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2026/03/09 公開

関東の子連れハイキングの初心者も安心の完全ガイド!おすすめコースも紹介

関東の子連れハイキングの初心者も安心の完全ガイド!おすすめコースも紹介
「子どもの体力づくりや自然体験のために、週末はどこかへ出かけたいな」「でも、小さい子どもを連れてのハイキングは、何歳からできるんだろう?コース選びや持ち物も不安…」
そんなお悩みを持つパパ・ママのために、この記事では関東エリアで子どもと一緒に楽しめる初心者向けの子連れハイキングコースを厳選してご紹介します。
年齢別のおすすめコースから、失敗しない準備のコツ、持ち物リストまで、完全ガイドとしてこの記事を読めば、次の週末にでも安心して子連れハイキングデビューができます。さあ、家族みんなで最高の思い出を作りに出かけましょう!

子連れハイキングの準備と持ち物リスト
子連れハイキングの準備と持ち物リスト

楽しいハイキングにするためには、事前の準備が何よりも大切です。特に子どもの服装や持ち物は、大人以上に気を配る必要があります。

基本の服装と子どもの靴選びのポイント

基本の服装

■レイヤリング(重ね着)が基本
山の天気は変わりやすく、歩くと汗をかき、休憩すると冷えます。Tシャツ+長袖シャツ+フリースや薄手のダウンのように、着脱しやすい服装で体温調節ができるようにしましょう。
■速乾性のある素材を選ぶ
汗で濡れた綿のTシャツは体を冷やしてしまいます。ポリエステルなどの化学繊維でできた、汗をかいてもすぐに乾く素材の服を選びましょう。
■長袖・長ズボンが安全
ケガや虫刺され、日焼けを防ぐため、夏でも肌の露出が少ない長袖・長ズボンが基本です。

子どもの靴選び

■履き慣れた運動靴でOK
整備された低山や公園コースであれば、履き慣れたスニーカーで十分です。
ただし、靴底がすり減ってツルツルになっていないか確認しましょう。
■理想はハイキングシューズ
本格的に山歩きを楽しむなら、滑りにくく、足首をサポートしてくれるハイキングシューズがおすすめです。足首まで覆うモデルは、安定感があり安心です。

必須の持ち物チェックリスト(飲食物・着替え)

■飲み物
夏場は1人1L以上を目安に、少し多めに持っていきましょう。水やお茶のほかに、汗で失われる塩分やミネラルを補給できるスポーツドリンクもおすすめです。
春でも気温が高い日は脱水リスクがあります。また、子どもは大人より脱水になりやすいので気を付けましょう。
■食べ物(行動食・昼食)
おにぎりやパンなどの昼食のほかに、休憩中にすぐエネルギー補給ができる「行動食」が重要です。アメ、チョコレート(溶けやすいので季節に注意)、グミ、ナッツ、ドライフルーツなど、子どもが好きなものを用意しましょう。
※ナッツは年齢によって誤嚥リスクがあります。未就学児には特に注意しましょう。
■着替え一式
汗をかいた時や転んで汚れた時のために、下着、Tシャツ、ズボン、靴下を一式と、 防寒用の上着を1枚多めに持っていくと安心です。
■タオル
汗を拭いたり、汚れた手を拭いたり、何かと役立ちます。
■帽子
日差しを防ぎ、熱中症や日焼け対策に必須です。風で飛ばされないよう、あご紐付きのものがおすすめです。
■レインウェア 
山は天候急変があるため、必ず持参しましょう。傘ではなく上下セパレートのレインウェアが望ましいです。防寒対策としても活躍します。
■リュックサック
両手が空くように、荷物はリュックサックにまとめましょう。子どもにも自分の荷物(おやつや小さなおもちゃなど軽いものだけ)を少し持たせると、責任感が芽生えて楽しんでくれます。
■救急セット
絆創膏、消毒液、虫よけスプレー、かゆみ止め、ポイズンリムーバー(ハチやアブに 刺された直後の応急処置として使われる器具 )子ども用の常備薬、保険証のコピーなど。
■ウェットティッシュ・ゴミ袋
手が汚れた時に便利です。自分たちが出したゴミは必ず持ち帰りましょう。

