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2025/11/25 公開

【2025年最新】冬の東北でおすすめの観光スポット10選!秋田・福島・山形エリア

【2025年最新】冬の東北でおすすめの観光スポット10選!秋田・福島・山形エリア
白銀の世界が広がる冬の東北は、澄んだ空気と静けさに包まれた美しい季節。温泉や絶景、郷土料理など、この時期にしか出会えない魅力が各地にあふれています。

雪化粧した街並みやライトアップされた冬景色、凍てつく湖面や樹氷など、まるで絵画のような風景が訪れる人を魅了します。

秋田では雪見露天や伝統行事「なまはげ」など、地域の文化に触れられる体験が人気。

福島では会津若松の歴史ある町並みや猪苗代湖の絶景ドライブコースなど、冬でも見応えのある観光地が満載です。

山形では蔵王の樹氷や温泉街の情緒ある雰囲気、冬の味覚「寒鱈汁」などグルメの楽しみも充実しています。

寒さの中でこそ感じられる人の温かさや、雪国ならではの癒しの時間を味わえる
のが東北の冬旅の魅力。家族や友人との思い出づくりにも、ひとり旅にもぴったりです。

今回は、2025年の冬に訪れたい東北のおすすめ観光スポットを厳選してご紹介します。

東北の冬を満喫!秋田県でおすすめの観光スポット3選

東北の冬を満喫!秋田県でおすすめの観光スポット3選

横手市 | 横手かまくら

横手市 | 横手かまくら
約450年の歴史をもつ『横手かまくら』は、水神様をまつる小正月行事として親しまれています。かまくらの中では、あまえこ(甘酒)をふるまい、家内安全や商売繁盛、五穀豊穣を祈願します。

まつり期間中、市内にはおよそ60基のかまくらが並び、訪れる人々は夜更けまで語らいを楽しみます。

起源は藩政の頃にさかのぼり、武家の住む内町では災厄除けの行事として、商人の住む外町では井戸のそばに雪穴を作り水神様を祀る風習が行われていました。

これらが時代とともに融合し、現在のまつりとして形づくられたといわれています。

長い年月を経ても変わらぬ温もりを感じられる、冬の秋田を象徴する伝統行事です。

基本情報

住所 横手市役所本庁舎前・横手公園・二葉町・その他市内一円
開催日 毎年2月中旬 ※2026年は2月13日、14日 18:00~21:00
料金 観光協会へお問い合わせください
アクセス 観光協会へお問い合わせください
駐車場 観光協会へお問い合わせください
問い合わせ先 0182-33-7111 (一般社団法人 横手市観光協会)

男鹿市 | なまはげ柴灯まつり

男鹿市 | なまはげ柴灯まつり
『なまはげ柴灯まつり』は、900年以上続く神事「柴灯祭」と、男鹿地方の伝統行事「なまはげ」を組み合わせた冬の祭典です。

真山神社の境内に焚かれる炎のもと、面をつけたなまはげたちが舞い踊る様子は迫力満点。まつりの起源は1964年、男鹿温泉郷を盛り上げようと地元有志が始めた雪まつりがもとになっています。

半世紀以上の歴史を重ねる中で、一度も中止されることなく続いており、地域に深く根付いた伝統行事として知られています。

大晦日に行われる「男鹿のナマハゲ」も、この土地の文化を象徴する風習。男鹿の冬を代表する、神秘と熱気に満ちた伝統行事です。

基本情報

住所 秋田県男鹿市北浦真山水喰沢97
開催日 毎年2月の第2土曜日を含む金・土・日の3日間開催 ※2026年は2月13日(金)、14(土)、15(日)の18:00~20:30
料金 お一人様1,000円(中学生以下無料)
アクセス ●車 カーナビ利用の場合「なまはげ館(男鹿市北浦真山)」を目的地に設定 ●公共交通機関 ・秋田方面から:秋田駅~男鹿駅~会場 ※JR男鹿駅・男鹿温泉郷~会場間の臨時有料バスを運行
駐車場 公式サイトよりご確認ください。
問い合わせ先 0185-24-9220(なまはげ柴灯まつり実行委員会 男鹿市観光課内)

大仙市 | 刈和野の大綱引き

大仙市 | 刈和野の大綱引き
500年以上の歴史を誇る『刈和野の大綱引き』は、日本最大級のスケールを誇る冬の伝統行事で、国指定重要無形民俗文化財に登録されています。

