スキー旅行は冬の醍醐味を存分に味わえる、貴重なアクティビティですよね!
スキー場のある場所は豪雪地帯が多く、都会やリゾートへの旅行とは違う持ち物が必要になります。
冬にしかできないスキー旅行を、より楽しく快適にするための持ち物を徹底解説します。あると便利なアイテムもご紹介しているので、ぜひ必要に応じて持ち物を準備してみてください。
初心者必見!スキー旅行に必要な持ち物
スキー旅行を楽しむためには、しっかり持ち物を揃える必要があります。
スキーに必要な基本的な持ち物をご紹介します。何が必要なのか分からないスキー初心者の方は、とくに必見です。
スキー道具一式
まず、スキーを楽しむならば、スキー道具一式が必要です。スキーで使用する道具を一通りご紹介します。
スキー板
スキーで必ず使用する道具です。初心者の方は比較的短めで操作しやすいものを選びましょう。多くのスキー場でレンタルが可能で、費用相場は1日あたり3,000〜5,000円程度です。
スキーブーツ
足首をしっかりと固定し、スキー板に繋がっているブーツです。フィット感が重要なので、レンタルの場合は試し履きをしっかりと行いましょう。レンタル料金相場は1日あたり1,500〜3,000円程度です。
ストック
スキーで使用する杖のようなもので、バランスを取るために使用します。身長に合わせて長さを調整できるものが多いです。レンタル料金は1日あたり500〜1,000円程度です。
ゴーグル
目を保護し、視界を確保するために必要です。曇り止め加工されたものを選びましょう。レンタルは衛生面から避けた方が良いので、購入をおすすめします。価格相場は3,000〜10,000円程度です。レンタルの場合、料金相場は1日あたり500〜2,000円程度です。
ヘルメット
安全のために着用が推奨されています。多くのスキー場でレンタルが可能で、料金相場は1日あたり500〜1,000円程度です。
スキー道具一式は基本的にレンタル可能です。レンタルをする際は、当日の混雑を避けるために事前予約をすることをおすすめします。
なお、サイズが合わないと怪我や事故に繋がるリスクが高まるため、慎重に合わせてください。違和感がある場合は遠慮なく申し出ましょう。
スキーウェア・服装
スキーは普段着で楽しむことはできません。スキーウェアなど、ウィンタースポーツを楽しむのに適した服装をしてください。
スキー旅行で必須のスキーウェア・服装についてご紹介します。
スキーウェア(上下セット)
スキーウェアは防水・防寒機能が高く、動きやすいものを選びましょう。カラーは好みで選んで問題ありませんが、安全面を考慮して明るい色を選ぶのもおすすめです。サイズは少し大きめのものを選ぶと、中に着込んでも動きやすいです。多くのスキー場でレンタルが可能で、利用料金相場は1日あたり3,000〜5,000円程度です。
インナーウェア
保温性と速乾性に優れたものを選びましょう。機能性インナーなどが人気です。
グローブ
雪に触れる機会が多いため、防水性のある手袋が必要です。レンタルも可能ですが、衛生面から購入をおすすめします。価格相場は2,000〜5,000円程度です。レンタルの場合、料金相場は1日あたり300〜1,000円程度です。
帽子
普段遣いできる帽子で問題ありません。ニット帽やビーニー(折り返さないニット帽)など、耳まで覆えるものがよいでしょう。
ネックウォーマー
マフラーは絡まったり引っかかったりしやすいため、スキーではネックウォーマーを使ってください。普段遣いできるネックウォーマーで問題ありません。首元の防寒に役立ちます。スキーウェアの襟元から雪が入るのを防ぐ効果もあります。
ソックス
ウィンタースポーツ用のソックスがおすすめですが、普段遣いできるソックスで問題ありません。厚手で保温性の高いものを選びましょう。靴ずれ防止のためにも重要です。
スキーウェア一式はレンタル可能です。レンタルウェアは洗濯した状態での貸し出しとなりますが、念のため下着やインナーは必ず着用しましょう。
インナーやその他小物類などは、一般的なカジュアルウェアショップで購入したもので問題ありません。例えば、インナーウェアは保温機能付きの肌着、中間着として防寒用フリースや軽量ダウンジャケットを大型衣料品店などで購入するのも問題ありません。
安価なもので問題ないので、レギンスやタイツを複数枚購入して重ね履きしましょう。重ね履きすることで保温効果を高められます。
ゲレンデで必要な小物と便利アイテム
ゲレンデで快適に過ごすためには、以下のような小物やアイテムが役立ちます。基本的にレンタルができないアイテムのため、個人で用意する必要があります。
両手が使えるように、サコッシュ(小さめのショルダーバッグ)やウェアのポケットに入れて持ち歩くとよいでしょう。
ポケットティッシュ
寒さで鼻水が出やすくなるため、必須アイテムです。
リップクリーム