あると便利なグッズ(救急セット・遊び道具)

■日焼け止め
山の日差しは想像以上に強いです。出発前に塗り、こまめに塗り直しましょう。汗で落ちやすいため“ウォータープルーフタイプ”、子ども用の“低刺激タイプ”がおすすめ。
■レジャーシート
休憩時や昼食時に地面に敷いて座るのに便利です。
■遊び道具
双眼鏡、虫かご、ルーペ、自然図鑑などがあると、自然観察がより楽しくなります。虫かごを持つ場合は、毒虫に注意しましょう。植物採取禁止エリアへの配慮も忘れずに。
■抱っこ紐・ベビーキャリア
幼児連れの場合は、疲れて歩けなくなった時に備えて用意しておくと安心です。

季節別(春夏秋冬)の服装と持ち物の注意点

■春・秋
一日の中での寒暖差が大きいため、フリースや薄手のダウンジャケットなど、防寒着を必ず用意しましょう。
春は花粉対策、標高差による気温低下(100mで約0.6℃下がる目安)にも気を付けましょう。
■夏
熱中症対策が最優先です。帽子、多めの水分、塩分補給用のタブレットや飴(幼児の場合は誤嚥に注意)を忘れずに。虫よけ対策も万全にしましょう。
■冬
低山でも朝晩は氷点下になることがあります。ニット帽、手袋、ネックウォーマーでしっかり防寒対策を。カイロもあると重宝します。雪や霜で道が凍結している可能性も考慮しましょう。
滑り止め(軽アイゼンやチェーンスパイク)があると安心ですが、凍結時は無理をしないようにしましょう。

初心者必見!コース選びで失敗しない5つのポイント
初心者必見!コース選びで失敗しない5つのポイント

「楽しかったね!」で終わるハイキングにするには、コース選びが最も重要です。以下の5つのポイントをチェックして、家族にぴったりのコースを見つけましょう。

ポイント1:子どもの年齢と体力に合ったコースを選ぶ

大人が楽しいと感じるコースが、子どもにとっても楽しいとは限りません。まずは「歩くこと」自体を楽しめる、短くて簡単なコースから始めましょう。ケーブルカーやロープウェイを利用できる山は、初心者ファミリーの強い味方です。

ポイント2:子どもの足でのコースタイムと距離を確認

ガイドブックや地図に載っているコースタイムは、大人の足で歩いた場合の目安です。子連れの場合は、少なくとも1.5倍程度を目安に、余裕を持った計画を立てましょう。初めての場合は、休憩時間も含めて往復2〜3時間以内に収まるコースがおすすめです。

ポイント3:トイレや休憩所の有無を事前に調べる

子どもは急に「トイレ!」と言い出すものですコース上にトイレがどこにあるか必ず確認しましょう。特に長時間トイレがない区間がないかは重要なチェックポイントです。

ポイント4:アクセス方法と駐車場の情報を確認

家から登山口までのアクセスも考慮しましょう。公共交通機関で行くのか、車で行くのか。車の場合は、駐車場の有無、料金、混雑状況を調べておくと当日スムーズです。特に人気の山は、朝早く行かないと駐車場が満車になることもあります。

ポイント5:舗装路か山道かなど路面の状況を把握

ベビーカーを使いたい場合は、舗装路がメインのコースを選ぶ必要があります。高尾山の1号路や国営公園などが代表例です。山道を歩く場合は、石や木の根が多くて歩きにくい場所はないか、急な坂道や危険な箇所はないかを事前に写真や口コミで確認しておくと安心です。
雨天後はぬかるみが増え、木道は滑りやすいので注意しましょう。

年齢別!関東の子連れハイキングおすすめ15選
年齢別!関東の子連れハイキングおすすめ15選

子どもの年齢や体力に合わせて、無理なく楽しめるコースを選ぶことが大切です。ここでは、歩き始めの幼児から小学生まで、年齢別に楽しめる関東のおすすめハイキングコースを15ヶ所ご紹介します。
※所要時間はあくまで目安です。休憩時間を含め、余裕をもった計画を立てましょう。

