「冬は忙しくて行けなかったけど、もう一度くらい滑りたいな…」 「春休みやゴールデンウィークの旅行先、どこか良いところはないかな?」
そんな風に考えているあなたにこそ、「春スキー」は最高の選択肢です。
春スキーは、ハイシーズンとは一味違った魅力がたくさんあります。暖かい日差しの中で滑る気持ちよさ、混雑の少ないゲレンデ、そしてお得なリフト券など、メリットが満載です。
しかし、「3月や4月でも本当に滑れるの?」「雪質が悪くて楽しめないんじゃない?」といった不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
ご安心ください。この記事では、3月からゴールデンウィーク(GW)までしっかり楽しめる、雪質・コンディションともに評価の高いおすすめの春スキーが楽しめるスキー場を厳選してご紹介します。
さらに、春スキーならではの服装や持ち物、知っておきたい注意点まで、あなたの疑問や不安をすべて解消します。この記事を読めば、最高のシーズン締めくくりを計画できること間違いなしです。
【2026年】春スキーおすすめスキー場9選
それでは早速、春でも豊富な雪量を誇り、GWまで滑走可能なスキー場を中心に、全国のおすすめスキー場を9か所ご紹介します。標高の高さや立地条件など、各スキー場が春でも楽しめる理由もあわせて解説します。
【新潟】かぐらスキー場(5月中旬まで)
春スキーの聖地として真っ先に名前が挙がるのが、新潟県の「かぐらスキー場」です。標高1,845mという高さと豊富な積雪量により、例年5月中旬頃まで安定したコンディションで滑走できます。
3つのエリア(かぐら・みつまた・田代)から構成される広大なゲレンデが魅力で、春でも滑れるコースが豊富なのが嬉しいポイント。特に「かぐらメインゲレンデ」は、春でも雪質が良く、コブ斜面は多くのスキーヤー・スノーボーダーで賑わいます。
■営業期間の目安
例年11月下旬~5月下旬(※2026年は5/17までの予定)
■春のコンディション
4月でも雪質が良く、ザラメ雪の気持ち良い滑走が楽しめます。
■アクセス
関越自動車道 湯沢ICから約15分
【長野】志賀高原 熊の湯スキー場・横手山スキー場(5月上旬まで)
志賀高原は数多くのスキー場が集まる日本最大級のスノーリゾートですが、その中でも特に春スキーにおすすめなのが「熊の湯スキー場」と「横手山・渋峠スキー場」です。
標高2,307mを誇る横手山にある横手山・渋峠スキー場は、日本で最も標高の高いスキー場として知られ、GWを過ぎても滑走可能な場合があります。北向き斜面が多い熊の湯スキー場も雪解けが遅く、春でも良好なコンディションを保ちます。
■営業期間の目安
例年11月中旬~5月下旬(※2026年は5/6までの予定)
■春のコンディション
標高の高さから、4月でもパウダースノーに出会える可能性があります。GW期間中も滑走エリアが広く確保されていることが多いです。
■アクセス
上信越自動車道 信州中野ICから約60分
【長野】野沢温泉スキー場(5月上旬まで)
日本トップクラスの規模を誇る「野沢温泉スキー場」も、春スキーにおすすめのスポットです。特に標高の高い「やまびこゲレンデ」エリアは、5月上旬のGW最終日まで営業していることが多く、最後までスキー・スノボを楽しみたい人で賑わいます。
3月下旬まではほぼ全面滑走可能で、ハイシーズンと変わらない楽しみ方ができます。滑走後は、歴史ある野沢温泉の街並み散策や外湯めぐりができるのも大きな魅力です。
■営業期間の目安
例年11月下旬~5月上旬(※2026年は5/6までの予定)
■春のコンディション
4月上旬までは雪質も良く、快適に滑れます。下旬になるとやまびこゲレンデがメインとなりますが、景色も良く爽快です。
■アクセス
上信越自動車道 豊田飯山ICから約25分
【群馬】丸沼高原スキー場(5月上旬まで)
関東圏からのアクセスが良く、日帰りでも人気の高い「丸沼高原スキー場」。標高2,000mの山頂から最長4,000mのロングランが楽しめ、例年GWまで営業しています。
