貸別荘・コテージの宿泊予約はTRIPTOトリプト 貸別荘・コテージ・一棟貸しに宿泊しよう

2025/11/18 公開

12月の旬の食べ物一覧!野菜・魚・果物のおすすめ

12月の旬の食べ物一覧!野菜・魚・果物のおすすめ
寒さが本格的になる12月。温かい料理が恋しくなるこの季節は、美味しさがぎゅっと詰まった冬の食べ物が旬を迎えます。
この記事では、12月に旬を迎えるおすすめの食べ物を「野菜」「果物」「魚介類」のカテゴリに分けて、網羅的にご紹介します。それぞれの食材の選び方や栄養、旬の味を活かす簡単なレシピまで詳しく解説しますので、ぜひ毎日の献立作りの参考にしてください。

12月の旬の食べもの
12月の旬の食べもの

まずは、12月や冬に旬を迎える代表的な食べ物を一覧でご紹介します。スーパーで食材を選ぶ際の参考にしてみてください。

旬の野菜

・白菜
・大根
・ねぎ
・ほうれん草
・春菊

旬の果物

・みかん
・りんご
・ゆず

旬の魚介類

・ブリ(寒ブリ)
・タラ(真鱈)
・カキ(真牡蠣)

12月に旬を迎える冬の野菜
12月に旬を迎える冬の野菜

冬の寒さで甘みを増す野菜は、鍋物や煮込み料理にぴったりです。ここでは、特に12月に美味しくなる冬が旬の野菜をピックアップしてご紹介します。

白菜

鍋料理に欠かせない白菜は、霜にあたることで甘みが増し、繊維が柔らかくなるのが特徴です。
■主な栄養
ビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富に含まれています。特にカリウムは、体内の余分な塩分を排出する働きが期待できます。
■美味しい白菜の選び方
・ずっしりと重みがある
・葉が根本までぎっしりと詰まっている
・外側の葉が濃い緑色で、内側はきれいな黄色(クリーム色)をしている
■おすすめの食べ方
鍋物はもちろん、クリーム煮や浅漬け、炒め物など、和洋中どんな料理にも合います。

大根

冬の大根は、みずみずしく甘みが強いのが魅力です。部位によって辛みや食感が異なるため、料理によって使い分けるのがおすすめです。
■主な栄養
消化を助ける酵素「アミラーゼ」が豊富です。また、葉の部分にはビタミンCやカロテン、カルシウムが多く含まれています。
■美味しい大根の選び方
・全体的にハリとツヤがある
・ひげ根が少なく、表面がなめらか
・持った時にずっしりと重い
■おすすめの食べ方
葉に近い上部は甘みが強いのでサラダや大根おろしに、中央部は煮物に、先端は辛みが強いので薬味や漬物に向いています。

ねぎ

冬のねぎは、寒さから身を守るために糖分を蓄え、甘くとろりとした食感になります。特に、白い部分が多い「根深ねぎ(長ねぎ)」が旬を迎えます。
■主な栄養
独特の香りのもとである「アリシン」は、血行促進や疲労回復の効果が期待されます。また、緑の葉の部分にはβ-カロテンやビタミンCも豊富です。
■美味しいねぎの選び方
・白い部分と緑の部分の境目がはっきりしている
・巻きがしっかりしていて、弾力がある
・表面にツヤがあり、みずみずしい
■おすすめの食べ方
鍋物や汁物の具材、薬味としてはもちろん、焼いて甘みを引き出すのも絶品です。

ほうれん草

ほうれん草は一年中出回っていますが、冬採りのものは寒さで甘みが増し、葉が肉厚で味が濃くなります。
■主な栄養
鉄分が豊富なことで知られていますが、他にもβ-カロテンやビタミンC、葉酸など、栄養価が非常に高い緑黄色野菜です。
■美味しいほうれん草の選び方
・葉の色が濃く、鮮やかな緑色をしている
・葉先までピンとハリがある
・根元の赤みが強いものほど、甘みが強い傾向がある
■おすすめの食べ方
おひたしや胡麻和え、バターソテー、グラタンなど、さまざまな料理で活躍します。