【2〜3歳】高尾山(東京)|ケーブルカーで楽々

高尾山は、ケーブルカーやリフトを使えば一気に標高472mの中腹まで行けるため、2〜3歳の小さなお子さん連れでも安心して楽しめる、まさに「子連れ登山の聖地」です。
舗装されている1号路が比較的歩きやすいですが、傾斜があるためベビーカー利用は慎重に判断しましょう。
道中には売店やトイレ、さる園・野草園など、子どもが喜ぶスポットも満載。山頂からの景色を眺めながら、家族でお弁当を広げるのも最高の思い出になります。
■おすすめコース
1号路(表参道コース)
■子どもの足での所要時間
ケーブルカー高尾山駅から山頂まで約40分~1時間
■アクセス
京王線「高尾山口駅」から徒歩約5分
■ポイント
トイレ、おむつ替えスペース、売店が豊富で初心者ファミリーに最適です。

【2〜3歳】国営武蔵丘陵森林公園(埼玉)|広大な敷地で遊び放題

東京ドーム約65個分という広大な敷地を持つ国営公園です。園内には舗装されたサイクリングコースや散策路が整備されているため、ベビーカーやよちよち歩きのお子さんでも安心。
特に、日本一大きなエアートランポリン「ぽんぽこマウンテン」や、アスレチックコースは子どもたちに大人気です。ハイキングというよりは「自然の中でのびのび遊ぶ」感覚で、一日中楽しめます。
■おすすめコース
園内マップを見ながら好きなルートを散策
■子どもの足での所要時間
目的の施設まで30分~1時間程度
■アクセス
東武東上線「森林公園駅」からバス/関越自動車道「東松山IC」から約10分
■ポイント
授乳室やおむつ替えシートも完備。レンタサイクルも利用できます。

【2〜3歳】弘法山公園(神奈川)|桜と展望

秦野市にある弘法山公園は、標高235mの低山で、桜やあじさいの名所としても有名です。権現山・弘法山・浅間山の3つの山一帯が公園になっており、展望台からは富士山や相模湾、秦野市街を一望できます。
道は比較的緩やかで歩きやすく、ハイキングデビューにぴったり。山頂にはベンチや広場があるので、お弁当を広げてピクニック気分を味わえます。
■おすすめコース
小田急線「秦野駅」から権現山展望台を目指すコース
■子どもの足での所要時間
秦野駅から展望台まで約1時間~1時間30分
体力に合わせて無理のない範囲で進みましょう。
■アクセス
小田急線「秦野駅」または「東海大学前駅」から徒歩
■ポイント
春には満開の桜の下を歩くことができ、最高の思い出になります。

【4〜5歳】筑波山(茨城)|ロープウェイも楽しい

「西の富士、東の筑波」と称される名峰ですが、ケーブルカーとロープウェイを使えば、4〜5歳の子どもでも山頂を目指せますが、岩場が多いため、大人がしっかりサポートしましょう。
男体山と女体山の2つの山頂があり、それぞれからの眺めは格別です。特に女体山山頂からの関東平野の眺めは絶景。乗り物好きの子どもなら、ケーブルカーとロープウェイの両方に乗るだけでも大喜びするでしょう。
■おすすめコース
つつじヶ丘からロープウェイで女体山駅へ、山頂を散策
■子どもの足での所要時間
ロープウェイ女体山駅から山頂まで約5分
■アクセス
つくばエクスプレス「つくば駅」からシャトルバス/常磐自動車道「土浦北IC」から約40分
■ポイント
山頂連絡路は一部岩場があるので、子どもの手はしっかり繋いであげましょう。

