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2025/11/12 公開

ワカサギ釣り持ち物完全ガイド!初心者向けチェックリスト

ワカサギ釣り持ち物完全ガイド!初心者向けチェックリスト
「冬の風物詩、ワカサギ釣りに行ってみたい!」 友人や家族と、あるいは一人で静かに、銀世界や穏やかな湖上で楽しむワカサギ釣りは格別です。でも、初めてだと「何を準備すればいいの?」「すごく寒そうだけど、どんな服装がいいんだろう?」と不安になりますよね。
この記事では、そんなワカサギ釣り初心者のあなたのために、必要な持ち物を網羅したチェックリストをまとめました。釣り道具(タックル)の基本から、寒さを乗り切る服装、あると釣りがもっと快適になる便利グッズまで、これさえ読めば準備は万全です。

ワカサギ釣りの持ち物チェックリスト
ワカサギ釣りの持ち物チェックリスト

まずは、ワカサギ釣りに必要な持ち物を一覧で確認しましょう。印刷したり、スクリーンショットを撮ったりして、準備の際に活用してください。

【必須】基本の釣り道具

・竿(ロッド)
・リール
・道糸(ライン)
・仕掛け
・オモリ
・エサとエサ箱
・ハサミ
・針外し
・魚を入れる容器(クーラーボックスやバケツ)

【必須】服装・防寒アイテム

・防寒、防水アウター(スキーウェアなど)
・フリースなどのミドルレイヤー
・速乾性のあるインナー
・防寒、防水パンツ
・ニット帽や耳当て付きの帽子
・ネックウォーマー
・防水、防寒グローブ
・厚手の靴下
・防寒、防水ブーツ(スノーブーツなど)
・カイロ(貼るタイプ・貼らないタイプ)

【便利】釣りを快適にするグッズ

・折りたたみ椅子
・テント(氷上釣り用)
・ポータブルヒーター
・たたき台(リールを置く台)
・カウンター(釣果を数える)
・ヘッドライト
・サングラス(雪の照り返し対策)
・日焼け止め

【その他】食品や日用品

・温かい飲み物(保温ポット)
・カップ麺などの軽食
・ゴミ袋
・タオル・ウェットティッシュ
・モバイルバッテリー
・健康保険証

必須の釣り道具と選び方
必須の釣り道具と選び方

ワカサギ釣りに最低限必要な釣り道具を「タックル」と呼びます。
ここでは、それぞれの道具の役割と、初心者向けの選び方を解説します。

竿(ロッド)とリール

ワカサギ釣りの竿は、15cm~40cm程度の短いものが主流です。リールには手で巻き上げる「手巻きリール」と、ボタン一つで巻き上げる「電動リール」があります。
■手巻きリール
安価で手に入れやすく、構造がシンプルなためトラブルが少ないのが特徴です。まずは気軽に始めたい初心者の方におすすめです。
■電動リール
仕掛けの回収がスピーディーで手返しが良く、深場を狙う場合や数釣りをしたい場合に非常に有利です。価格は高めですが、一度使うと手放せなくなる快適さがあります。

初心者はまず、竿とリールがセットになった入門用の製品を選ぶのが手軽で安心です。釣具店やネット通販で3,000円~10,000円程度で購入できます。

仕掛け・道糸(ライン)

仕掛けとは、複数の針がついた糸のことです。道糸(リールに巻くメインの糸)の先に結んで使います。
■仕掛け
ワカサギ釣り用の完成品が多数販売されています。針の数や大きさ、糸の太さなど種類が豊富ですが、初心者はまず「初心者向け」と書かれたものや、釣り場のスタッフにおすすめされたものを選びましょう。予備を含めて2~3セットあると安心です。
■道糸(ライン)
リールに巻くメインの糸です。PEラインやナイロンラインなどがありますが、セット商品にはあらかじめ巻かれていることが多いです。自分で選ぶ場合は、PEラインの0.2号~0.4号が一般的です。

