【2025年最新】富士山の絶景を楽しめる観光スポット10選！山梨県・静岡県・千葉県エリア

日本の象徴ともいえる富士山は、どの季節に見ても息をのむ美しさを誇ります。

雄大な山容を間近で望む山梨県や静岡県のスポットはもちろん、晴れた日には千葉県の海岸からもその美しい姿を眺めることができます。

朝焼けや夕暮れ、四季折々の自然とともに変化する富士山の表情は、訪れるたびに新たな感動を与えてくれるでしょう。

季節ごとに異なる景観は、見る時間帯や天候によっても印象が大きく変わり、その奥深い魅力に惹き込まれます。

今回は、2025年に訪れたい富士山の絶景スポットを厳選してご紹介します。

ドライブ途中に立ち寄れる展望スポットから、写真映え抜群の湖畔、自然と触れ合える公園まで、多彩なビューポイントを山梨県・静岡県・千葉県のエリア別にまとめました。

富士山の雄大な眺望だけでなく、周辺の観光やアクティビティも一緒に楽しめるスポットもご紹介。

家族や友人、カップルでの旅行の計画や週末のお出かけの参考にしてみてください。

出典：山中湖明神山パノラマ台 | 山中湖観光協会 公式ホームページ

山中湖から三国峠へ向かう県道の途中に位置する『山中湖明神山パノラマ台』は、山中湖でも屈指の絶景スポットです。

眼下に広がる湖と、その奥にそびえる富士山の雄姿を一望でき、天候に恵まれれば南アルプスまで見渡すこともできます。まさに息をのむほどの眺望が広がる場所です。

夕暮れ時には、空と湖面が茜色に染まり、幻想的な時間が訪れます。

秋には一面にススキが揺れ、黄金色の風景が広がるなど、四季折々に異なる表情を見せてくれるのも魅力です。

風に揺れるススキの中を散策すれば、自然の美しさを全身で感じられるでしょう。山中湖と富士の絶景が織りなす美しい眺めをお楽しみください。

出典：富士山・山中湖観光スポット

『花の都公園』は、標高約1,000mの高原に広がる約30万㎡の花の楽園です。

富士山の雄大な姿を背景に、春はチューリップ、夏はポピーやヒマワリ、秋はコスモスと、四季折々の花々が色鮮やかに咲き誇ります。

園内には無料で散策できる花畑エリアのほか、有料エリア「清流の里」も併設。

「水遊具広場」や落差10mの「明神の滝」、約1,000年前の富士山の噴火によって形成された「溶岩樹型群」を間近で観察できる体験ゾーンなど、親子で楽しめるスポットが充実しています。

また、全天候型の温室「フローラルドームふらら」では、真冬でも熱帯植物や季節の花々が観賞可能。

富士の麓で、季節の彩りと清らかな空気に包まれる癒しの時間を過ごせる場所です。

出典：富士の国やまなし観光ネット 山梨県公式観光情報

山中湖北岸に位置する『長池親水公園』は、遮るものがない湖越しの富士山を望める絶好のビュースポットです。

特に日没時には、富士山頂に沈む夕日が重なる幻想的な瞬間を目にすることができます。【見られる時期：2月1日～2月7日頃】

11月中旬や2月初旬には、湖面に映る「逆さ富士」に夕日が沈みはじめる「ダブルダイヤモンド富士」が出現。多くのカメラマンや観光客を魅了するビュースポットです。

自然に囲まれたこの公園では、雄大な富士山の姿を間近で楽しみながら、静かな湖畔の時間を満喫できます。

駐車場は80台分あるため、車でも訪れやすく、山中湖ICから車で約5分。最寄りの高速バス富士山山中湖バス停からはタクシーで3分と、アクセスも良好。

自然と光が織りなす一瞬の奇跡を体感できる、山中湖ならではの特別な場所です。

出典：自然公園 | 山中湖交流プラザ きらら

富士山と山中湖の自然を間近に感じられる『山中湖交流プラザ「きらら」』は、地域の自然を活かした交流拠点です。

広大なフィールドには、人工芝グランドや夜間照明付きのクレイグランド、天然芝の原っぱが整備。スポーツや親子での自由な遊び、さまざまなイベントに対応可能です。

山中湖シアター「ひびき」では、自然と一体となった舞台での演劇や音楽を楽しむことができます。

また、公園内には清水のせせらぎを聞きながら散策できる「水のプロムナード」や、自然観察に適した「水辺のボードウォーク」、子ども向けの「遊びのプロムナード遊具」など、多彩な施設が揃います。