【4〜5歳】宝登山(埼玉)|山頂の動物園

長瀞にある宝登山(ほどさん)は、山頂に小動物公園があり、ニホンザルやシカに会えるのが最大の魅力です。
ロープウェイを使えば山頂駅まで約5分で到着。そこから山頂までは緩やかな道を歩いて5分ほどなので、体力に自信がない子でも安心です。山頂からは秩父の山々や長瀞の街並みを一望できます。
■おすすめコース
ロープウェイで山頂へ行き、宝登山小動物公園と山頂を散策
■子どもの足での所要時間
ロープウェイ山頂駅から山頂まで約5分
■アクセス
秩父鉄道「長瀞駅」から徒歩20分でロープウェイ乗り場へ
■ポイント
冬にはロウバイ、春には梅や桜が咲き誇り、季節ごとの美しさが楽しめます。

【4〜5歳】大楠山(神奈川)|菜の花と海

三浦半島にある大楠山は、標高242mと手軽に登れるのに、山頂からは東京湾や相模湾、富士山まで見渡せる360度のパノラマが楽しめます。
春には菜の花、秋にはコスモスが咲き誇る山頂は、まるでお花畑のよう。コースも複数ありますが、衣笠公園からスタートするコースは比較的整備されており、家族でのハイキングにおすすめです。
■おすすめコース
大楠山ハイキングコース(前田橋バス停~山頂~衣笠城址)
■子どもの足での所要時間
登山口から山頂まで約1時間~1時間30分
■アクセス
JR「衣笠駅」からバスで「衣笠公園」下車など
■ポイント
山頂の展望台からの景色は開放感抜群。お弁当を持ってピクニックに最適です。

【4〜5歳】御岳山(東京)|ロックガーデン散策

奥多摩にある御岳山(みたけさん)も、ケーブルカーで標高929mまで一気に登れるため、子連れに人気のスポットです。
山頂の武蔵御嶽神社を参拝した後は、ぜひ「ロックガーデン」へ。苔むした岩の間を清流が流れる美しい渓谷で、夏でもひんやりと涼しく、水遊びも楽しめます。約1.5kmの周遊コースは探検気分で歩けるので子どもも飽きません。
■おすすめコース
ケーブルカー利用+ロックガーデン周遊コース
■子どもの足での所要時間
ロックガーデン一周約3時間
※距離が長めなので体力に余裕がある場合に 。
■アクセス
JR青梅線「御嶽駅」からバスでケーブル下へ
■ポイント
夏場の水遊びは最高ですが、滑りやすいのでサンダルではなく運動靴で。

【小学生】日和田山(埼玉)|巾着田を一望

標高305mと低いながらも、山頂からは眼下に広がる巾着田(きんちゃくだ)や日高市街、遠くには新宿副都心の高層ビル群まで見渡せる絶景が魅力です。
男坂と女坂の2つのルートがあり、岩場のある男坂はちょっとしたスリルが味わえ、小学生くらいの子どもには冒険心をくすぐられます。体力に自信がなければ、緩やかな女坂を選びましょう。秋には巾着田の曼珠沙華(まんじゅしゃげ)が真っ赤な絨毯のように広がり、圧巻の景色です。
■おすすめコース
登り「男坂」、下り「女坂」の周回コース
■子どもの足での所要時間
登山口から山頂まで約40分~1時間
■アクセス
西武池袋線「高麗駅」から徒歩約20分
■ポイント
男坂の岩場は滑りやすいので、雨上がりなどは特に注意が必要です。

【小学生】大山(神奈川)|こま参道も楽しい

古くから山岳信仰の対象とされてきた大山(おおやま)。ケーブルカーを使えば中腹の阿夫利神社下社まで楽にアクセスできます。
下社までの参道「こま参道」には、お土産屋さんや豆腐料理のお店が並び、歩くだけでも楽しめます。下社からの眺めも素晴らしいですが、体力のある小学生なら、ぜひ山頂を目指してみてください。急な階段や岩場を乗り越えてたどり着いた山頂からの景色は、大きな達成感を与えてくれるはずです。
■おすすめコース
ケーブルカーで阿夫利神社下社へ、そこから山頂を目指すコース
■子どもの足での所要時間
下社から山頂まで約1時間30分~2時間30分
■アクセス
小田急線「伊勢原駅」からバスで「大山ケーブル」下車
■ポイント
山頂までの道は本格的な登山道です。しっかりとした靴で臨みましょう。