上町(二日町)と下町(五日町)に分かれて引き合う巨大な綱が道路いっぱいに広がる様子は圧巻で、その壮大さに観客からどよめきが起こります。

勝敗によってその年の豊凶を占うとされ、五穀豊穣への祈りが込められています。観客の飛び入り参加も歓迎されており、訪れる人も一緒に祭りの迫力と一体感を体験できます。

綱引き以外にも太鼓演奏や花火などの催しが予定されており、冬の秋田を代表する風物詩として毎年多くの観光客で賑わいます。

基本情報

住所 秋田県大仙市字刈和野190-1付近
開催日 毎年2月10日
料金 公式サイトよりご確認ください。
アクセス ・車 秋田自動車道西仙北スマートICより車で10分 ・公共交通機関 JR刈和野駅より徒歩10分
駐車場 公式サイトよりご確認ください。
問い合わせ先 0187-75-1115(大仙市大綱交流館)

東北の冬を満喫!福島県でおすすめの観光スポット4選

東北の冬を満喫!福島県でおすすめの観光スポット4選

南会津郡下郷町 | 大内宿雪まつり

南会津郡下郷町 | 大内宿雪まつり
画像出典:PIXTA
情報出典:大内宿観光協会
『大内宿雪まつり』は、冬の会津若松市を代表する風物詩として知られ、幻想的な夜の街並みや大迫力の打ち上げ花火、伝統芸能の披露などが行われます。

雪景色に包まれた宿場町がいっそう美しく輝くこのまつりは、2月の第2土曜日・日曜日に開催されています。

このまつりの舞台となる「大内宿」は、江戸時代、会津若松と日光今市を結ぶ宿場町として栄えました。今もなお茅葺屋根の民家が街道沿いに立ち並び、まるで時が止まったかのような情緒ある景観が残っています。

住民たちは「売らない・貸さない・壊さない」を掲げ、伝統的な家屋と文化を守り続けており、1981年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

基本情報

住所 福島県南会津郡下郷町大字大内
開催日 2月の第2土曜日・日曜日 ※2026年は2月14日(12:00~19:00)、15日(10:00~15:00)
料金 施設へお問い合わせください
アクセス ●車 ・東京~白河IC~289号線~大内宿(東北自動車道約3時間) ・仙台~須賀川IC~118号線~大内宿(東北自動車道約3時間) ・新潟~新鶴スマートIC~113号線~大内宿(磐越自動車道約2時間) ●公共交通機関 ・浅草駅~東武鉄道「新藤原駅」~野岩鉄道「会津高原尾瀬口駅」~会津鉄道「湯野上温泉駅」(所要時間3時間半) ・JR東京駅~東北新幹線「JR郡山駅」~JR磐越西線「JR会津若松駅」~会津鉄道「湯野上温泉駅」(所要時間3時間半) ※湯野上温泉駅より車で10分 ・乗り合いバス 猿游号 大内宿と湯野上温泉駅を往復運行
駐車場 あり(有料)
問い合わせ先 0241-68-3611(大内宿観光協会)

耶麻郡猪苗代町 | しぶき氷

耶麻郡猪苗代町 | しぶき氷
猪苗代湖の冬にだけ現れる『しぶき氷』は、自然が創り出すまさに氷の芸術です。

強い西風にあおられた湖水が岸辺の木々に打ちつけ、枝や幹に氷の層が幾重にも重なって形づくられるこの現象は、全国的にも珍しく、福島の冬を象徴する絶景のひとつとされています。

太陽の光を浴びて輝く氷は、まるでクリスタルの彫刻のようにきらめき、見る角度や時間帯によってその表情を変えます。

静寂の中に風の音と波のさざめきだけが響き、自然の力強さと美しさを肌で感じられるひとときです。

天神浜駐車場から湖沿いを志田浜方面へ約1km進んだあたりで観賞できます。冬の猪苗代湖でしか出会えない、特別な絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。

基本情報

住所 福島県耶麻郡猪苗代町金田
営業時間 観光協会へお問い合わせください
定休日 観光協会へお問い合わせください
料金 観光協会へお問い合わせください
アクセス ・車 磐越自動車道猪苗代磐梯高原ICから車約10分、駐車場から徒歩約20分
駐車場 あり(無料)
問い合わせ先 0242-62-2048(猪苗代観光協会)

