「今年の夏は、友達や彼とラフティングに挑戦してみたい!」 スリル満点の川下りを想像すると、ワクワクしますよね。
でも、初めてだと「どんな服装で行けばいいの?」「何を持っていけばいいんだろう?」と、準備の段階で不安になることも多いはず。特に、濡れるアクティビティだからこそ、女性ならではの気になる点もたくさんあるでしょう。
この記事では、そんなラフティング初心者の女性でも安心して楽しめるように、必要な持ち物と最適な服装を徹底解説します。必須アイテムから、あると便利なグッズ、季節ごとや女性向けの服装のポイントまで、これさえ読めば準備は万端です!
【必需品】絶対に持っていくもの

まずは、ラフティングに参加するために「これだけは絶対に必要!」という持ち物をリストアップしました。忘れると参加できなかったり、楽しさが半減してしまったりする可能性があるので、出発前に必ずチェックしてくださいね。
水着
ラフティングでは、ウェットスーツやライフジャケットの下に水着を着用するのが基本です。
どんな水着が良いか迷うかもしれませんが、装飾が少なく、動きやすいセパレートタイプやワンピースタイプがおすすめです。フリルや金具が多いデザインは、ウェットスーツの中でごわついたり、体に当たって痛くなったりすることがあるので避けましょう。
ウェットスーツ
ウェットスーツとは、体温の低下を防ぎ、岩などから体を守るための装備です。ほとんどのラフティングツアーでは、季節や水温に応じて無料でレンタルできます。
自分で用意する必要は基本的にありませんが、ラフティングを楽しむための重要な装備であることは知っておきましょう。ツアーを予約する際に、レンタル品に何が含まれているかを確認しておくと安心です。
濡れても良い靴(マリンシューズ)
ラフティング中の足元は、安全のために非常に重要です。川底の石や岩から足を守り、濡れた岩場でも滑らないように、かかとが固定されて脱げにくい靴を用意しましょう。
■ウォーターシューズ(マリンシューズ)
足全体を覆うタイプで、安全性も高く最もおすすめです。
■かかとを固定できるスポーツサンダル
つま先が保護されているタイプだとさらに安心です。
タオル
ラフティングは全身ずぶ濡れになるアクティビティです。ツアー終了後、シャワーを浴びたり着替えたりする際にタオルは絶対に必要です。
少し大きめのバスタオルが1枚あると、体を拭くだけでなく、着替える際の目隠しにもなって便利です。荷物をコンパクトにしたい方は、吸水速乾性に優れたスイムタオルもおすすめです。
【便利品】あると快適なもの

次に、必須ではないけれど「あるとラフティングがもっと快適に、もっと楽しくなる」便利なアイテムをご紹介します。自分のスタイルに合わせて、必要なものを持っていきましょう。
日焼け止め
川の上は日差しを遮るものがなく、水面の照り返しもあるため、想像以上に日焼けしやすい環境です。特に夏場は、SPF値が高く、水に強いウォータープルーフタイプの日焼け止めを必ず持っていきましょう。
出発前に塗るのはもちろん、ツアーの休憩中に塗り直せるように携帯するのがおすすめです。
ゴーグル、メガネバンド
「普段メガネやコンタクトだけど、どうすればいいの?」と心配な方も多いでしょう。
■メガネの方
激しい動きでメガネが外れて流されてしまう危険性があるため、メガネバンドの着用が必須です。
■コンタクトレンズの方
水しぶきで外れてしまう可能性があるため、使い捨てタイプのコンタクトレンズにし、予備も持っていくと良いでしょう。心配な方は、度付きのスイミングゴーグルを着けるのも一つの手です。
防水カメラ、スマホの防水ケース
ラフティングの迫力ある瞬間や、仲間との楽しい思い出を写真に残したいですよね。そんな方は、防水機能付きのアクションカメラ(GoProなど)や、スマホ用の防水ケースを持っていくと良いでしょう。
ただし、激しい流れの中で落としてしまうと見つけるのは困難です。ストラップを手首やライフジャケットにしっかり固定するなど、紛失対策は万全にしてください。
濡れたものを入れる袋
ツアー後に濡れた水着やタオル、Tシャツなどを持ち帰るために、大きめのビニール袋や防水バッグは必須です。着替えを入れるバッグとは別に用意しておくと、他の荷物が濡れるのを防げます。スーパーの袋でも十分役立ちますよ。
ラフティングの服装完全ガイド