乾燥や寒さから唇を守ります。SPF付きのものがおすすめです。
日焼け止め
雪面からの反射で日焼けしやすいため、高SPFのものを使用しましょう。
携帯ホルダー
スマートフォンを首から下げられるネックホルダーがあると便利です。
防水ケース
スマートフォンや財布などを雪や水から守ります。
カイロ
使い捨てタイプや充電式のものがあります。手袋の中や靴の中に入れると寒さ対策に効果的です。
サングラス
晴れた日の雪面からの反射光から目を守ります。ゴーグルで代用も可能です。
保湿クリーム
寒さと乾燥から肌を守ります。ハンドクリームと兼用できるものが便利です。
エネルギー補給用の軽食
チョコレートやエネルギーバーなど、手軽に食べられるものがおすすめです。
小銭入れ・小銭
リフト券の購入やロッカーの使用に便利です。
泊まりがけスキー旅行で必要な持ち物
泊まりがけのスキー旅行では、スキーに必要な道具に加えて、宿泊に必要な持ち物も用意しなければなりません。
泊りがけスキー旅行で必要な持ち物をご紹介します。
冬に適した衣類一式
- ・下着(滞在日数分+予備)
- ・靴下(滞在日数分+予備)
- ・パジャマ、ルームウェア
- ・外出用の服(滞在日数分+予備)
- ・厚手の上着(ダウンジャケットやダッフルコートなど)
- ・外出用の靴(スキー靴とは別に必要)
- ・防寒アイテム(帽子や手袋など)
スキーウェアの中に着用するインナーや服も忘れないように準備しましょう。また、常にスキーウェアを着用するわけにもいかないので、普段着や靴も必要です。
防寒アイテムはスキーのときにも使えるものを持参すると、荷物を減らすことができます。
また、厚手の服は圧縮袋を活用すると、コンパクトになってスペースに余裕ができます。衣類用の圧縮袋は、100円ショップなどでも購入できるので、ぜひ試してみてください。
洗面、お風呂、スキンケアに必要な持ち物
- ・歯ブラシ、歯磨き粉(宿泊先による)
- ・シャンプー、リンス、ボディソープ(宿泊先による)
- ・洗顔料(宿泊先による)
- ・メイク落とし
- ・スキンケア用品(化粧水、乳液、美容クリームなど)
- ・ボディケア用品(ローションやバームなど)
- ・ヘアケア用品(ヘアオイルやヘアミルクなど)
- ・メイクアップコスメ、メイクツール
- ・髭剃り、シェービングフォーム
- ・整髪料(ワックス、ジェルなど)
- ・コンタクトレンズ用品
- ・制汗剤
宿泊先によってはアメニティとして提供しているアイテムもあります。しかし、メーカーやブランドを指定することはできないため、普段から使っているものを持参した方が安心です。
また、乾燥しやすい環境でもあるため、しっかり保湿できるアイテムを持参しましょう。
小分けのボトルに移し替えたり、トラベルサイズを購入したり、試供品などの使い切りサイズを選ぶことで、荷物をコンパクトにまとめられるでしょう。
タオル類
- ・バスタオル
- ・フェイスタオル
- ・ハンドタオル
バスタオルとフェイスタオルは宿泊先で提供している場合があります。提供されている場合は、予備のフェイスタオルのみを持参するとよいでしょう。
ハンドタオルは手洗い後や汗を拭き取る際に役立つため、日数分+予備を持参すると安心です。
その他の必需品
- ・ヘアブラシ、くし
- ・ドライヤー(宿泊先に備え付けがない場合)
- ・常備薬
- ・コンタクトレンズ用品(使用者のみ)
- ・スマートフォン
- ・充電器、モバイルバッテリー
毎日使用しているものがあれば、必要に応じて準備してください。
貴重品類
- ・財布(現金、クレジットカード、キャッシュカード)
- ・身分証明書(顔写真付きが望ましい)
- ・健康保険証
万が一に備えて必ず持参してください。
また、キャッシュレス決済に対応していない場所も多く、現金はさまざまな場面で役立つため忘れずに用意しておきましょう。
あると便利なアイテム
- ・マルチ電源タップ(コンセントの差し込み口を増やしたり、差込口の形状を変えたりするアイテム)
- ・耳栓、アイマスク(快適な睡眠のため)
- ・保湿マスク(乾燥対策に)
- ・カメラ(思い出撮影用)
- ・本、雑誌、ゲーム機、タブレットPCなど(娯楽用)
宿泊先で快適に過ごすためのアイテムがあると便利です。とくに娯楽用のアイテムは、リラックスタイムを楽しむ際に必要なのでお忘れなく。
女子旅スキー旅行におすすめの持ち物
女性向けのスキー旅行では、寒さ対策や美容アイテムを持参しましょう。また、写真を撮る機会も増えるため、映えるアイテムを持参するのもおすすめです。
女子旅スキーならではのおすすめアイテムをご紹介します。
寒さ対策に優れたインナー
- ・吸湿発熱素材のインナー(ユニクロのヒートテックなど)
- ・裏起毛のレギンスやタイツ
- ・保温性の高いソックス