テニスコート、ミニバスケットコートなどのスポーツ施設も充実し、家族や友人、地域住民が思い思いに自然とふれあえる空間です。

画像出典：PIXTA
情報出典：三保松原
【公式】静岡のおすすめ観光スポット

『三保松原』は、静岡市清水区の三保半島に広がる名勝で、「日本三大松原」のひとつとして知られています。

海岸線に沿って約5kmにわたって松が生い茂り、松林の緑、海の青、白波、そして富士山が織りなす景観は、古くから多くの和歌や絵画、浮世絵に描かれてきました。

海岸の松原越しに富士山を望むことのできる絶景スポットです。

伝説の「羽衣の松」や、御穂神社へと続く神秘的な「神の道」など、自然と信仰が調和した見どころも豊富。

2019年に開館した「静岡市三保松原文化創造センター みほしるべ」では、三保松原の歴史や芸術との関わりを学ぶことができ、散策後に足湯でひと息つくことも可能です。

清らかな風が吹き抜ける松原の中で、悠久の時を越えて受け継がれる日本の美と心にふれることができます。

出典：日本平夢テラス

標高300mの丘陵地に佇む『日本平夢テラス』は、富士山と駿河湾を一望できる絶景スポットです。

清水港や伊豆半島、南アルプスまで見渡すことができ、時間や季節ごとに表情を変える雄大なパノラマはまさに至福のひととき。

隈研吾建築都市設計事務所が手がけた木の温もりあふれる建築は、富士の自然景観と美しく調和しています。

館内にあるのは、日本平の歴史や文化を紹介する展示エリア、季節のお茶や菓子を味わえるラウンジ、そして360度の眺望を楽しめる展望フロア。

屋外には約200mの展望回廊があり、富士山をはじめ、三保松原、駿河湾、静岡市内など、360度の眺望を楽しめます。自然、建築、文化の全てを味わえる絶景スポットです。

画像出典：PIXTA
情報出典：富士山朝霧高原「田貫湖キャンプ場」富士山でキャンプ！静岡県富士宮市
ハローナビしずおか 静岡県観光情報

『田貫湖』は、広大な朝霧高原の一角に位置し、富士山を真東に望む絶好のロケーションにあります。

湖畔には桜やツツジ、北側には広葉樹林が広がり、春の花々から秋の紅葉まで、四季折々の風景が富士山を背景に美しく彩ります。

キャンプやボート遊び、ハイキングなどのアウトドアも楽しめるほか、ヘラブナ釣りの名所としても全国的に知られています。

さらに、4月と8月の20日前後に年2回、富士山頂から朝日が昇る「ダイヤモンド富士」が出現。湖面に輝くその幻想的な光景は、訪れる人々を魅了する圧巻の瞬間です。

出典：千葉県公式観光サイト ちば観光ナビ

『北条海岸』は、JR館山駅から徒歩わずか5分という好立地にある館山の絶景スポットです。

遠浅で穏やかな波が特徴の館山湾は「鏡ヶ浦」とも呼ばれ、海沿いにはヤシの木が並び、まるでリゾートのような雰囲気を楽しめます。

電線が地中化されているため、視界を遮るものがなく、美しい海景と空のコントラストがより一層際立ちます。

海岸通りにはおしゃれなカフェやレストラン、ホテルが点在し、散策にもぴったり。

夕暮れ時には、館山湾の向こうに沈む夕日が一帯をオレンジ色に染め上げ、その光景は「日本の夕陽百選」や「関東の富士見百景」にも選ばれています。

晴れた日には富士山を望むこともでき、5月と7月には「ダイヤモンド富士」が姿を見せることも。

夏には花火大会や「花火とフラメンコ」などのイベントも開催され、季節ごとに異なる魅力を楽しめるスポットです。

出典：ふなばし三番瀬海浜公園・ふなばし三番瀬環境学習館
ふなばし三番瀬海浜公園 バーベキュー場＜公式＞

『ふなばし三番瀬海浜公園』は、東京湾の最奥部・三番瀬に位置する自然豊かな観光スポットです。

干潟にはハゼやアサリ、カニ、ゴカイなど多くの生き物が生息し、それらを求めて水鳥たちも集まります。

都心からアクセスの良い潮干狩り場としても人気があり、春には家族連れでにぎわいます（4月中旬～6月初旬頃）。

芝生広場や噴水広場、テニスコート、野球場などの設備も充実しており、トイレや授乳室、おむつ替えベッドもあるので、小さなお子さま連れでも安心です。

手ぶらで楽しめるBBQエリアもあり、食材や器材は現地で調達可能。干潟や展望デッキからは、富士山を望むこともできます。

海と空が織りなす幻想的な光景は、一度は見ておきたい絶景です。

出典：千葉県公式観光サイト ちば観光ナビ

屏風ヶ浦の刑部岬に立つ『飯岡刑部岬展望館～光と風～』は、雄大な自然と光が織りなす絶景スポットです。

高さ約60mの断崖から望む太平洋は圧巻で、日本屈指の景勝地として知られています。

展望館3階の「光と風のデッキ」からは、九十九里浜や飯岡漁港を一望でき、その眺望は「日本の朝日百選」や「日本夜景遺産」に選ばれるほど。

晴れた日には、地平線の向こうに富士山が姿を見せます。太陽が富士山を赤く染め上げる光景はまさに圧巻です。

2月下旬頃には、夕陽が富士山頂に重なる「ダイヤモンド富士」を見られることも。

自然の雄大さと静寂が調和するこの場所で、光と風が織りなす幻想的なひとときを楽しんでみてください。

今回は、富士山の絶景を堪能できる観光スポットをご紹介しました。

山梨県や静岡県では、間近に迫る迫力ある富士の姿を、千葉県では海越しに望む幻想的な光景を楽しめます。

同じ富士山でも、見る場所や時間によってまったく違う表情を見せてくれるのが魅力です。

写真撮影やドライブ、のんびり散策にもぴったりのスポットばかり。ぜひこの記事を参考に、自分だけの富士山ベストビューを探してみてください。

※この記事は2025年11月13日時点での情報です。
掲載情報は変更の可能性があります。
お出かけ前に各施設の最新情報をご確認ください。