持ち物と並んで重要なのが、当日の服装です。快適さと安全性を両立させるための、ラフティングの服装の基本を解説します。
基本の服装スタイル(OK・NG例)
ラフティングの服装は、「水着(インナー)+化繊素材の上下」が基本です。体温調節や日焼け対策、怪我防止のために、この3層を意識しましょう。
OKな服装(推奨スタイル)
■インナー
水着が基本です。乾きやすい化繊素材のスポーツ用インナーでも代用できます。
■トップス
体にフィットするラッシュガードが最適です。日焼け防止や体温低下の抑制に役立ちます。なければ、速乾性のある化繊のTシャツ(ポリエステルなど)でもOKです。
■ボトムス
水着の上から、サーフパンツや化繊素材の短パンを履きましょう。女性の場合は、日焼け対策としてレギンスを履くのもおすすめです。
NGな服装(避けるべきスタイル)
■綿(コットン)素材の服
Tシャツやパーカーなど、綿素材の服は濡れると水を吸って重くなり、乾きにくいため体温を急激に奪います。絶対に避けましょう。
■ジーンズ
綿素材であることに加え、生地が硬く動きにくいためラフティングには不向きです。
■スカート
水に濡れると体にまとわりつき、動きを妨げるため危険です。
■装飾の多い服
金具やフード、紐などがボートの備品に引っかかる可能性があり危険です。
ウェットスーツの下に着るもの
春や秋など水温が低い時期や、水が冷たい川ではウェットスーツを着用します。ウェットスーツの下には、水着を着るのが一般的です。
水着の上に直接ウェットスーツを着るのに抵抗がある方や、より保温性を高めたい方は、水着の上にラッシュガードや化繊のレギンスを着ても問題ありません。
靴の選び方(推奨シューズとNGな靴)
足元の安全はラフティングで最も重要なことの一つです。
推奨される靴
■ウォーターシューズ(マリンシューズ)
つま先からかかとまでしっかり保護でき、靴底も滑りにくくなっているため最も安全です。
■かかとが固定できるスポーツサンダル
手軽で人気ですが、岩場でつま先をぶつける危険性があるため、つま先が保護されているタイプがより安心です。
NGな靴
■ビーチサンダル、クロックス(ストラップなし)
すぐに脱げて流されてしまうため、絶対NGです。怪我の原因にもなります。
■スニーカー
水を吸って重くなり、乾きにくいため不向きです。
■ヒールのある靴
論外です。危険なので絶対にやめましょう。
【季節別】服装のポイント

ラフティングは季節によって気温や水温が大きく異なります。シーズンに合わせた服装で快適に楽しみましょう。
夏の服装
7月〜9月上旬の暖かい時期は、ラフティングのベストシーズンです。
基本的には「水着+ラッシュガード+サーフパンツ」といった軽装で楽しめます。ただし、日差しが非常に強いため、日焼け対策は必須です。ラッシュガードやレギンスは、日焼け防止に絶大な効果を発揮します。帽子も有効ですが、川に落ちた際に流されやすいため、あご紐付きのものを選びましょう。
春・秋の服装
4月〜6月や9月下旬〜10月は、水温がまだ低いため、体温低下を防ぐ服装が重要です。
この時期は、ウェットスーツを着用するのが基本になります。ウェットスーツの下には水着を着て、肌寒い日にはさらに長袖のラッシュガードやレギンスを重ね着すると、保温性が高まり快適に過ごせます。
【女性向け】服装・準備のポイント

ここでは、女性ならではの服装の悩みや準備のポイントをまとめました。ちょっとした工夫で、もっと快適にラフティングを楽しめますよ。
女性におすすめの服装コーディネート
「おしゃれも楽しみたいけど、機能性も大事…」という女性におすすめの服装をご紹介します。
■日焼け対策&体型カバーコーデ ビキニ + 長袖ラッシュガード + サーフパンツ or レギンス
この組み合わせが最もおすすめです。長袖のラッシュガードで腕の日焼けを完全に防ぎ、気になるお腹周りや太もももカバーできます。レギンスを履けば、足元の日焼け対策も万全です。
■動きやすさ重視コーデ スポーツタイプの水着 + Tシャツ(化繊) + 短パン(化繊)
とにかく動きやすさを重視するならこのスタイル。ただし、日焼け対策は万全に行いましょう。
日焼け対策とウォータープルーフメイク
夏のラフティングで女性が最も気にするのが日焼けです。
■日焼け止め
顔や首、手足など、肌が露出する部分にはウォータープルーフタイプの日焼け止めをこまめに塗り直しましょう。スプレータイプを1本持っていくと、休憩中にさっと使えて便利です。
■メイク
激しい水しぶきでメイクはほぼ落ちてしまいます。基本的にはすっぴんか、日焼け止め効果のある下地程度にしておくのがおすすめです。どうしてもメイクをしたい場合は、アイブロウやアイラインなど、ポイントメイクをウォータープルーフ製品で仕上げる程度に留めましょう。
髪型とアクセサリーの注意点
女性は髪型とアクセサリーによって注意点がありますので、以下を参照の上で楽しみましょう。
■髪型
髪が長い方は、ヘルメットをかぶる際に邪魔にならないよう、低い位置でのお団子や三つ編みなど、すっきりとまとめておきましょう。
■アクセサリー
ピアスやネックレス、指輪などのアクセサリー類は、紛失したり、何かに引っ掛けて怪我をしたりする原因になります。ラフティング中はすべて外しておくのが安全です。
まとめ

しっかり準備をすれば、ラフティングの楽しさは倍増します。この記事を参考に持ち物と服装を整えて、スリルと興奮に満ちた最高の思い出を作ってくださいね!