春菊

独特の香りが特徴の春菊も、11月〜2月頃が最も美味しい旬の時期です。鍋物に入れると、爽やかな香りが食欲をそそります。
■主な栄養
β-カロテンの含有量は野菜の中でもトップクラスです。その他、ビタミンC、カリウム、鉄分なども豊富に含まれています。
■美味しい春菊の選び方
・葉がみずみずしく、緑色が鮮やか
・茎が太すぎず、香りが強いもの
・葉が密集して生えている
■おすすめの食べ方
すき焼きや鍋物には欠かせません。生のままサラダにしたり、天ぷらにしたりするのもおすすめです。

12月に食べたい旬の果物
12月に食べたい旬の果物

冬はこたつで温まりながら、甘くてジューシーな果物を楽しみたい季節です。12月に旬を迎える代表的な果物をご紹介します。

みかん

冬の果物の代名詞といえば、やはり「みかん」です。12月は「温州みかん」の出荷がピークを迎え、甘みと酸味のバランスが良い美味しいみかんが楽しめます。
■主な栄養
ビタミンCが豊富で、風邪予防や美肌効果が期待できます。袋や白い筋には、食物繊維の一種である「ペクチン」が含まれています。
■美味しいみかんの選び方
・皮の色が濃く、ハリとツヤがある
・形が平たく、ヘタが小さいもの
・皮が薄く、ずっしりと重みを感じるもの
■おすすめの食べ方
そのまま食べるのが一番ですが、ジュースやジャム、お菓子作りにも活用できます。

りんご

りんごも多くの品種が11月〜12月に旬のピークを迎えます。特に「ふじ」は蜜が入りやすく、甘みが強くてジューシーな味わいが人気です。
■主な栄養
食物繊維やカリウム、ポリフェノールの一種である「プロシアニジン」などが含まれています。
■美味しいりんごの選び方
・全体が均一に赤く色づいている
・表面にハリとツヤがある
・お尻の部分が黄色っぽくなっているものは完熟のサイン
■おすすめの食べ方
生で食べるほか、アップルパイや焼きりんご、コンポートなど、加熱するとまた違った美味しさが楽しめます。

ゆず

爽やかな香りが特徴のゆずは、11月〜12月にかけて旬を迎えます。料理の風味付けや香りづけに大活躍する、冬の食卓に欠かせない名脇役です。
■主な栄養
レモンの数倍ともいわれる豊富なビタミンCを含んでいます。クエン酸も多く、疲労回復に役立ちます。
■美味しいゆずの選び方
・皮にハリとツヤがあり、香りが強い
・色が鮮やかで、傷が少ない
・手に持った時に重みを感じるもの
■おすすめの食べ方
皮を刻んで薬味にしたり、果汁を絞ってポン酢やドレッシングにしたりするのがおすすめです。冬至にはゆず湯として楽しむ風習もあります。

12月が食べ頃の旬の魚介類
12月が食べ頃の旬の魚介類

冬の海は、寒さで身が引き締まり、脂がのった美味しい魚介類の宝庫です。年末年始のごちそうにもぴったりの、12月が旬の魚介類をご紹介します。

ブリ(寒ブリ)

冬の魚の王様ともいえるブリ。特に、産卵のために南下してくる冬のブリは「寒ブリ」と呼ばれ、丸々と太って脂がのり、格別の美味しさです。
■主な栄養
DHAやEPAといった良質な脂質が豊富です。また、ビタミンDも多く含まれています。
■美味しいブリの選び方
・切り身の場合:血合いの色が鮮やかで、身に透明感とツヤがあるもの
・一尾の場合:目が澄んでいて、エラが鮮やかな赤色をしているもの
■おすすめの食べ方
脂ののった寒ブリは、刺身や寿司で味わうのが最高です。その他、照り焼きや塩焼き、冬の定番料理「ブリ大根」も絶品です。

タラ(真鱈)

漢字で「雪」に「魚」と書くように、タラはまさに冬を代表する魚です。淡白でクセがなく、ふっくらと柔らかい身が特徴です。
■主な栄養
高タンパク・低脂肪でヘルシーな魚です。ビタミンDやビタミンB12も含まれています。白子(精巣)は濃厚でクリーミーな味わいが人気です。
■美味しいタラの選び方
・切り身がピンク色で透明感がある
・身が締まっていて、水っぽくないもの
■おすすめの食べ方
鍋物(たらちり)やムニエル、フライなど、さまざまな料理に合います。新鮮な白子は、ポン酢でいただくのがおすすめです。

