温泉旅行は、季節を問わず常に人気のある国内旅行プランのひとつとして人気です。そんな温泉旅行は心身をリフレッシュし、日常のストレスから解放される絶好の機会といえるのではないでしょうか。
そんな温泉旅行をもっと楽しむならば、持ち物をしっかりと準備することをおすすめします。この記事では、温泉旅行ではどのようなものを持っておくべきなのか、必要な持ち物を目的別・シーン別に徹底的に解説します。
温泉旅行に必要な基本の持ち物リスト
温泉旅行で「持っていけばよかった」と後悔しないために必要な基本の持ち物をご紹介します。
以下の基本の持ち物リストで紹介するアイテムは、温泉旅行の種類や目的に関わらずに現地で必要となることが多いのでチェックしておきましょう。
着替え
- ・下着(1日1枚+予備)
- ・パジャマまたは部屋着
- ・外出用の服(滞在日数分+予備1セット)
- ・靴下
パジャマまたは部屋着に関しては、施設側が提供している場合もあります。事前によく調べたうえで、必要な場合は忘れずに用意しましょう。
洗面用具・コスメ類
- ・歯ブラシ
- ・歯磨き粉
- ・洗顔料
- ・化粧水
- ・乳液やクリーム
- ・ヘアブラシ
- ・シェーバー(男性の場合)
- ・日焼け止め
- ・リップクリーム
- ・シャンプー
- ・コンディショナー
- ・ヘアゴム(長髪の場合)
- ・基礎化粧品
- ・メイク落とし
- ・コンパクトな化粧ポーチ
アメニティとして施設側が提供している場合もありますが、体質に合わない場合もあるため、普段から使用しているアイテムを持っていった方が安心です。
タオル類
- ・ハンカチ
- ・ティッシュ
- ・ウエットティッシュ
- ・フェイスタオル(1日1枚+予備)
- ・バスタオル(宿泊施設による)
タオル類に関しては、施設側が用意している場合が多いです。しかし、枚数が足りなくなる場合もあるため、自分で準備しておくと安心でしょう。
常備薬
- ・胃腸薬
- ・頭痛薬
- ・絆創膏
- ・持病の薬(必要な場合)
財布
- ・現金
- ・クレジットカード
- ・電子マネー
電子機器
- ・スマートフォン
- ・充電器
- ・モバイルバッテリー
スマートフォンとは別途でカメラを持参する場合は、レンズやバッテリー類も忘れずに準備しましょう。
身分証明書
- ・運転免許証
- ・マイナンバーカード(保険証)など
万が一のときのために、身分証明書は必ず持ちましょう。
予約確認書類
- ・宿泊予約の確認書
- ・交通チケット
すべてオンライン上で完結している場合はメールやスクリーンショットなどを保存し、いつでも表示できるように準備しておきましょう。
その他
- ・ビニール袋(濡れた衣類用)
- ・目覚まし時計(スマートフォンでも代用可)
- ・爪切り
- ・耳かき
温泉旅行の目的・シーン別の持ち物リスト
温泉旅行の目的やシーンによって、必要な持ち物は変わってきます。さまざまな状況に応じた持ち物リストを詳しくご紹介します。
日帰り温泉旅行におすすめの持ち物
日帰りの温泉旅行の場合は宿泊施設に泊まらないため、アメニティ類の利用に制限がかかる場合があります。
たとえばタオルを含め、基礎化粧品などのアメニティ類は宿泊の場合は無料で利用できるのに対し、日帰りの場合は有料もしくは貸し出し自体を行っていないケースが見られます。
そのため、持ち物を最小限に抑えられる一方で事前に必要な物を準備をしておかないと、現地で購入することになり余分に費用がかかってしまうため注意しましょう。
では、日帰り温泉旅行におすすめの持ち物をリストにしてご紹介します。
タオル類
- ・フェイスタオル
- ・バスタオル
貸し出しを行っている日帰り温泉施設は多くはありませんが、有料での貸し出しもしくは販売されている場合があります。
また、持参する場合は速乾性のあるマイクロファイバータオルがおすすめです。
着替え
- ・入浴後に着る清潔な下着と服
- ・季節に応じた外出着