【小学生】金時山(神奈川・静岡)|昔話の舞台

昔話「金太郎」の舞台として知られる金時山は、箱根外輪山の一つです。山頂からは雄大な富士山を間近に望むことができ、その絶景は感動もの。
金時神社からのルートは比較的登りやすく、小学生の登山デビューにも人気です。山頂には茶屋があり、名物のきのこ汁で休憩するのも楽しみの一つ。「まさかり」を持って記念撮影もできます。
■おすすめコース
金時神社入口からのピストンコース
■子どもの足での所要時間
登山口から山頂まで約1時間30分~2時間
■アクセス
箱根登山バス「金時神社入口」バス停下車
■ポイント
最後の急登は少しきついですが、そこを乗り越えれば絶景が待っています。

【小学生】鋸山(千葉)|地獄のぞきに挑戦

千葉県にある鋸山(のこぎりやま)は、石切場跡の荒々しい岩肌が特徴的な山です。スリル満点の「地獄のぞき」や、日本一の大きさを誇る大仏など、見どころがたくさんあります。
ロープウェイを使えば山頂駅まで約4分。そこから山頂展望台や地獄のぞき、大仏広場などを巡ります。階段が多いので歩きやすい靴は必須ですが、アトラクション感覚で楽しめるため、子どもも飽きずに歩けるでしょう。
■おすすめコース
ロープウェイ利用+日本寺境内散策コース
■子どもの足での所要時間
境内を一周するのに約1時間30分~2時間
■アクセス
JR内房線「浜金谷駅」から徒歩約8分でロープウェイ乗り場へ
■ポイント
高所が苦手な子は「地獄のぞき」は怖いかもしれません。無理は禁物です。

【目的別】水遊びができるハイキングコース

■御岳山(東京)
ロックガーデンでは、夏でもひんやりとした清流で水遊びが楽しめます。
■払沢の滝(東京)
日本の滝百選にも選ばれた美しい滝。滝つぼ周辺で涼むことができます。遊歩道も整備されていて安心です。

【目的別】絶景が楽しめるハイキングコース

■金時山(神奈川・静岡)
山頂から望む、遮るもののない雄大な富士山の姿は圧巻です。
■鋸山(千葉)
「地獄のぞき」から見下ろす景色と、東京湾の眺めが素晴らしいです。
■日和田山(埼玉)
低山ながら、眼下に広がる巾着田や関東平野のパノラマが楽しめます。

【エリア別】東京・神奈川のおすすめコース

■東京
高尾山、御岳山
■神奈川
弘法山公園、大楠山、大山、金時山

【エリア別】埼玉・千葉のおすすめコース

■埼玉
国営武蔵丘陵森林公園、宝登山、日和田山
■千葉
鋸山

子どもの年齢別!ハイキングの注意点とよくある質問
子どもの年齢別!ハイキングの注意点とよくある質問

子どもの成長段階によって、ハイキングの楽しみ方や注意すべき点は変わってきます。ここでは、よくある質問にお答えします。

そもそもハイキングや登山は何歳からできる?

「何歳から」という明確な決まりはありません。一般的には、自分の足で30分〜1時間ほど連続して歩けるようになる2歳〜3歳頃から、公園の延長のような簡単なコースで始める家庭が多いようです。大切なのは年齢よりも、その子自身が歩くことを楽しめるかどうかです。

【2歳~3歳】幼児と歩く時のペースと注意点

この時期は、「山頂を目指す」ことよりも「歩くプロセスを楽しむ」ことが目的です。
■子どものペースに合わせる
大人の都合で急かさず、子どもが興味を示したものに一緒に立ち止まってあげましょう。
■抱っこ紐があると安心
疲れて歩けなくなることも多いため、すぐ使えるように準備しておきましょう。 
■こまめな休憩とおやつ
 こまめに休憩を取り(目安は15〜20分に1回程度)、おやつでエネルギーとやる気をチャージしてあげましょう。

