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2025/12/18 公開

雪が降らない温泉10選!ノーマルタイヤで行ける関東・関西の日帰り温泉施設

雪が降らない温泉10選!ノーマルタイヤで行ける関東・関西の日帰り温泉施設
「冬の温泉旅行に行きたいけど、雪道の運転は不安…」 「スタッドレスタイヤがないから、冬のドライブは諦めるしかないのかな?」
冬の澄んだ空気の中で入る露天風呂は格別ですが、雪道の運転には慣れが必要で、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。特に、普段雪が降らない地域にお住まいだと、スタッドレスタイヤをお持ちでない場合も多いですよね。
でもご安心ください。日本には、冬でも雪の心配がほとんどなく、ノーマルタイヤで安全にアクセスできる魅力的な温泉地がたくさんあります。

この記事では、雪道の運転が苦手な方やスタッドレスタイヤがない方でも安心して楽しめる「雪が降らない温泉地」を、関東・関西・西日本エリアから厳選してご紹介します。
あなたにぴったりの冬の旅行先がきっと見つかります。安全で快適な冬の温泉旅行を計画しましょう。

【関東・東海編】ノーマルタイヤで行ける雪が降らない温泉地
【関東・東海編】ノーマルタイヤで行ける雪が降らない温泉地

まずは、首都圏からアクセスしやすく、週末のドライブ旅行にも最適な関東・東海エリアの温泉地をご紹介します。これらの温泉地は、太平洋沿岸に位置し、年間を通して温暖な気候なのが特徴です。

神奈川県・湯河原温泉

箱根の山を越えず、海沿いのルートでアクセスできる湯河原温泉。万葉集にも詠われた歴史ある名湯として知られています。肌に優しい泉質で、「美肌の湯」として知られています。
都心からのアクセスも良く、日帰りでも十分に楽しめる手軽さが魅力。落ち着いた雰囲気の温泉地で、静かにゆったりと過ごしたいカップルや夫婦におすすめです。
・東京からのアクセス:車で約1時間半(東名高速・小田原厚木道路経由)
・泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉など
・特徴:歴史ある名湯、美肌の湯、落ち着いた雰囲気

千葉県・鴨川温泉

千葉県の房総半島、太平洋側に位置する鴨川温泉。黒潮の影響で冬でも気候が温暖なため、雪が降ることはほとんどありません。どこまでも続く海岸線を眺めながら入る温泉は格別です。
周辺には「鴨川シーワールド」などの観光スポットも充実しており、温泉とレジャーを一緒に楽しめます。都心からアクアラインを使えば約1時間半と、気軽に訪れることができるのも嬉しいポイントです。
・東京からのアクセス:車で約1時間半(東京湾アクアライン経由)
・泉質:塩化物泉・炭酸水素塩泉(含硫黄泉)
・特徴:温暖な気候、オーシャンビューの温泉、周辺観光も充実

静岡県・熱海温泉

都心から約1時間半とアクセス抜群で、年間を通して温暖な気候が魅力の熱海温泉。海沿いの国道を通ってアクセスするため、山道もなく、雪の心配はほとんどありません。
古くから多くの文人墨客に愛されてきた歴史ある温泉地でありながら、近年はおしゃれなカフェやスイーツ店も増え、新しい魅力が次々と生まれています。海を眺めながら入れる絶景の露天風呂も多く、心身ともにリフレッシュできること間違いなしです。
・東京からのアクセス:車で約1時間半(東名高速・小田原厚木道路西湘バイパス経由)
・泉質:塩化物泉、硫酸塩泉など
・特徴:海沿いの絶景、豊富な湯量、グルメやスイーツも充実

静岡県・伊東温泉

熱海からさらに南下した場所に位置する伊東温泉も、雪の心配が少ない温暖な温泉地です。全国有数の湯量を誇り、源泉かけ流しの宿も多いのが特徴。どこか懐かしいレトロな温泉街の雰囲気を楽しむことができます。
海岸沿いを走る国道135号線は、冬でも走りやすい絶景のドライブコースです。新鮮な海の幸も豊富なので、温泉とグルメを両方満喫したい方におすすめです。
・東京からのアクセス:車で約1時間半(東名高速・小田原厚木道路経由)
・泉質:単純温泉、弱食塩泉など
・特徴:豊富な湯量、レトロな温泉街、新鮮な海の幸

