み海苔:適量
・ごま油:小さじ1
・醤油:小さじ1
・みりん:小さじ1

<作り方>
1:卵を溶きほぐし、塩少々を加えておく。
2:万能ねぎは小口切りにする。
3:フライパンにごま油を熱し、卵を炒り卵にする。
4:ごはんを丼ぶりによそい、炒り卵としらすをのせる。
5:万能ねぎと刻み海苔を散らし、醤油とみりんを合わせたタレをかける。

<ポイント>
・しらすは、生しらすでも釜揚げしらすでも美味しく作れます。
・お好みで、大根おろしや生姜をのせるのもおすすめです。
・醤油とみりんの割合はお好みで調整してください。

しらすと大根おろしの和え物

春から夏にかけて旬を迎えるしらすは、カルシウムやタンパク質が豊富な食材です。今回は、しらすと大根おろしの和え物をご紹介します。

<材料>
・しらす:100g
・大根:1/4本
・みょうが:1個
・青じそ:3枚
・白すりごま:大さじ1
・めんつゆ:大さじ2
・酢:大さじ1

<作り方>
1:大根は皮をむいておろし、みょうがはみじん切り、青じそは千切りにする。
2:ボウルに1としらす、白すりごま、めんつゆ、酢を入れてよく混ぜる。
3:器に盛り付けて完成。

<ポイント>
・大根おろしは水気をしっかり切ると、味が薄まらずおいしくなります。
・青じそは手でちぎると香りが立ちやすくなります。
・お好みで、しょうがや小ねぎを加えてもおいしくいただけます。

<アレンジ>
・刻んだきゅうりやトマトを加えてもさっぱりと仕上がります。
・ごま油を少し加えると風味がアップします。

しらすと豆腐の冷ややっこ

夏の暑い日には、さっぱりとした冷ややっこがぴったりです。そこにしらすを加えることで、海の風味と栄養価がアップします。

<材料>
・豆腐:1丁
・しらす:50g
・大葉:5枚
・生姜:1片
・醤油:適量
・みりん:適量
・鰹節:適量

<作り方>
1:豆腐を一口大に切り、皿に盛り付けます。
2:しらすを豆腐の上に散らします。
3:大葉を千切りにして、豆腐としらすが隠れるようにたっぷりのせます。
4:生姜をすりおろし、豆腐の上にかけます。
5:醤油とみりんを混ぜ合わせたものをかけて、鰹節をトッピングします。

<ポイント>
・新鮮なしらすを使うと、より一層おいしくなります。
・大葉はたっぷりのせることで、香りが立ち、しらすとの相性も抜群です。
・生姜はすりおろすことで、辛味がまろやかになり、冷ややっこに爽やかな風味を加えます。
・醤油とみりんの割合はお好みで調整してください。
・鰹節は最後にかけると、風味と食感が良くなります。

<アレンジ>
・しらすの代わりにちりめんじゃこを使ってもおいしく作れます。
・お好みでネギや茗荷をトッピングしても良いでしょう。
・冷やし中華の具材としてもおすすめです。

しらすの旨味と豆腐のまろやかさが絶妙にマッチする、簡単でおいしいレシピです。

まとめ

しらすは一年を通して楽しめる食材ですが、獲れる時期によって味や食感に違いがあります。産地によって旬の時期が異なるため、新鮮でおいしいしらすを味わうには、時期と産地を選ぶことが大切です。