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バーベキューを存分に楽しむには、火起こしが重要です。火起こしは経験のない初心者にとっては難しく感じられるものですが、コツさえ掴めば簡単に行うことができます。
このページでは、初心者でも安全かつスムーズに火を起こすことができるさまざまな方法を紹介します。
バーベキューでの火起こし（炭の着火）の方法とコツ
キャンプやバーベキューで炭火を起こすのは、楽しいアウトドア活動の始まりです。しかし、初心者にとっては難しいと感じるかもしれません。そこで、今回はバーベキューでの火起こし（炭の着火）の方法とコツをご紹介します。
火起こしをする際には、以下のコツを覚えておきましょう。
・炭は十分に乾いていること
・炭は隙間なく積み上げる
・火起こし器の空気穴は開けておく
・風向きに注意する
炭が湿っていると火がつきにくくなります。また、炭を隙間なく積み上げることで、火がつきやすくなります。火起こし器の空気穴は開けておくことで、炭に酸素が供給されて火が付きやすくなります。風向きに注意することで、火が消えるのを防ぐことができます。
火起こしにはどんな方法がある？
まず、火起こしには大きく分けて2つの方法があります。
・火起こし器を使う方法
・着火剤を使う方法
火起こし器を使う方法は、初心者でも簡単に火起こしができる方法です。火起こし器に炭を入れ、着火剤に火をつけて炭の下に置きます。火起こし器の底にある空気穴から空気が入り、炭に酸素が供給されて火が付きやすくなります。
着火剤を使う方法は、よりスピーディーに火起こしができる方法です。着火剤は、マッチやライターで簡単に火をつけることができます。しかし、着火剤の臭いが気になる人もいるかもしれません。
初心者なら火起こし器を使うのがおすすめ
火起こし器は、煙突効果によって効率的に火を起こすことができる道具です。初心者でも簡単に火を起こすことができるので、キャンプに最適です。
火起こし器は、筒状の金属製の器具で、その中に炭と着火剤を入れて火をつけると、煙突効果によって下から空気が入り、効率的に火を起こすことができます。
火起こし器を使うと、火を起こすのに必要な道具が少ないので、初心者でも簡単に火を起こすことができます。
スピーディーに火起こししたいなら着火剤
着火剤には様々な種類がありますが、代表的なものとして固形タイプと液体タイプがあります。固形タイプは、着火剤に直接ライターやマッチで火をつけるだけで簡単に火を起こすことができます。液体タイプは、炭に直接かけてから火をつける方法です。液体タイプは、固形タイプよりも火が付きやすいですが、引火しやすいので注意が必要です。
着火剤を使う際の注意点としては、使用する量が多すぎると火力が強くなりすぎて炭がすぐに燃え尽きてしまう可能性があります。また、着火剤の臭いが気になる場合は、火が安定してから炭を少し移動させて臭いを飛ばすようにしましょう。
着火剤は便利ですが、使い方を間違えると危険なこともあります。必ず使用方法をよく読んでから使用し、火の取り扱いには十分注意しましょう。
＜着火剤を使うメリット＞
・火が付きやすい
・初心者でも簡単に火を起こすことができる
・時間短縮になる
＜着火剤を使う際の注意点＞
・使用量が多すぎると火力が強くなりすぎる
・引火しやすいので注意が必要
・臭いが気になる場合は火が安定してから炭を移動させて臭いを飛ばす
着火剤を使った火起こし（炭の着火）の方法
キャンプで火を起こすには、着火剤を使うのが簡単です。チャコールスターターや着火剤タブレットが初心者にはおすすめです。
着火剤を使った火起こしの手順は、以下の通りです。
１：焚き火台に炭を組みます。
２：炭の中央に着火剤を置きます。
３：着火剤に火をつけます。
４：火が全体に広がったら、炭を追加します。
風の影響を受けないように、風上に向かって火をつけましょう。また、着火剤に直接火をつけると、勢いよく燃え上がるので注意が必要です。
着火剤以外にも、新聞紙や牛乳パックなど身近なもので火を起こすことができます。それぞれの方法については、別の項目で詳しく解説します。
木炭を使って火を起こす方法
木炭を使うことで、安定した火を起こすことができます。着火剤を利用することで、より簡単に火を起こすことができます。
木炭を使って火を起こす手順は、以下のとおりです。
＜手順＞
１：バーベキューコンロの底に少量の着火剤を置きます。
２：その上に木炭を積み重ねます。木炭は十分な酸素が供給されるように、隙間を作るように積み重ねましょう。
３：着火剤に火をつけます。
４：木炭が燃え始めたら、火力が安定するまで待ちます。
木炭の量は、バーベキューの規模や使用するバーベキューコンロの大きさによって異なります。一般的には、一人あたり約300gの木炭が必要です。
木炭の種類は、オガ炭や備長炭などがありますが、それぞれ特徴が異なります。オガ炭は着火が早く、火力も強いため、初心者におすすめです。備長炭は火持ちが良く、高火力なので、本格的なバーベキューに適しています。
新聞紙を使った着火方法
新聞紙はキャンプファイヤーや焚き火を起こす際に役立つ着火剤として使用できます。新聞紙は燃えやすく、火がつきやすいので、初心者にも最適です。
新聞紙を使った着火方法は以下の通りです。
＜手順＞