【関西・西日本編】雪の心配が少ない温泉地
関西・西日本編】雪の心配が少ない温泉地

続いて、関西や西日本エリアで雪の心配が少なく、ノーマルタイヤでも訪れやすい温泉地をご紹介します。

和歌山県・南紀白浜温泉

有馬温泉、道後温泉と並び「日本三古湯」のひとつに数えられる南紀白浜温泉。年間を通して温暖な気候に恵まれ、冬でも雪の心配はほぼありません。
真っ白な砂浜が美しい「白良浜(しららはま)」に隣接しており、南国リゾートのような開放的な雰囲気が魅力です。海に沈む夕日を眺めながら入れる露天風呂は、忘れられない思い出になるでしょう。
・大阪からのアクセス:車で約2時間(阪和自動車道経由)
・泉質:塩化物泉、硫黄泉、炭酸水素塩泉など
・特徴:日本三古湯、リゾート感あふれる雰囲気、美しい白砂のビーチ

兵庫県・淡路島温泉

京阪神から明石海峡大橋を渡ってすぐの淡路島。瀬戸内海式の温暖な気候で、冬でも雪が降ることは稀です。島内には複数の温泉地が点在しており、海を望む絶景の温泉宿が多くあります。
新鮮な海の幸や、甘くて美味しい淡路島たまねぎなど、グルメも大きな魅力のひとつ。ドライブコースとしても人気が高く、気軽に非日常を味わえる温泉地です。
・大阪からのアクセス:車で約1時間(阪神高速・神戸淡路鳴門自動車道経由)
・泉質:単純温泉など
・特徴:京阪神から好アクセス、海の幸が豊富、絶景のオーシャンビュー

愛媛県・道後温泉

日本最古の温泉といわれ、国の重要文化財にも指定されている「道後温泉本館」がシンボルの道後温泉。松山市の市街地に位置するため、冬でも積雪の心配はほとんどありません。
アルカリ性単純温泉の湯は、肌に優しく湯治や美容に適していると言われています。歴史と文化が感じられる温泉街を浴衣で散策するのも楽しみのひとつです。
・岡山からのアクセス:車で約2時間半(瀬戸中央自動車道・松山自動車道経由)
・泉質:アルカリ性単純温泉
・特徴:日本最古の温泉、歴史的な建造物、城下町の風情

大分県・別府温泉

源泉数、湧出量ともに日本一を誇る「おんせん県」大分の代表格、別府温泉。別府市街地は海沿いにあり、標高も低いため、冬でも雪が積もることは滅多にありません。
泉質が異なる8つの温泉郷「別府八湯」があり、湯めぐりを楽しめるのが最大の魅力。「地獄めぐり」などの観光名所も豊富で、温泉エンターテイメントを満喫できます。
・福岡からのアクセス:車で約2時間(九州自動車道・大分自動車道経由)
・泉質:単純温泉、塩化物泉、硫黄泉など
・特徴:日本一の源泉数・湧出量、別府八湯めぐり、地獄めぐり観光

厳選!雪の心配がないおすすめ日帰り温泉施設
厳選!雪の心配がないおすすめ温泉

ここでは、ご紹介した温泉地の中でも特におすすめの施設をピックアップしました。冬でも安心して訪れることができ、素晴らしい温泉体験が待っています。

【熱海温泉】オーシャンスパ Fuua

静岡県熱海市にある海辺のスパ&日帰り温泉施設で、雄大な相模灘と空が溶け合う景色を眺めながら、心身を癒せるリゾート空間が整えられています。
日本最大級の全長約25メートルの露天立ち湯では、まるで海に浮かんでいるような浮遊感と、空と海のコントラスト/夕暮れ・夜景の美しさを堪能できます。露天風呂だけでなく、かけ流し露天湯、内湯(眺望内湯、水素泉、冷水泉など)、展望サウナも備わっており、多様な湯めぐりを楽しめるのが魅力です。
■特徴
絶景の露天立ち湯、多彩な温泉施設、リラックス空間

【湯河原温泉】みやかみの湯

みやかみの湯は、神奈川県湯河原町にある源泉かけ流しの日帰り温泉施設で、山間や川辺の自然に囲まれた静かな環境の中で「温泉」「炭酸泉」「サウナ/泥パック」など多彩な湯めぐりができるのが魅力です。
日本で初(地元湯河原での導入)とされる炭酸泉「ラムネ湯」や、肌の汚れ落としと潤い回復を狙った泥パック蒸気サウナなど“温泉+エステ”的な機能もあり、ただ温まるだけではないリフレッシュ体験が可能です。
■特徴
源泉かけ流しの天然温泉、炭酸泉「ラムネ湯」あり、泥パック蒸気サウナ

【南紀白浜温泉】長生の湯

長生の湯は、和歌山県の有名温泉地 白浜温泉 にある、源泉かけ流しの日帰り温泉施設です。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で、「美肌の湯」「つるつるした肌あたり」「温まりやすさ」に優れ、入浴を通じた疲労回復や冷え性・関節痛などへの効能も期待できます。
■特徴
多彩な浴槽構成、四季を感じる自然あふれる露天環境、レトロ・湯治場の雰囲気