田村市 | あぶくま洞

田村市 | あぶくま洞
長い年月をかけて形づくられた『あぶくま洞』は、全長約4,200mに及ぶ日本有数の鍾乳洞です。

公開されている600mの通路には、「滝根御殿」や「月の世界」と呼ばれる幻想的な空間が広がり、自然が生み出した造形美が訪れる人々を魅了します。

舞台演出用の調光システムが導入され、光に照らされた鍾乳石が神秘的な輝きを放ちます。

一般コースの途中から分岐する探検コースでは、丸太のはしごを渡ったり、低い天井の下をくぐったりと、まるで冒険映画の主人公になったような体験が可能です。

約300段の階段を含む洞内はアップダウンが多いため、歩きやすい靴がおすすめ。自然の息吹と時間の流れを肌で感じられる、神秘的なスポットです。

基本情報

住所 福島県田村市滝根町菅谷字東釜山1番地
営業時間 時期により異なる ※探検コースは営業終了1時間30分前までの受付
定休日 年中無休
料金 個人料金※幼児(小学生未満)無料 ・大人(高校生以上)1,200円 ・中人(中学生)800円 ・小人(小学生)600円 探検コース:一般料金に追加(団体割引なし)300円
アクセス ●車 ・東京方面から:約3時間35分 ・仙台方面から:約1時間55分 ●公共交通機関 ・東京方面から:東北新幹線、JR磐越東線を利用(所要時間約2時間10分) ・仙台方面から:東北・北海道新幹線とJR磐越東線を利用(所要時間約1時間40分)
駐車場 あり
問い合わせ先 0247-78-2125(あぶくま洞管理事務所)

耶麻郡北塩原村 | イエローフォール

耶麻郡北塩原村 | イエローフォール
磐梯山の厳冬期にのみ姿を現す『イエローフォール』は、雪解け水が地中の硫黄分や鉄分を含み、黄色く凍結することで生まれる神秘の氷瀑です。

高さ約10mにも及ぶ黄金色の滝は、まさに自然がつくり出す芸術。太陽の光を受けて輝くその姿は、幻想的で息をのむ美しさです。

見学には、スノーシュー(もしくは、かんじき)を装着して雪原を歩くスノーシュートレッキングツアーがおすすめ。雄大な磐梯山や裏吾妻山を望む絶景の中を進み、イエローフォールを満喫できます。

個人でのトレッキングは危険なので、ガイドツアーへの参加をおすすめします。

適度な運動量があり、自然の中を歩く爽快感と達成感を同時に味わえる冬限定の体験です。厳冬の磐梯山が織りなす奇跡の光景を、全身で感じてみてはいかがでしょうか。

基本情報

住所 福島県耶麻郡北塩原村檜原曽原山1096−439
営業時間 12月下旬~3月下旬 ※詳しくはツアー会社へお問い合わせください
定休日 ツアー会社へお問い合わせください
料金 ツアー会社へお問い合わせください
アクセス ・車 磐越道 猪苗代磐梯高原IC 約30分 ・公共交通機関 JR磐越西線 猪苗代駅 タクシー30分
駐車場 ツアー会社へお問い合わせください

東北の冬を満喫!山形県でおすすめの観光スポット3選

東北の冬を満喫!山形県でおすすめの観光スポット3選

山形市 | 蔵王の樹氷

山形市 | 蔵王樹氷まつり
『蔵王の樹氷』は、冬の蔵王で見ることのできる樹氷群です。樹氷のシーズンは例年12月下旬~2月下旬頃。

氷点下の季節風に含まれる過冷却水滴がオオシラビソの枝にぶつかり、瞬時に凍り付きながら何層にも重なって成長することで、自然が作り出す巨大なスノーモンスターが姿を現します。