ビニール袋
- ・細かなゴミなどを入れる用のビニール袋
- ・濡れた水着や下着を入れる用のビニール袋
レジ袋などでも問題ありませんが、しっかり密閉できるジップ式の袋ならゴミや水滴がこぼれ出ないため便利です。
コスメ類
- ・必要最小限のメイク道具
- ・コンパクトミラー
- ・メイク直し用のティッシュやコットン
- ・ヘアブラシ
- ・日焼け止め
飲食物
- ・水やお茶などの飲料水(入浴前後の水分補給用に必要)
- ・軽食など
快適な日帰り温泉旅行を楽しむために、飲食物も軽く準備しておくとよいでしょう。
その他(あると便利なもの)
- ・サンダル(浴場内や施設内の移動に便利)
- ・保冷バッグ、保冷剤(お土産の持ち帰り用に便利)
女子旅の温泉旅行で押さえておきたい持ち物
女子旅では美容や身だしなみに関するアイテムを持っていくとよいでしょう。
とくに温泉によっては、肌質や髪質に合わずダメージを与えてしまう場合があるため、アフターケアができる基礎化粧品やヘアケアアイテムなどは忘れずに持参しましょう。
お気に入りのコスメやスキンケア用品を持参することで、日常生活以上にゆったりとした贅沢なセルフケアの時間を楽しむことができますよ。
スキンケアセット
- ・化粧水
- ・乳液
- ・美容液
- ・クレンジング
- ・洗顔料
- ・ピーリングなどの角質ケア用品
- ・シートマスク
- ・クレイパック
- ・目元用パック
ヘアケア用品
- ・ヘアオイル
- ・ヘアマスク
- ・ドライヤー(宿泊施設による)
- ・ヘアアイロン(必要な場合)
温泉のある観光地は湿気の多い場所が多いため、前髪を整える用のコンパクトなヘアアイロンがあるとさらに便利です。
メイクアップコスメ
- ・ファンデーション
- ・コンシーラー
- ・アイブロウ
- ・アイシャドウ
- ・アイライナー
- ・マスカラ
- ・チーク
- ・リップ
- ・メイクツールなど
女子旅では自撮りや記念撮影をする機会がたくさんあるため、しっかりフルメイクできる分のメイク用品を準備しましょう。
なお、メイク用品は口が大きく開くタイプのポーチに入れることをおすすめします。旅行中は限られた時間の中で効率的にメイクを済ませないといけない場面もあるため、パッと見てどこになにがあるのかわかるポーチを選ぶと効率的にメイクができます。
その他コスメ類
- ・ネイルオイル
- ・ハンドクリーム
- ・香水やボディミストなど
- ・足用の保湿クリーム
- ・角質ケアアイテム
- ・マッサージオイルやボディローションなど
ポーチの中に入れられるトラベルサイズがおすすめです。香水などのフレグランス類は、小型のスプレーボトルであるアトマイザーに移し替えるのもよいでしょう。
アクセサリー類
- ・ヘアアクセサリー
- ・ヘアピン
- ・その他お気に入りのアクセサリー
- ・アクセサリーケース
温泉の成分によって変色する可能性があるため、入浴前にアクセサリー類は外しておきましょう。また、アクセサリー類は紛失しやすいため、小型のアクセサリーケースを持っていくと紛失を防止になります。
生理用品
- ・ナプキン
- ・タンポンなど
生理用品は必要に応じて持参してください。なお、生理中は入浴ができない温泉もあるため、事前に確認することも忘れないようにしましょう。
カップルで行く温泉旅行におすすめの持ち物
カップルでの温泉旅行では、2人で過ごす特別な時間を演出するアイテムを持っていきましょう。
ただし、ほかの宿泊客への配慮も忘れずに節度ある行動を心がけてください。
カップルならではの思い出作りのアイテムを用意することで、より思い出深い旅行になるでしょう。
2人の時間を楽しむアイテム
- ・お揃いの部屋着
- ・ゲーム類(2人でできるボードゲームや携帯ゲーム機)
- ・お酒類 ※施設の規則を要確認
- ・おつまみ類(現地調達もおすすめ)
- ・マッサージオイル
- ・携帯型アロマディフューザー