【別府温泉】ひょうたん温泉

ひょうたん温泉は、「源泉100%かけ流し」の天然温泉を、多彩な浴槽や入浴スタイルでじっくり楽しめる点にあります。
一般的な公衆浴場やスーパー銭湯とは異なり、湯を薄めたり循環させたりせず、湧き出したそのままの自然の湯を冷やして直接浴槽に流す独自の竹製冷却システム(Yumetake)を使っており、新鮮な湯の肌ざわりや温まり、泉質の良さをしっかり味わえます。
■特徴
多彩な浴槽・入浴スタイル、砂湯・蒸し湯など変わり種温泉体験、歴史と伝統を継ぐ老舗温泉

冬でも楽しめる周辺観光とドライブコース
冬でも楽しめる周辺観光とドライブコース

温泉地への道中も旅行の醍醐味です。雪の心配が少ないエリアならではの、冬のドライブコースをご紹介します。

伊豆半島・海岸線の絶景ドライブ

熱海や伊東へ向かう国道135号線は、相模灘の美しい景色を眺めながら走れる人気のドライブコースです。
途中には「城ヶ崎海岸」の吊り橋や、「大室山」のリフトなど、立ち寄りスポットも豊富。新鮮な海鮮丼が味わえるお店も多く、グルメドライブにも最適です。

房総半島・花と海の幸を満喫する旅

アクアラインを渡り、房総半島へ。温暖な南房総では、冬でもポピーや菜の花が咲き誇る風景を楽しめます。鋸山(のこぎりやま)からの絶景や、新鮮な海の幸が並ぶ「道の駅」巡りもおすすめです。

和歌山・アドベンチャーワールドと白良浜

南紀白浜温泉を訪れるなら、パンダファミリーに会える「アドベンチャーワールド」は外せません。温泉街から車ですぐの距離にあります。
冬でも温暖な白良浜の散策や、夕日スポットとして有名な「円月島(えんげつとう)」を巡るドライブもおすすめです。

よくある質問
よくある質問

ノーマルタイヤでの冬の旅行に関する、よくある質問にお答えします。

Q. ノーマルタイヤで本当に大丈夫?

A. 今回ご紹介した太平洋沿岸や標高の低い温泉地であれば、冬でもノーマルタイヤで走行できる可能性は非常に高いです。 ただし、これは絶対ではありません。
数年に一度クラスの強い寒波が到来した場合や、日陰の橋の上、早朝・深夜の山間部などでは、路面が凍結する可能性もゼロではありません。出発前には必ず天気予報と道路情報を確認しましょう。

Q. 高速道路の冬用タイヤ規制とは?

A. 高速道路では、積雪や凍結の状況に応じて規制が出されます。主なものに「冬用タイヤ規制」と「チェーン規制」があります。
■冬用タイヤ規制
スタッドレスタイヤなどの冬用タイヤを装着していれば通行可能です。
■チェーン規制
スタッドレスタイヤを装着していても、タイヤチェーンを取り付けなければ通行できない、より厳しい規制です。
ノーマルタイヤの場合、どちらの規制が出てもその区間は通行できなくなります。

Q. 万が一の積雪に備えるべきこと

A. 念のため、トランクにタイヤチェーン(非金属製の布やゴムタイプが着脱しやすくおすすめ)を積んでおくと安心です。 また、JAFなどのロードサービスに加入しておくと、万が一のスタック(雪にはまって動けなくなること)時にも対応してもらえます。解氷スプレーやスノーブラシも備えておくと役立ちます。

出発前の天気・道路情報の確認方法

旅行の計画段階と出発直前には、以下のサイトで最新情報を確認する習慣をつけましょう。
■天気予報
気象庁のウェブサイトや、民間の天気予報アプリで目的地の天候をチェックします。
■道路情報
「日本道路交通情報センター(JARTIC)」のウェブサイトでは、全国の高速道路や一般道の交通規制、渋滞情報をリアルタイムで確認できます。

まとめ
まとめ

冬の温泉旅行は、雪道の運転が不安な方でも十分に楽しむことができます。大切なのは、行き先を正しく選ぶことです。
この記事でご紹介した「雪が降らない温泉地」のポイントをまとめます。
・関東・東海エリアなら伊豆や房総、関西なら紀伊半島や淡路島が狙い目
・太平洋沿岸で、標高の低い海沿いの温泉地を選ぶのが基本
・念のためタイヤチェーンを携行し、出発前には必ず天気・道路情報を確認する

今回ご紹介した温泉地は、どこもノーマルタイヤでアクセスしやすく、冬でも温暖な気候と素晴らしい温泉、そして美味しい食事が楽しめる場所ばかりです。
次の休日は、雪の心配をせず、心も体も温まる温泉ドライブ旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。