観賞の定番は「蔵王ロープウェイ」。山麓線と山頂線を乗り継いで到着する地蔵山頂駅では、一面に広がる樹氷原が出迎えてくれます。

夜には「樹氷ライトアップ」も開催され、多彩な光に照らされた樹氷群が幻想的な世界を演出。

さらに、雪上車「ナイトクルーザー号」で巡る「樹氷幻想回廊ツアー」では、間近で迫力ある樹氷を体感できます。

気象条件によって樹氷の表情が変わるため、訪問前に最新情報を確認しておくのがおすすめです。

基本情報

住所 山形県山形市蔵王連峰 地蔵岳山頂付近
開催日 2025年12月27日~2026年2月22日のうち36日間 詳細日程は蔵王ロープウェイ公式サイトよりご確認ください。
料金 ■ロープウェイ運賃 蔵王山麓駅⇔地蔵山頂駅(往復) おとな:4,400円 こども(6~11歳):2,200円
アクセス JR山形駅(東口バスターミナル)~「蔵王温泉バスターミナル」(路線バス「蔵王温泉」行きで約40分) さらに「蔵王ロープウェイ山麓駅」へ徒歩15分、「蔵王ロープウェイ(山麓駅~樹氷高原駅~地蔵山頂駅)」を利用
問い合わせ先 023-694-9518(蔵王ロープウェイ)

酒田市 | 玉簾の滝

酒田市 | 玉簾の滝
画像出典:PIXTA
情報出典:やまがたへの旅 - 山形県の公式観光・旅行情報サイト

およそ1,200年前、弘法大師が神のお告げによって発見し、命名したと伝わる『玉簾の滝』。高さ63m・幅5mの堂々たる直瀑で、山形県随一のスケールを誇ります。

かつては修験場として知られ、滝の目前には御嶽神社が静かに佇み、訪れる人々を清らかな気に包み込みます。杉の大木に囲まれた道中は、マイナスイオンに満ちた癒しの空間です。

冬の見どころは、寒さが厳しい1月中旬から2月上旬にかけて現れる「氷瀑」です。滝全体が氷に覆われ、青白く輝く様子は息をのむほどの美しさです。

力強く流れ落ちる水の音に心を澄ませながら、自然と信仰が息づく山形の直瀑をじっくりと堪能してみてください。

基本情報

住所 山形県酒田市升田字大森
アクセス ・車 日本海東北自動車道 酒田みなとICから車で約30分 ・公共交通機関 JR酒田駅から車で約40分 ※玉簾の滝までは駐車場から徒歩7分
その他 冬期間の除雪は土・日・祝日に行います。 参道、遊歩道の除雪はありません
駐車場 あり(鳥海山南テラス駐車場利用/普通車47台、大型車4台)
問い合わせ先 0234-64-3111(酒田市八幡総合支所)

米沢市 | 上杉雪灯篭まつり

米沢市 | 上杉雪灯篭まつり
『上杉雪灯篭まつり』は、毎年2月の第2土曜と日曜の2日間、上杉神社がある松が岬公園一帯を舞台に開催されます。

約200基の雪灯篭と1,000個もの雪ぼんぼり(雪洞)にろうそくの灯がともり、やわらかな光が雪面に揺らめく光景はまるで夢の世界。

会場では、雪で作られた巨大な「鎮魂の塔」が建てられ、戦没者の冥福を祈る鎮魂祭が厳かに執り行われます。多くの市民が献灯に訪れ、静寂の中にともる光が平和への祈りを伝えます。

さらに、「キャンドルゾーン」ではカラーメガホンを使った色鮮やかな光の演出も行われ、雪灯篭とは異なる幻想的な世界が広がります。

雪国ならではの情緒が感じられる冬の風物詩として、多くの人に愛され続けているお祭りです。

基本情報

住所 山形県米沢市丸の内1-4-13
開催日 毎年2月の第2土曜日と日曜日 ※2026年は2月14、15日
料金 事務局へお問い合わせください
アクセス ・車 東北中央自動車道米沢中央ICから約15分 ・公共交通機関 米沢市街循環バス(右回り):米沢駅前発→上杉神社前下車
駐車場 あり(無料/米沢市役所) ※米沢市役所から会場までは有料シャトルバスをご利用ください。
問い合わせ先 0238-22-9607(事務局/米沢観光コンベンション協会内)

まとめ

東北の冬は、雪に包まれた幻想的な風景と温かい人のぬくもりが感じられる特別な季節です。秋田・福島・山形には、それぞれ自然や温泉、食を通じて冬の魅力を満喫できる観光地が揃っています。

日常を離れて、ゆったりと過ごす冬旅にもぴったり。ぜひこの記事を参考に、2025年の冬は東北で心に残る旅を楽しんでみてください。

※この記事は2025年11月25日時点での情報です。
掲載情報は変更の可能性があります。
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