オモリ

仕掛けを水中に沈めるための重りです。軽すぎると仕掛けが潮や風に流され、重すぎるとワカサギの繊細なアタリが分かりにくくなります。
釣り場の水深や流れによって適切な重さが変わるため、3g~10g程度のものをいくつか用意しておくと状況に対応できます。釣り場の売店で「今日の推奨オモリ」が販売されていることも多いので、現地で確認するのも良いでしょう。

エサとエサ箱

ワカサギ釣りのエサは、「赤虫」や「サシ(白サシ、紅サシ)」といった生き餌が一般的です。生き餌の方が食いつきが良いとされています。
どうしても生き餌が苦手な方は、人工的に作られた「人工エサ」もあります。
エサは乾燥や寒さで弱ってしまうため、専用の「エサ箱」に入れて保管します。フタ付きの小さなプラスチックケースなどで代用することも可能です。

ハサミ・針外し

■ハサミ
糸を切ったり、仕掛けの袋を開けたりするのに必須です。小さなもので十分なので、必ず用意しましょう。
■針外し
ワカサギは口が小さく、針を素手で外すのは困難です。専用の針外しや、先の細いラジオペンチがあると、スムーズに手返しができ、釣果アップに繋がります。

シーン別!ワカサギ釣りの服装ガイド
シーン別!ワカサギ釣りの服装ガイド

ワカサギ釣りで最も重要なのが「防寒対策」です。特に氷上では、想像以上に体温が奪われます。ここでは、寒さで失敗しないための服装のポイントを解説します。

防寒の基本「レイヤリング(重ね着)」

防寒の基本は、機能の違う服を重ね着する「レイヤリング」です。これにより、衣服の間に空気の層が生まれ、体温を効果的に保つことができます。
■ベースレイヤー(肌着)
肌に直接触れる一番下の服です。汗をかくと体が冷える原因になるため、汗を素早く吸収・発散する化学繊維の速乾性インナーがおすすめ。
■ミドルレイヤー(中間着)
体温を保つ役割を担います。フリースやセーターなどが適しています。気温に応じて脱ぎ着しやすい前開きのものが便利です。
■アウターレイヤー(上着)
雨・雪・風から体を守る最も外側の服です。防水性、防風性、透湿性のある素材が必須です。

氷上釣りの服装と注意点

氷上は風を遮るものがなく、足元から冷気が伝わってくる最も過酷な環境です。
■アウター
スキーウェアやスノーボードウェア、あるいは釣り専用の防寒防水スーツが最適です。
■足元
最も冷えやすいのが足元です。厚手の靴下を履き、内側がボア素材になっているような防寒・防水性の高いスノーブーツや長靴を選びましょう。靴用のカイロも非常に効果的です。
■小物
耳まで覆えるニット帽、ネックウォーマー、防水・防寒機能のあるグローブは必須アイテムです。

女性・子供におすすめの防寒対策

体が冷えやすい女性やお子さんは、特に念入りな防寒対策が必要です。
■インナーを2枚重ねる
速乾性インナーの上に、保温性の高いインナーを重ねることで、保温力が格段にアップします。
■カイロを効果的に使う
お腹や背中、腰など、太い血管が通っている場所にカイロを貼ると、全身が効率よく温まります。
■小物類をフル活用
帽子、ネックウォーマー、レッグウォーマー、厚手の手袋など、末端を冷やさないための小物を積極的に使いましょう。

あると快適さが格段に上がる便利グッズ
あると快適さが格段に上がる便利グッズ

必須ではありませんが、持っていくとワカサギ釣りが何倍も快適で楽しくなるアイテムをご紹介します。

釣り座周りの快適アイテム

■折りたたみ椅子
長時間座って釣りをするため、必須に近い便利グッズです。背もたれ付きだとさらに快適です。
■たたき台
電動リールを置くための専用台です。リールを安定させ、アタリに集中できます。
■ライブウェル(活かしビク)
釣ったワカサギを一時的に生かしておくための容器です。鮮度を保ったまま持ち帰ることができます。