ロープウェイで一気に山頂まで昇れるので、春でも雪質の良い山頂エリアを手軽に楽しめるのが特徴です。地形を活かしたスノーパークも充実しており、春パークを楽しみたいボーダーにもおすすめです。
■営業期間の目安
例年11月下旬~5月上旬(※2026年は5/6までの予定)
■春のコンディション
山頂付近は4月でも良好な雪質を保ちます。午後はシャバ雪になりやすいですが、春らしい滑りを楽しめます。
■アクセス
関越自動車道 沼田ICから約60分
【長野】白馬八方尾根スキー場(5月上旬まで)
世界的にも有名なビッグゲレンデ「白馬八方尾根スキー場」。ゲレンデの最上部と最下部の標高差は1,000m以上を誇り、山頂付近の「兎平ゲレンデ」や「黒菱ゲレンデ」は雪解けが遅く、GWまで滑走可能です。
春になると手強いコブ斜面が名物となり、上級者が腕を競い合います。もちろん、初心者向けの緩やかなコースも営業しているので、レベルを問わず楽しめます。北アルプスの絶景を眺めながらの滑走は格別です。
■営業期間の目安
例年12月上旬~5月上旬(※2026年は5/6までの予定)
■春のコンディション
上部のゲレンデは4月でも雪が豊富。春特有のコブ斜面は滑りごたえ抜群です。
■アクセス
長野自動車道 安曇野ICから約70分
【新潟】ロッテアライリゾート(5月中旬まで)
豊富な降雪量と極上のパウダースノーで知られる「ロッテアライリゾート」は、春シーズンも長く楽しめます。例年5月中旬まで営業しており、特に標高の高い上部エリアは春でもコンディションが良いことで評判です。
洗練されたリゾートホテルが併設されており、アフタースキーも充実。贅沢な春スキー旅行を計画したい方におすすめです。
■営業期間の目安
例年12月中旬~5月中旬(※2026年は5/10までの予定)
■春のコンディション
4月でも滑走可能なコースが多く、ザラメ雪でのカービングが楽しめます。
■アクセス
上信越自動車道 新井スマートICから約10分
【北海道】キロロスノーワールド(5月上旬まで)
北海道の中でも特に積雪量が多いことで知られる「キロロスノーワールド」。その雪質の良さはトップシーズンだけでなく、春になっても健在です。例年GWまでパウダースノーが楽しめる可能性がある、数少ないスキー場の一つです。
広大なツリーランエリアも魅力で、春の暖かい気候の中、森の中を滑る爽快感を味わえます。
■営業期間の目安
例年12月上旬~5月上旬(※2026年は5/6までの予定)
■春のコンディション
北海道ならではの雪質で、本州の春スキーとは一味違った滑りを体験できます。
■アクセス
札樽自動車道 朝里ICから約30分
【新潟】奥只見丸山スキー場(5月上旬まで)
日本屈指の豪雪地帯に位置し、冬はアクセス路が閉鎖されるため、12月~3月下旬まで休業し、春に再オープンするユニークなスキー場です。豊富な積雪量を活かし、例年5月上旬まで営業しています。
春のザラメ雪やコブ斜面が名物で、多くのエキスパートが集まります。ブナの原生林に囲まれたロケーションも素晴らしく、大自然の中での滑走を満喫できます。
■営業期間の目安
例年12月上旬~1月上旬、3月下旬~5月上旬(※2026年は5/6までの予定)
■春のコンディション
再オープン直後はパウダースノーが楽しめることも。GWにかけては極上のザラメ雪とコブ斜面がメインになります。
■アクセス
関越自動車道 魚沼ICから約50分
【岐阜】高鷲スノーパーク(4月下旬まで)
西日本最大級のスノーリゾート「高鷲スノーパーク」は、標高1,550mに位置し、4月下旬まで滑走可能なスキー場です。山頂で隣接する「ダイナランド」と共通リフト券で行き来でき、広大なエリアを楽しめます。
15人乗りのゴンドラで一気に山頂へアクセスできるため、効率よく滑れるのが魅力。春シーズンはスノーパークのアイテムも充実しており、多くのフリースタイラーで賑わいます。
■営業期間の目安
例年12月上旬~4月下旬(※2026年は4/26までの予定)
■春のコンディション
3月中は全面滑走可能な日が多く、4月に入ると山頂からのロングコースがメインになります。
■アクセス