寒さ対策に優れたインナーは、スキー以外の場面でも着用し続けるため、日数分+予備を準備すると安心です。
冷えはむくみや腹痛など、体にさまざまな悪影響を及ぼします。しっかり寒さ対策できるインナーを着用して、暖かい格好でスキーを楽しみましょう。
乾燥肌対策アイテム
- ・高保湿のハンドクリーム
- ・リップクリーム(SPF付きがおすすめ)
- ・フェイスパック(夜のスキンケア用)
- ・ボディクリーム
- ・保湿ミスト(携帯用)
スキンケアをしてから時間が経過すればするほど乾燥が進みます。そのため、スキー場や外出中もしっかり乾燥できるアイテムを持参するとよいでしょう。
可愛いデザインのスキーグッズ
- ・カラフルなスキーウェア
- ・デザイン性の高いゴーグル
- ・おしゃれなニット帽やビーニー(折り返さないニット帽)
- ・柄物のネックウォーマー
着用時に気分が上がるだけではなく、記憶にも残りやすいため、写真映えする可愛いスキーグッズを用意するのもおすすめです。
シンプルな格好が好みの場合は、ニット帽やネックウォーマーなどにアクセントカラーや柄を採用すると、まとまりを出しつつ可愛いコーディネートが組めます。
女子必須のメイク用品
- ・日焼け止め(SPF50以上)
- ・BBクリームやCCクリーム(軽いメイクに)
- ・マスカラ(汗水に強く落ちにくいものがおすすめ)
- ・リップティント(色味が落ちにくいリップ)
- ・リッププランパー(唇をふっくらさせる美容液)
- ・プライマー(化粧下地)
- ・アイシャドウ
- ・アイブロウ
- ・フェイスパウダー
- ・アイライナー(汗水こすれに強いものがおすすめ)
- ・メイクキープミスト
- ・メイクツール(ブラシやビューラーなど)
スキー中はメイク直しが難しいうえに、汗などで崩れやすいため、スキー旅行の場合はとにかく崩れにくいメイクを意識したアイテムを選びましょう。
写真を撮る場合は、少し濃い目の方が映えやすくておすすめです。
ヘアケアアイテム
- ・ドライシャンプー(髪の汚れや静電気対策に)
- ・ヘアオイル、ヘアミルク(乾燥対策に)
- ・ヘアゴム
- ・ヘアクリップ、前髪クリップ
- ・携帯用ヘアミスト(外出中の乾燥対策に)
- ・シャンプーブラシ
- ・トリートメント用のくし
乾燥から髪を守るアイテムを持参しましょう。いざというときのために、携帯用のヘアミストやドライシャンプーがあると便利です。
あると便利な小物類
- ・ホッカイロ(使い捨てタイプや充電式)
- ・ハンドウォーマー(手袋の中に入れられるサイズ)
- ・ミニサイズの加湿器(部屋の乾燥対策に)
- ・ミニサイズのコードレスヘアアイロン(前髪直し用)
アフタースキーファッション
- ・おしゃれなルームウェア
- ・暖かいスリッパやルームブーツ
- ・カジュアルなワンピースやチュニック(夕食時用)
写真撮影グッズ
- ・自撮り棒
- ・インスタントカメラ
- ・スマートフォン用の防水ケース(雪遊び時の撮影に)
- ・フォトプロップス(写真撮影時の小道具。雪の結晶など冬っぽいデザインがおすすめ)
その場で印刷できるプリンターがあると、シェアしやすくさらに盛り上がれるでしょう。
リラックスタイムにおすすめのアイテム
- ・アロマオイル
- ・ハーブティー
- ・ホットアイマスク
- ・携帯用スピーカー
- ・マッサージアイテム(小型のマッサージ機やかっさなど)
修学旅行・スキー合宿の持ち物
修学旅行やスキー合宿では、学校から指定される持ち物リストがありますが、ほかにもあると便利なアイテムがあります。
- ・使い捨てカイロ(手袋や靴の中に入れて使用)
- ・リップクリーム(乾燥対策に)
- ・日焼け止め(雪面からの反射による日焼け防止)
- ・ポケットティッシュ(複数個)
- ・ウェットティッシュ(手や顔の汚れ落としに)
- ・携帯用ボディーシート(汗をかいた後の簡易清潔ケアに)
- ・小型のボディクリーム(乾燥対策に)
- ・目薬(乾燥や風による目の疲れに)
- ・絆創膏(靴ずれ対策に)
- ・携帯用充電器(スマートフォンの電池切れ防止に)
- ・小銭入れ(リフト券購入やロッカー使用時に便利)
アルバイト代やお小遣いの範囲内で、できるだけ費用を抑えながら持ち物を揃えるならば、安く買い物できるお店を活用しましょう。
例えばインナーや防寒具などの衣料品は、ファストファッションのブランドを利用すると安く購入できます。
消耗品や小物類や100円ショップとドラッグストアを比較しながら購入すると、出費を抑えられるでしょう。最近の100円ショップは、必需品を一気に揃えられるためとても便利です。トラベルコーナーに便利なアイテムが揃っているのでぜひ覗いてみてください。
スキー旅行の持ち物に関するFAQ
スキー旅行の準備に関して、よくある質問と回答をご紹介します。
スキー場でのレンタルで必要なものは?