- ・音楽プレイヤーとスピーカー(スマートフォンで代用可)
各々の時間をゆったり過ごすのもよいですが、せっかくパートナーと温泉旅行へ行くのならば、2人の時間をともに過ごせるアイテムを持って行くとより楽しい旅になるでしょう。
ただし、お酒類など持ち込みを検討される場合は、事前に施設の規則を必ず確認するようにしましょう。持ち込みが禁止されている場合や、持ち込み料が発生する場合があります。
思い出を残すアイテム
- ・カメラ
- ・自撮り棒や三脚など
- ・カメラアプリ(スマートフォンに予め入れておくとよい)
- ・ショッパーやファイルなど(記念品を持ち帰る用)
- ・ペアのアクセサリー(さり気ないお揃いで思い出を残そう)
- ・サプライズ用のプレゼント(記念日などの特別な日におすすめ)
その場で写真をプリントできる小型プリンターとアルバムを持っていくのもおすすめです。
1泊2日の温泉旅行に適した持ち物
1泊2日の旅行では、荷物を最小限に抑えることでより快適に過ごせます。
宿泊施設で貸し出しているアメニティ情報を事前に確認し、不要なものは持参しない、必要な場合はよりコンパクトにまとめることをおすすめします。
1泊2日の温泉旅行に適した持ち物を、効率的に荷物をまとめるポイントとともにご紹介します。
衣類・タオル類
- ・1日分の下着
- ・パジャマまたは部屋着
- ・外出着1セット
- ・靴下
- ・バスタオル
- ・フェイスタオルなど
衣類は荷物の中でも最もかさばりやすいアイテムです。荷物をコンパクトにまとめるために、圧縮袋を活用することをおすすめします。
一般的な圧縮袋は、ジップ式のビニール袋に入れて空気を抜くタイプですが、最近ではナイロンや布製でジッパーを複数箇所とめることで圧縮できるタイプも増えています。
よりコンパクトにまとめられるのは空気を抜くタイプのビニール製ですが、使いやすさと耐久性はナイロンや布製のジッパータイプの方が優れています。
また、ボトムスは変えないなど着回しの効く服選びをすることも、1泊2日の荷物をコンパクトにまとめるポイントです。
洗面・ヘアケア用品
- ・洗顔料
- ・化粧水
- ・乳液やクリーム
- ・シャンプー
- ・コンディショナーやリンス
- ・ヘアオイルやヘアミルク
- ・ヘアブラシ
アメニティ情報を確認し、不要な場合は省きましょう。ただし、体質などによって相性が悪い場合もあるため、1泊分をボトルなどに移し替えて持参することもおすすめです。
最近では複数の小さなボトルをまとめて持ち運べるアイテムも登場しているので、ネット通販や100円ショップなどで探してみてください。
また、化粧下地と兼用できる日焼け止めや、色味が落ちにくいティントタイプのリップを使うなど、多機能アイテムを選択することもおすすめです。
子連れで行く温泉旅行のための持ち物
子連れの温泉旅行では、お子さまの年齢や個性に合わせた持ち物を選びましょう。
お子さまが快適に過ごせるよう、お気に入りのおもちゃや絵本は必ず持っていくことをおすすめします。
温泉施設によっては、お子さま向けのアメニティや遊具が用意されている場合もあるので、事前に確認しておくと荷物を減らせるかもしれません。
子連れで行く温泉旅行のための持ち物をご紹介します。
衣類
- ・下着
- ・パジャマ
- ・外出着
- ・靴下
すぐに汚してしまうケースも多いため、お子さま用の着替えは多めに用意しましょう。
現地で調達する手段もありますが、お子さま用の衣類を購入できるお店は限られているため、できるだけ自前で一式用意することをおすすめします。
タオル
- ・フェイスタオル
- ・バスタオル
施設側でアメニティとして用意されている場合もありますが、余分に持参しておくとより安心できます。
衛生用品
- ・おむつやおしり拭き(必要な場合のみ滞在日数分+予備)
- ・歯ブラシ、歯磨き粉
- ・絆創膏
- ・ウエットティッシュ
おもちゃ類
- ・絵本
- ・折り紙