東海北陸自動車道 高鷲ICから約10分
春スキーはいつまで?時期別の特徴と雪質
「春スキー」と一括りに言っても、3月と5月ではゲレンデの状況が大きく異なります。ここでは、時期ごとの特徴と雪質の変化について解説します。
3月のスキー・スノボ(ハイシーズン並みの雪質)
3月上旬から中旬にかけては、多くのスキー場でまだハイシーズンに近いコンディションが保たれています。標高の高いスキー場では、降雪があればパウダースノーを楽しめるチャンスも十分にあります。
下旬になると、日中の気温上昇により雪が解け、夜に冷えて固まるというサイクルを繰り返すようになります。これにより、朝は硬いアイスバーン、日中は緩んだシャバ雪(湿った雪)というように、1日の中でもコンディションが変化しやすくなります。
4月のスキー・スノボ(ザラメ雪がメイン)
4月になると、営業を終了するスキー場が増え始めます。この時期の主役となる雪質が「ザラメ雪」です。ザラメ雪とは、雪の結晶が解けて再び凍ることを繰り返し、大きな氷の粒になった状態の雪のこと。
一見滑りにくそうに思えますが、適度に緩んだザラメ雪は板がよく走り、エッジも効きやすいため、カービングターンが非常に気持ち良いと好む人も多いです。ただし、気温が上がりすぎると水分を多く含んだ「シャバ雪」になり、板が滑りにくくなることもあります。
5月・GWのスキー・スノボ(営業スキー場は限定)
5月のゴールデンウィーク(GW)まで営業しているスキー場は、本記事で紹介したような標高が非常に高い、もしくは日本有数の豪雪地帯にあるスキー場に限定されます。
滑走可能なコースも山頂付近や一部のコースに限られることが多くなります。雪質はザラメ雪が中心で、コブ斜面やスノーパークがメインのゲレンデも増えてきます。天気が良ければTシャツで滑れるほど暖かくなり、ピクニック気分で楽しむのもおすすめです。
春スキーの服装と必須の持ち物
春スキーは気温の変化が激しいため、服装と持ち物の準備が快適に楽しむための鍵となります。
基本は重ね着(レイヤリング)で体温調節
春スキーの服装の基本は、体温調節がしやすい「重ね着(レイヤリング)」です。汗をかいたら脱ぎ、寒くなったら着る、ということをこまめに行いましょう。
■ベースレイヤー(肌着)
汗を素早く吸収し、乾かしてくれる速乾性の高い化学繊維のものがおすすめです。汗冷えを防ぐ重要な役割を担います。
■ミドルレイヤー(中間着)
体温を保持する役割です。フリースや薄手のダウンなどが一般的。天候に合わせて厚さを調整したり、着脱したりします。
■アウターレイヤー(ウェア)
雪や風を防ぐ最も外側の層です。春は雪が湿っているため、耐水圧の高いウェアを選ぶと濡れにくく快適です。ベンチレーション(換気機能)が付いていると、ウェア内の熱を逃がせて便利です。
必須の持ち物リスト(日焼け止め・サングラス)
冬の装備に加えて、春スキーならではの必須アイテムがあります。特に紫外線対策は万全にしましょう。
■日焼け止め
春は日差しが強く、雪面からの照り返しも強烈です。SPF50+などの強力な日焼け止めを、顔や首、耳などにこまめに塗り直しましょう。
■サングラスまたはゴーグル
強い日差しから目を守るために必須です。晴天用のレンズカラー(ミラーレンズなど)がおすすめ。ゴーグルは転倒時の安全のためにも持参しましょう。
■撥水スプレー
ウェアやグローブにスプレーしておくと、湿った雪で濡れるのを防げます。
■薄手のグローブ
ハイシーズン用の厚いグローブでは暑すぎることがあります。薄手のものや、春用のグローブがあると快適です。
■ネックウォーマーやフェイスマスク
日焼け対策として非常に有効です。薄手のものを選びましょう。
春の湿雪に有効なスキー・スノボワックス
春の湿った雪は抵抗が大きく、スキーやスノーボードの板が滑りにくくなります。そんな時に効果を発揮するのが「ワックス」です。
特に、水分を弾く効果のあるフッ素系のワックスや、春の雪温に対応した「イエロー」や「ピンク」などのワックスがおすすめです。スキー場に行く前にホットワックスをかけておくのが理想ですが、ゲレンデで手軽に塗れる生塗りタイプの簡易ワックスでも効果は十分にあります。板が滑らないと楽しさも半減してしまうので、ぜひ試してみてください。