カキ(真牡蠣)

「海のミルク」と称されるほど栄養豊富なカキ。一般的に冬に旬を迎えるのは「真牡蠣」で、11月〜2月頃に最もクリーミーで濃厚な味わいになります。
■主な栄養
亜鉛、鉄、タウリン、グリコーゲンなど、多くの栄養素をバランス良く含んでいます。
■美味しいカキの選び方
・殻付きの場合:殻が固く閉じていて、重みがあるもの
・むき身の場合:身がふっくらと盛り上がり、乳白色でツヤがあるもの
■おすすめの食べ方
新鮮なものは生でレモンを絞って。カキフライや鍋物、グラタンなど、加熱しても美味しくいただけます。

冬の旬を味わえるコテージおすすめレシピ

旬の食材は、シンプルな調理法でそのものの味を活かすのが一番です。ここでは、誰でも簡単に作れるおすすめのレシピを3つご紹介します。

体が温まる白菜と豚バラの鍋

体が温まる白菜と豚バラの鍋
冬の定番、白菜と豚バラを重ねて煮るだけの簡単鍋です。食材の旨みが溶け出したスープは絶品です。
■材料(2〜3人分)
・白菜:1/4株
・豚バラ薄切り肉:200g
・だし汁:500ml
・酒:大さじ2
・醤油:大さじ1
・塩:少々
・お好みでポン酢やごまだれ
■作り方
1:白菜は1枚ずつはがし、豚バラ肉と交互に4〜5段重ねる。
2:重ねたものを5cm幅に切り、鍋のフチからぎっしりと敷き詰める。
3:だし汁、酒、醤油、塩を加えて火にかけ、煮立ったらアクを取り、蓋をして弱火で15分ほど煮る。
4:白菜がくたっとしたら完成。お好みでポン酢などをつけていただく。

冬の定番料理ブリ大根

脂ののった寒ブリと、味が染みた大根の組み合わせがたまらない冬の和食の定番です。
■材料(2〜3人分)
・ブリの切り身(アラでも可):2切れ
・大根:1/3本
・生姜:1かけ
・水:300ml
・醤油:大さじ3
・みりん:大さじ3
・砂糖:大さじ2
・酒:大さじ2
■作り方
1:大根は2cm厚の半月切りにし、面取りをして下茹でする。ブリは熱湯をかけて臭みを取る。
2:鍋に水、醤油、みりん、砂糖、酒、薄切りにした生姜を入れて煮立たせる。
3:大根を加えて10分ほど煮たら、ブリを加える。
4:落し蓋をして、煮汁が少なくなるまで15〜20分ほど煮詰めたら完成。

カキとほうれん草のグラタン
カキとほうれん草のグラタン

クリーミーなカキと冬のほうれん草を使った、熱々のグラタンです。クリスマスディナーにもおすすめです。
■材料(2人分)
・カキ(加熱用):150g
・ほうれん草:1/2束
・玉ねぎ:1/4個
・バター:20g
・薄力粉:大さじ2
・牛乳:300ml
・塩、こしょう:少々
・ピザ用チーズ:適量
■作り方
1:カキは塩水で洗い、ほうれん草は茹でて3cm幅に切る。玉ねぎは薄切りにする。
2:フライパンにバターを熱し、玉ねぎを炒める。しんなりしたらカキを加えてさっと炒める。
3:薄力粉を振り入れて粉っぽさがなくなるまで炒め、牛乳を少しずつ加えて混ぜ、とろみがつくまで煮る。
4:ほうれん草を加えて塩、こしょうで味を調える。
5:耐熱皿に入れ、チーズをのせてオーブントースターで焼き色がつくまで焼いたら完成。

まとめ

今回は、12月に旬を迎える冬の食べ物について、野菜・果物・魚介類に分けて詳しくご紹介しました。この記事を参考に、ぜひ12月の旬の食べ物を日々の食卓に取り入れて、季節の恵みを存分に味わってくださいね。