- ・ぬいぐるみ
- ・ボール類など
ブロックなどの細かいおもちゃは紛失しやすいため旅行にはおすすめできません。壊れにくく紛失しにくいおもちゃを選んで持っていきましょう。
新しいおもちゃを数個ほど用意しておくと、より退屈しにくいです。
飲食類
- ・お菓子
- ・飲み物
お菓子や飲み物は小さい小分けタイプがおすすめです。小分けで数回にわけてあげることで、食べ過ぎ・飲み過ぎを防止できます。
飲み物はジュースだけでなく水など、しっかり水分補給できるものも用意しましょう。とくに温泉から出たあとは水分が不足しがちなので、すぐに飲ませられるように用意してあげてください。
常備薬など
- ・解熱剤
- ・胃腸薬
- ・絆創膏
- ・体温計
- ・おくすり手帳
男性の温泉旅行に欠かせない持ち物
男性の温泉旅行では、身だしなみを整えるためのアイテムをきちんと準備することをおすすめします。
とくに、普段から使用しているシェーバーやカミソリは必ず持参しましょう。また、温泉後のリラックスタイムを楽しむための趣味のアイテムも忘れずに持っていくとよいでしょう。
ビジネス目的を兼ねた温泉旅行の場合は、ビジネス用の着替えやネクタイなども必要です。
男性の温泉旅行に欠かせない持ち物をご紹介します。
身だしなみを整えるアイテム
- ・シェーバーまたはカミソリ(電動の場合は充電も忘れずに)
- ・シェーブローション
- ・制汗アイテム
- ・ヘアワックスやジェル
- ・ボディーソープ(宿泊施設のものが合わない場合)
- ・くし
- ・爪切り
乾燥対策アイテム
- ・リップクリーム
- ・ハンドクリーム
- ・化粧水や乳液など
男性の場合、普段からポーチを持ち歩かない人も多いため忘れやすいアイテムです。何度も入浴をくり返すとより乾燥しやすくなるため、乾燥対策アイテムは必須です。
ビジネス目的を兼ねた温泉旅行に必要なアイテム
- ・ビジネス用の着替え(しわになりにくい素材を選ぶ)
- ・ネクタイ(忘れやすいので注意)
- ・革靴
- ・シューズバッグ
- ・タブレットPC(必要な場合のみ)
温泉旅行の荷物を入れるバッグの選び方
温泉旅行の荷物を入れるバッグは、目的と宿泊日数を考慮して選びましょう。
バッグ選びのポイントを3つご紹介します。
バッグの大きさで選ぶ
温泉旅行のバッグの大きさは、宿泊日数に応じて調整しましょう。
- ・1泊2日:デイリー使いしやすいボストンバッグやリュックがおすすめ
- ・2泊3日:中型のボストンバッグやキャリーケースがおすすめ
- ・長期滞在:大型のキャリーケースがおすすめ
ジッパーで大きさを調整できるバッグや、スーツケースに乗せて持ち運べるキャリーオンバッグなどを選択すると、より臨機応変に対応できます。
とくにジッパーを開けると容量が拡張するタイプのバッグは、急遽宿泊日数を増やした場合や、お土産を買いすぎてしまったときにも便利です。
バッグの種類で選ぶ
バッグの種類は目的に合わせて適したタイプを選びましょう。
- ・ビジネス兼用:スーツケース、ビジネスバッグが適している
- ・カジュアル:リュックサックやボストンバッグが使いやすい
たくさん歩くことを予定している場合は、両手が塞がらないリュックや体の斜めに掛けるクロスボディバッグなどを選ぶとよいでしょう。
バッグの機能で選ぶ
温泉地は自然豊かな場所が多く、湿気も多いです。温泉地に適した機能を備えているバッグを選ぶと、より快適に温泉旅行を楽しめるでしょう。
温泉旅行であると嬉しい機能をご紹介します。
<防水機能>
温泉地では雨や雪に見舞われる可能性も考慮し、水濡れから荷物を守る防水性の高いバッグを選ぶと安心です。
温泉地では雨や雪に見舞われる可能性も考慮し、水濡れから荷物を守る防水性の高いバッグを選ぶと安心です。
<高耐久>
湿気の多い環境下では、金具などが錆びたり壊れたりするリスクがあります。耐久性の高い素材やパーツを使用し、長く使える丈夫なバッグを選びましょう。