寒さ対策を万全にする暖房グッズ

■テント(氷上釣り用)
氷上での風を完全にシャットアウトでき、中の気温も保たれるため、快適さが劇的に向上します。
■ポータブルヒーター
テント内で使用できるガス式のヒーターなどがあります。一酸化炭素中毒を防ぐため、必ずテントの換気を十分に行ってください。

休憩・食事を楽しむためのアイテム

■保温ポット(魔法瓶)
温かいコーヒーやお茶、お湯を入れておけば、冷えた体を内側から温められます。カップ麺を作るのにも重宝します。
■バーナーとクッカー
お湯を沸かしたり、簡単な調理をしたりできます。釣ったばかりのワカサギを天ぷらにして食べるのは最高の贅沢です。

初心者向け!道具のレンタルと購入
初心者向け!道具のレンタルと購入

「全部揃えるのは大変そう…」と感じる初心者の方は、レンタルサービスの利用がおすすめです。

レンタルできる道具と料金相場

多くのワカサギ釣り場(ドーム船や管理釣り場)では、道具のレンタルサービスが用意されています。
■レンタル可能なもの
竿、リール、仕掛け、オモリ、エサ、ハサミ、椅子など、基本的な道具一式を借りられることが多いです。
■料金相場
竿・リールセットで1,500円~3,000円程度が相場です。手ぶらで行けるプランを用意している施設もあります。

購入とレンタルのメリット・デメリット

レンタルの場合

■メリット
手軽に始められる、初期費用を抑えられる、道具のメンテナンスが不要。
■デメリット
毎回レンタル料がかかる、自分に合った道具を選べない場合がある。

購入の場合

■メリット
自分好みの使いやすい道具が使える、長い目で見ればコストを抑えられる、釣りに行くモチベーションが上がる。
■デメリット
初期費用がかかる、保管場所が必要、メンテナンスの手間がかかる。

まずはレンタルでワカサギ釣りの楽しさを体験し、ハマったら自分の道具を揃えていくのが賢い選択かもしれません。

初めて買う人におすすめのセット商品

もし最初に購入するなら、釣具メーカーから販売されている「ワカサギ釣り入門セット」がおすすめです。
竿、リール、簡単な仕掛けなどがセットになっており、5,000円前後から購入できます。これ一つで、すぐにワカサギ釣りを始められます。

よくあるご質問
よくあるご質問

初心者が抱きがちな疑問にお答えします。

Q. 最低限必要な持ち物は何?

A. 「釣り道具一式」と「万全な防寒着」です。 具体的には、竿・リール・仕掛け・オモリ・エサ・ハサミ、そしてスキーウェアのような防寒着と防寒ブーツです。もし釣り場で道具をすべてレンタルするなら、服装とカイロなどの防寒グッズだけ準備すればOKです。

Q. 100均で揃えられるアイテムは?

A. 意外と多くのアイテムが100均で揃えられます。 例えば、以下のようなものが活用できます。
・ハサミ
・エサ箱の代わりになる小物ケース
・ゴミ袋
・タオル、ウェットティッシュ
・カイロ
・簡単な折りたたみ椅子

ただし、防寒具や釣り具の主要な部分は、専門店のものを選ぶ方が安全で快適です。

Q. 釣ったワカサギの持ち帰り方は?

A. クーラーボックスと氷(または保冷剤)で「氷締め」にして持ち帰るのがおすすめです。 釣ったワカサギを氷水に入れると、鮮度を保ったまま持ち帰ることができます。チャック付きのビニール袋などに入れておくと、クーラーボックス内が汚れず便利です。

まとめ
まとめ

しっかり準備をすれば、寒さも気にならず、ワカサギ釣りに集中できます。この記事を参考に、万全の体制で冬のレジャーを楽しんできてくださいね!