【4歳~5歳】飽きさせない工夫と楽しみ方

体力がついてくる一方、気分にムラが出やすい年齢です。子どもを飽きさせない工夫が成功のカギです。
■「探検ごっこ」を取り入れる
「次のカーブの先には何があるかな?」「どんぐり探検隊、出発!」など、遊びの要素を取り入れると喜びます。
■ゴールにご褒美を用意する
「山頂に着いたら好きなお菓子を食べようね」「下りたらアイスを食べに行こう」など、具体的なご褒美があると頑張れます。
■自然の中でクイズを出す
「このお花は何色かな?」「鳥さんの声はどっちから聞こえる?」など、五感を使うクイズで楽しませましょう。

【小学生】目標設定で達成感を味わわせるコツ

体力も理解力もアップする小学生には、少しだけチャレンジングな目標を設定してあげると、大きな達成感を味わうことができます。
■具体的な目標を共有する
「あの山のてっぺんまで自分の足で登ってみよう!」と、地図を見せながら目標を共有しましょう。
■役割を与える
「地図係」「時間係」「おやつ係」など、子どもに役割を与えると責任感が生まれ、主体的に楽しむようになります。
■自分の力で乗り越えさせる
少し大変な坂道や岩場があっても、危険がないことを確認した上ですぐには手伝わず、どうすれば登れるか自分で考えさせてみましょう。もちろん、安全確保は親の役目です。乗り越えた時の喜びは格別です。

当日の安全管理とトラブル対策
当日の安全管理とトラブル対策

楽しい思い出で終わるために、安全管理は徹底しましょう。万が一のトラブルにも備えておくことが大切です。

出発前の体調チェックと天気予報の確認

子どもや自分の体調が少しでも優れない場合は、無理せず中止・延期する勇気を持ちましょう。また、山の天気は非常に変わりやすいです。必ず平地ではなく、目的地の標高に近い地点の天気や風速、雷注意報も確認しましょう。

ケガ・虫刺され・熱中症への対策と応急処置

■ケガ
転んで擦りむいた場合は、きれいな水で傷口を洗い流し、絆創膏で保護します。
■虫刺され
長袖・長ズボンで肌の露出を減らすのが基本です。ハチは黒い色に寄ってくる傾向があるので、黒っぽい服装は避けましょう。万が一刺された場合は、 刺された直後の応急処置としてポイズンリムーバーを使用することもありますが、強い腫れや息苦しさなどの症状があれば、すぐに医療機関を受診しましょう。 
■熱中症
めまいや吐き気などの症状が見られたら、すぐに日陰の涼しい場所で休憩させ、服を緩めて体を冷やし、水分と塩分を補給させましょう。意識がもうろうとしている場合は救急要請しましょう。

子どもが喜ぶ自然の中での遊びアイデア

ハイキングの道中は、自然の遊び場です。ちょっとした工夫で、子どもの楽しさは倍増します。
■自然ビンゴ
「赤い葉っぱ」「丸い石」「鳥の声」など、見つけたらチェックするビンゴカードを自作していくと盛り上がります。
■葉っぱや木の実コレクション
きれいな色の葉っぱや、面白い形の木の実を集めてみましょう。
■生き物探し
アリの行列を追いかけたり、チョウやトンボを探したり。図鑑を持っていくと、見つけた生き物の名前を調べられてより楽しめます。
※ 自然公園では採取が禁止されている場合もあるので、ルールを守りましょう。 

まとめ
まとめ

初心者でも楽しめる関東の子連れでのハイキングは、準備や計画が少し大変に感じるかもしれません。しかし、都会の喧騒を離れ、家族で自然の中に身を置く時間は、子どもの心と体を健やかに育み、何にも代えがたい貴重な思い出となります。
今回ご紹介したコースやポイントを参考に、まずは「無理なく、楽しく」を合言葉に、簡単なコースから挑戦してみてください。体調や天候を確認しながら、安全第一で楽しみましょう。
山頂で食べるおにぎりの味、自分の足で登りきった達成感、美しい景色を見たときの感動。きっと、家族みんなにとって忘れられない一日になるはずです。さあ、次の週末は、リュックを背負って自然の中へ出かけてみませんか?