湿気の多い環境下では、金具などが錆びたり壊れたりするリスクがあります。耐久性の高い素材やパーツを使用し、長く使える丈夫なバッグを選びましょう。
<容量拡張機能>
旅行中にお土産などで荷物が増えることを想定し、必要に応じて容量を拡張できる機能があると便利です。
旅行中にお土産などで荷物が増えることを想定し、必要に応じて容量を拡張できる機能があると便利です。
<変形>
シーンに合わせて持ち方を変えられる変形機能があると、より快適に過ごせます。
例えば、ショルダーストラップを取り付けて肩掛けにしたり、ホイールを装着してキャリーバッグのように使用したりできると重い荷物も楽に運べます。
シーンに合わせて持ち方を変えられる変形機能があると、より快適に過ごせます。
例えば、ショルダーストラップを取り付けて肩掛けにしたり、ホイールを装着してキャリーバッグのように使用したりできると重い荷物も楽に運べます。
機能面はデザインにも影響します。そのため、必ずしも全ての機能が備わっている必要はありません。
自分好みのデザインで、なおかつ欲しい機能が備わったバッグを選びましょう。
必要最小限で楽しむ!ミニマリスト向けの持ち物術
必要最小限の荷物だけで温泉旅行を楽しむならば、なるべくコンパクトにでき、マルチユースできるアイテムを選ぶとよいでしょう。
荷物をコンパクトにすることは手荷物が減らす上で重要ですが、必要なものならば少しかさばっても持参し、そのほかの部分で荷物を減らす調整をするとよいでしょう。
また、必要に応じてレンタルサービスを利用したり、現地で使い捨てのアイテムを調達することもおすすめです。
必要最小限の荷物に絞るポイントとともに、ミニマリスト向けの持ち物をご紹介します。
マルチユース製品を活用する
ひとつで複数の用途で使用できるアイテムを選ぶことで、荷物を減らすことができます。
- ・オールインワンジェル(基本的なスキンケア機能を1つにまとめたアイテム)
- ・リンスインシャンプー
- ・UV化粧下地(日焼け止めとして使用可能)
- ・保湿クリーム兼ハンドクリーム
- ・スマートフォン(カメラ、時計、目覚まし、地図としても使える)
使い勝手など自分と相性の合う合わないはあるため、無理をしてマルチユース製品を選ぶ必要はありません。
例えば、カメラが好きならばスマートフォンだけでなく、カメラやレンズを持っていってもよいでしょう。その分、ほかのアイテムをマルチユース製品にしたり、省いたりして荷物を減らすとより快適に過ごせるでしょう。
トラベルサイズを利用する
消耗品はトラベルサイズを利用すると、荷物をコンパクトにまとめられます。
- ・シャンプー
- ・コンディショナー
- ・ヘアオイル、ヘアミルク
- ・化粧水、乳液、美容液
- ・ファンデーション
- ・化粧下地
- ・日焼け止め
- ・歯磨き粉
上記のアイテムは小分けにしやすいため、ぜひ調整してみてください。
小分け容器や使い切りタイプなどを使用することで、必要最小限の荷物に抑えられるようになります。
商品購入時にもらえる試供品(サンプル)を使用するのもおすすめです。
衣類は着回しできるアイテムを選ぶ
例えば1泊2日の場合、同じデニムを履いてトップスだけ変えることで、衣類の枚数を減らすことができます。
- ・デニム
- ・ワンピース
- ・オーバーオール
上記のアイテムは着回ししやすく、衣類の枚数を減らせるので、必要最小限の荷物で温泉旅行へ行く際におすすめです。また、衣類の色味を統一すると、よりコーディネートしやすくなります。
数日ほど連泊する際は、コインランドリーなどで洗濯して着回すとよいでしょう。速乾性の高い素材の服装ならば、万が一濡れたり汚れたりした際も安心です。
季節に合わせた持ち物選びのポイント
快適な温泉旅行を楽しむならば、季節に合わせて持ち物を選ぶことが大切です。
季節によって1日の天候や気温の変化が異なるため、対応できるようにしっかり準備をしていきましょう。