春スキーのメリットと注意点
春スキーには多くのメリットがありますが、特有の注意点も存在します。両方を理解して、安全に楽しみましょう。
リフト券割引やツアー料金が安い
春スキーの最大のメリットの一つが、費用の安さです。多くのスキー場では、3月中旬頃から「春割」としてリフト券が割引になります。また、シーズンオフに近づくため、宿泊施設やスキーツアーの料金もハイシーズンに比べて安くなる傾向があります。お得にスキー・スノボを楽しみたい方には絶好の機会です。
ゲレンデが空いていて滑りやすい
ハイシーズンの土日に見られるような、リフトの長蛇の列はほとんどありません。ゲレンデ自体も空いているため、広々としたバーンを自分のペースで滑ることができます。
周りを気にせず練習に集中できるので、初心者やカービングターンを練習したい中級者には最適な環境です。
ザラメ雪の特徴と滑り方のコツ
春特有の「ザラメ雪」は、攻略すれば非常に楽しい雪質です。滑るコツは、板の面全体を使って滑るイメージを持つこと。エッジを立てすぎず、少し後方に重心を置いて滑ると、板が雪に取られにくくなります。スピードコントロールがしやすく、気持ちの良いターンが描けるはずです。
雪崩やコースコンディションの変化に注意
楽しい春スキーですが、安全面での注意も必要です。気温の上昇により雪が緩むため、コース外での雪崩のリスクが高まります。スキー場のルールを守り、絶対にコース外には出ないようにしましょう。
また、コース内に土や石、木の枝などが露出していることもあります。滑走中は足元にも注意を払い、危険を避けるようにしてください。午前中は凍っていて、午後は緩むなど、コンディションの変化にも気を配りましょう。
春スキーに関するよくある質問
最後に、春スキーに関して多くの方が抱く疑問にお答えします。
ノーマルタイヤでスキー場まで行ける?
いいえ、ノーマルタイヤで行くのは非常に危険です。春とはいえ、スキー場周辺の道路は朝晩に凍結する可能性があります。また、標高の高い場所では急に雪が降ることも珍しくありません。
3月はもちろん、4月やGWであっても、必ずスタッドレスタイヤを装着するか、タイヤチェーンを携行してください。安全が何よりも大切です。
関東から日帰りで行けるおすすめスキー場は?
関東から日帰りで行くなら、群馬県の「丸沼高原スキー場」や新潟県の「かぐらスキー場」がおすすめです。どちらも関越自動車道からのアクセスが良く、GWまで営業しているため、春スキーの定番スポットとなっています。早朝に出発すれば、十分に滑走時間を確保できます。
初心者やファミリーでも楽しめますか?
はい、春スキーは初心者やファミリーにこそおすすめです。その理由は以下の通りです。
■気候が暖かい
寒さが苦手な子供でも、快適に過ごせます。
■ゲレンデが空いている
周りを気にせず、安心して練習できます。リフトの乗り降りも焦る必要がありません。
■料金が安い
家族全員分のリフト券やレンタル代を抑えられます。
ただし、滑走可能なコースが限られてくるため、春でも初心者向けの緩斜面が営業しているスキー場を選ぶことが大切です。事前に公式サイトでコース状況を確認しましょう。
まとめ
春スキーは、ハイシーズンとは違った魅力にあふれた、最高のシーズンの締めくくり方です。
・3月、4月、GWまで楽しめるスキー場はたくさんある
・暖かい気候、安い料金、空いたゲレンデが春スキーのメリット
・服装は「重ね着」、持ち物は「紫外線対策」が重要
・安全のため、スタッドレスタイヤやチェーンは必須
雪質の変化やコンディションに注意し、しっかりと準備をすれば、春スキーは誰にとっても忘れられない体験になります。
ぜひこの記事を参考にして、あなたにぴったりのスキー場を見つけ、最高の春スキーを楽しんでください!
※営業期間は雪の状況により前後するため、必ず公式サイトの最新情報を確認してください。
※営業期間は雪の状況により前後するため、必ず公式サイトの最新情報を確認してください。