スキー場でのレンタルに必要なものは以下の通りです。
- ・身分証明書(運転免許証、学生証、マイナンバーカードなど)
- ・現金、クレジットカード:クレジットカード決済が可能かを事前に確認しておくと安心
- ・予約確認書(事前予約した場合):スマートフォンの画面表示でも可能な場合が多い
- ・個人情報(身長、体重、靴のサイズなど):サイズ選びに必要
- ・インナーウェア、靴下など:レンタルウェアの下に着用
- ・手袋:衛生面から多くのスキー場ではレンタル対象外のため
レンタル品の種類や料金は、スキー場によって異なります。事前に公式サイトなどで確認しておくと良いでしょう。
混雑時期は予約をおすすめします。とくに年末年始やシーズン中の週末は、早めの予約が必要です。
スキー場にレンタル以外で持参必要なものは?
個人で必ず用意すべきアイテムには以下のようなものがあります。
- ・防寒具(手袋、帽子、ネックウォーマーなど):レンタル対象外なことが多い
- ・インナーウェア
- ・靴下:スキー用の厚手のソックスが理想
- ・ゴーグル
- ・日焼け止め
- ・リップクリーム
- ・ポケットティッシュ
- ・携帯電話(スマートフォン)
- ・モバイルバッテリー
- ・現金:リフト券購入やロッカー使用に必要
- ・健康保険証:万が一の怪我や体調不良に備えて
レンタルできないものや、消耗品などは必ず持参してください。防寒具や日焼け対策グッズは、個人の体質や好みに合わせて選びましょう。
雪遊びに行く旅行の持ち物は?
スキー以外の雪遊びを楽しむための持ち物は以下の通りです。
- ・防寒着:スキーウェアほど本格的ではなくても、防水性のあるアウターが必要
- ・防寒小物(帽子、マフラーやネックウォーマー、耳あてなど)
- ・防水ブーツ:スノーブーツや防水加工されたブーツが望ましい
- ・厚手の靴下
- ・手袋:雪で濡れるため防水加工されたものを選ぶ
- ・着替え:濡れた場合に備えて、下着や靴下の替えを用意する
- ・タオル:手や顔を拭くときに必要
- ・防寒インナー
- ・日焼け止め:雪面からの反射による日焼け対策に
- ・リップクリーム:唇の乾燥対策に
- ・サングラスまたはゴーグル:目の保護と雪目(紫外線の影響で起こる眼の炎症)の予防に
- ・使い捨てカイロ
- ・ソリ、チューブ:雪遊びを楽しむための道具(レンタル可能な場所もある)
- ・カメラ
- ・水筒、飲料水
- ・軽食:エネルギー補給用のお菓子やサンドイッチなどがおすすめ
- ・ビニール袋:濡れた衣類や靴に使用
雪遊びは、スキーよりも気軽に楽しめるアクティビティです。ただし、寒さや濡れへの対策はスキー同様に必要です。
また、雪遊びの後は体が冷えやすいので、温かい飲み物や軽食を用意しておくとよいでしょう。
万全の準備で最高のスキー旅行へ!
スキー旅行は、適切な準備があれば誰もが楽しめる素晴らしい冬のレジャーです。
初心者の方も、女性の方も、修学旅行や合宿に参加する学生の方も、それぞれのニーズに合わせた持ち物リストを参考に万全の準備をしましょう。
スキー旅行の持ち物で重要なポイントは、防寒対策、安全対策、快適さを確保するアイテムを準備することです。
レンタル可能なアイテムと個人で用意すべきアイテムを適切に選び、荷物を最小限に抑えつつ必要なものは確実に持参するようにしましょう。
万全の準備で臨むスキー旅行は、きっと素晴らしい思い出となるはずです。しっかり持ち物を揃えて、雪山での爽快な滑走、仲間との楽しい時間、そして美しい冬の景色を存分に楽しみましょう!