春夏秋冬、それぞれの季節に合わせた持ち物の選び方について解説します。
春の温泉旅行での持ち物
春は昼間は暖かくても朝晩は冷え込む日が多いため、温度調整しやすい羽織物を持っていきましょう。
日差しも強くなる季節のため、日焼け対策も忘れないようにしましょう。
- ・羽織もの:カーディガンやライトジャケットなど
- ・花粉対策グッズ:マスク、目薬、花粉除去スプレー、花粉症薬(必要な場合)など
- ・日焼け止め:SPF30以上のものがおすすめ
- ・折りたたみ傘:急な雨に備えて日傘としても使える兼用タイプがおすすめ
花粉症の症状がひどい場合は、ティッシュを多めに持参することもおすすめです。
夏の温泉旅行での持ち物
夏はしっかり日焼けと暑さ対策ができる持ち物を選びましょう。
- ・冷感タオル、冷却シート:暑さ対策に役立つ
- ・虫除けスプレー:露天風呂を楽しむ際などに役立つ
- ・サンダル:浴場や館内移動に便利
- ・日焼け止め:SPF50以上でこまめに塗り直しできるタイプがおすすめ
- ・水筒やボトルホルダー:保冷できるステンレス製がおすすめ
- ・日焼け対策グッズ:つばが広めの帽子、UVカット付きサングラス、日傘など
- ・制汗アイテム:汗をかきやすい季節なので必須
温泉から出たあとはもちろんですが、移動や観光中もしっかり水分補給ができるように、飲み物は忘れないように用意してください。
ペットボトルをそのまま入れられるステンレスタイプのボトルホルダーならば、現地調達した飲み物を冷たいまま持ち運べて便利です。
秋の温泉旅行での持ち物
秋は段々と昼夜の気温差が激しくなっていくため、温度調整できるように上着を持っていきましょう。乾燥もしやすくなるため、乾燥対策グッズも必須です。
- ・上着:薄手のジャケットやカーディガン、軽量のダウンベストなどがおすすめ
- ・長袖・長ズボン:虫除けと温度調節を兼ねて、温かい服装を選ぶ
- ・トレッキングシューズ:紅葉狩りなどのアウトドアを楽しむ際におすすめ
- ・乾燥対策グッズ:リップクリームやハンドクリームなど
観光する際に紅葉狩りを行う場合は、クリアファイルや押し花シートなど、紅葉を保管できるアイテムをプラスするのもおすすめです。
冬の温泉旅行での持ち物
冬はしっかり防寒対策をすることが大切です。入浴後は湯冷めしやすくなるため、すぐに体を温められるように、機能性インナーなどを持っていくとよいでしょう。
- ・上着:ダウンジャケットやコートなど、重ね着しやすいしっかりとした防寒着を選ぶ
- ・防寒アイテム:マフラー、手袋、帽子など
- ・乾燥対策グッズ:リップクリームやハンドクリームなどに加えて、入浴後のボディローションなども必須
- ・使い捨てカイロ:靴の中に入れるタイプもおすすめ
- ・長靴や防水靴:雪が積もっている地域では必須
- ・日焼け止め:雪が降る地域の場合、反射による紫外線で日焼けするため必須
- ・保温性の高い下着:すぐに温まる機能性インナーがおすすめ
- ・湯たんぽ:充電式のものがあると便利
- ・ハンドタオル:汗拭き用
必要ならば、静電気対策グッズや衣類のゴミを取る携帯用粘着シートなども持参するとよいでしょう。
よくある疑問を解決!温泉旅行FAQ
温泉旅行に関するよくある疑問についてまとめてご紹介します。
温泉に入る前の準備の仕方
温泉で心地よい時間を過ごすためには、入浴前の準備が大切です。
まず、入浴前にコップ一杯程度の水を飲んでください。これは、入浴中の発汗による脱水症状やのぼせを防ぐため、事前の水分補給をおすすめするためです。
次に、湯船に入る前に、石鹸やボディソープで体を丁寧に洗い、汗や汚れを落としてください。これは、他の利用者の方への配慮として大切なマナーです。体を清潔にすることで、皆が気持ちよく温泉を利用できます。
また、髪が長い場合は束ねるか、シャワーキャップを使用するなど、湯船に髪の毛が入らないように配慮しましょう。これも、他の利用者の方への配慮であり、皆が快適に過ごせるようにするための大切なことです。
そして、タオルの扱いも重要です。バスタオルは体を拭くためのものなので、脱衣所に置いておきましょう。一方、手ぬぐい(小さなタオル)は、体を洗う際に使用したり、体を軽く隠したりするのに使います。ただし、衛生面への配慮はもちろん、他の利用者の方が不快に思わないよう、湯船の中にタオルを浸けるのは避けてください。頭の上に乗せるか、桶の縁にかけるなどすると良いでしょう。
これらの準備をすることで、自分自身もリラックスして温泉を楽しめるだけでなく、他の利用者の方も快適に過ごせる、より良い入浴環境を作ることができます。
まず、入浴前にコップ一杯程度の水を飲んでください。これは、入浴中の発汗による脱水症状やのぼせを防ぐため、事前の水分補給をおすすめするためです。
次に、湯船に入る前に、石鹸やボディソープで体を丁寧に洗い、汗や汚れを落としてください。これは、他の利用者の方への配慮として大切なマナーです。体を清潔にすることで、皆が気持ちよく温泉を利用できます。
また、髪が長い場合は束ねるか、シャワーキャップを使用するなど、湯船に髪の毛が入らないように配慮しましょう。これも、他の利用者の方への配慮であり、皆が快適に過ごせるようにするための大切なことです。
そして、タオルの扱いも重要です。バスタオルは体を拭くためのものなので、脱衣所に置いておきましょう。一方、手ぬぐい(小さなタオル)は、体を洗う際に使用したり、体を軽く隠したりするのに使います。ただし、衛生面への配慮はもちろん、他の利用者の方が不快に思わないよう、湯船の中にタオルを浸けるのは避けてください。頭の上に乗せるか、桶の縁にかけるなどすると良いでしょう。
これらの準備をすることで、自分自身もリラックスして温泉を楽しめるだけでなく、他の利用者の方も快適に過ごせる、より良い入浴環境を作ることができます。
バスタオルは持参すべき?宿泊施設による違い
バスタオルは無料で貸し出してくれるイメージを抱かれやすいですが、実際のところ、宿泊施設によって対応が異なります。宿泊施設を予約する際にホームページや電話などで、バスタオルの貸し出しについて確認してみましょう。
宿泊施設による違いは以下の通りです。
- ・高級旅館やホテル:基本的にバスタオルとフェイスタオルが無料で提供される
- ・ビジネスホテル:基本的にはバスタオルとフェイスタオルが提供されるが、有料の場合もある
- ・民宿や簡易宿所:タオルの提供がない、または有料の場合がある
何度も温泉に入る場合は、大浴場にタオルが備え付けられている施設がおすすめです。
タオルを持参する場合は、速乾性のあるマイクロファイバータオルが便利です。旅行前に確認し、必要に応じて準備することで、より快適な旅行を楽しめます。
タオルを持参する場合は、速乾性のあるマイクロファイバータオルが便利です。旅行前に確認し、必要に応じて準備することで、より快適な旅行を楽しめます。
温泉は1日に何回入るのがおすすめ?
温泉の入浴回数に決まりはありません。個人の体調や好みに合わせて調整してください。体調の変化に注意を払いながら、適度な入浴を心がけるとよいでしょう。
ちなみに、一般的な目安としては1日2〜3回程度となっています。入浴のタイミングは、朝、夕方、就寝前などが多いです。汗をかきやすい季節の場合は、さらに1~2回ほど多く入ってもよいでしょう。
温泉地で日帰り温泉を巡る場合は、4~5ヶ所程度で入浴するケースも多いです。入浴回数に決まりはないため、体調を考慮して好きなだけ温泉を楽しみましょう。
持ち物チェックリストを活用して、最高の温泉旅行へ!
温泉旅行の持ち物は、旅行の目的やシーン、季節によって大きく変わります。
とくに季節や宿泊施設によって変わる部分は、うっかり忘れてしまいやすいため注意が必要です。
基本の持ち物を中心に、自分が必要だと思うアイテムを加えて、より快適で思い出に残る温泉旅行を楽しみましょう。