１：新聞紙を細長く丸めます。
２：丸めた新聞紙を数本束ねます。
３：束ねた新聞紙を、焚き火台やキャンプファイヤーの底に置きます。
４：新聞紙の上に、小枝や木片を置きます。
５：小枝や木片に火をつけます。
６：新聞紙に火がついたら、徐々に太い薪を追加します。
火がつきにくい場合は、新聞紙に少量の油を染み込ませると、着火しやすくなります。また、新聞紙の近くに細い小枝を立てておき、新聞紙に火がついた後、小枝に火が移るようにすると、より早く炭に火をつけることができます。
新聞紙は燃えやすいので、火がつきやすいです。しかし、新聞紙はすぐに燃え尽きてしまうので、太い薪をすぐに追加する必要があります。
新聞紙を使った着火方法は、比較的簡単で、成功率も高い方法です。キャンプ初心者の方でも、この方法を使えば、スムーズに火起こしができるでしょう。ただし、新聞紙にインクが残っている場合は、有害物質が発生する可能性があるため、使用しないように注意が必要です。
牛乳パックを使った着火方法
キャンプで火を起こすには、さまざまな方法がありますが、その中でも牛乳パックを使った着火方法は、簡単かつ効率的な方法として知られています。ここでは、牛乳パックを使って火を起こすための手順を説明します。
＜手順＞
１：牛乳パックを縦半分に切り、さらに短冊状に細く切ります。
２：切った牛乳パックに、火がつきやすいように、着火剤を塗布します。
３：焚き火台やコンロの上に、牛乳パックを積み重ね、円錐形になるように配置します。
４：牛乳パックの山の中心に、マッチやライターで点火します。
牛乳パックを使用するメリットは、簡単に着火できることです。また、牛乳パックは燃え尽きやすいので、後片付けも簡単です。
牛乳パックを使った着火方法は、初心者にも簡単にできる方法です。キャンプなどで焚き付けに困ったときは、ぜひ試してみてください。
＜注意点＞
・牛乳パックは燃え尽きやすいので、火力が弱くなる可能性があります。焚き付けを多めに用意するか、他の着火剤と併用しましょう。
・牛乳パックは燃焼時に煙が出るため、煙が気になる場合は他の着火剤を使用した方が良いでしょう。
・牛乳パックは燃焼時に有害物質が発生する可能性があるため、換気の良い場所で行うようにしましょう。
火を燃やすための風の送り方
火を起こした後は、火を安定させるために炎に風を送る必要があります。これは、焚き火やバーベキューの調理中に特に重要です。風を送ることで、火に酸素が供給され、火力が強まり、炎が安定します。
大きく分けて、風を送る方法には3つあります。
■１：うちわや扇子で風を送る
これは最も簡単な方法ですが、長時間続けるのは大変です。
■２：息を吹きかける
これは短時間であれば有効ですが、長時間続けると息切れしてしまうため、あまりおすすめできません。
■３：火吹き棒を使う
火吹き棒は、長い筒状の道具で、片方の端に口を当てて息を吹き込むことで、もう一方の端から空気を送り込むことができます。火吹き棒は、うちわや扇子よりも長く、強く風を送ることができるため、火起こしや火力を強めるのに効果的です。
風を送る際には、以下の点に注意しましょう。
・火の粉が飛ぶことがあるため、風下側に立たないようにする。
・火に直接息を吹きかけると、火が消えてしまうことがある。
・火吹き棒を使う場合は、火の粉が飛ぶことがあるため、耐熱手袋を着用する。
炎に適切に風を送ることで、火の安定と火力の維持を図ることができます。火を起こした後は、継続的に風を送ることで、火を安定させ、調理や暖房を効率的に行うことができます。
火起こし器を使った炭の着火手順
キャンプで暖を取るにも、料理をするにも欠かせないのが焚き火です。しかし、火起こしがうまくいかず、苦労した経験がある人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、簡単で安全な火起こし方法である、火起こし器を使った炭の着火手順をご紹介します。
火起こし器を使うことで、着火が簡単になるだけでなく、煙や灰の発生を抑えることもできます。また、火起こし中に炭を触る必要がないため、安全面でも優れています。
では、火起こし器を使った炭の着火手順を具体的に見ていきましょう。
＜手順＞
１：火起こし器の底に新聞紙や着火剤を敷き詰める。
２：その上に炭を並べる。
３：火起こし器の下に火をつける。
４：火が全体に回るまで待つ (約15～20分)。
５：炭が白っぽくなったら火起こし器から取り出し、焚き火台に広げる。
火起こし器を使う際には、以下の点に注意しましょう。
＜注意点＞
・火起こし器は、必ず屋外で使用する。
・火を起こす際は、周りに燃えやすいものがないことを確認する。
・火がついた炭は、絶対に素手で触らない。
・火の始末は、必ず完全に消火するまで行う。
火起こし器を正しく使用すれば、誰でも簡単に安全に火を起こすことができます。ぜひ、キャンプで活用してみてください。
煙突効果について
煙突効果とは、煙突内の上昇気流によって空気を吸い込む現象のことです。火を起こす際に煙突効果を利用することで、効率的に火を起こすことができます。
煙突効果は、煙突内の空気の温度差によって発生します。煙突内の空気が温められると密度が小さくなり、上昇します。この上昇気流によって、煙突の下部から新鮮な空気が吸い込まれます。この空気は火種に供給され、燃焼を促進します。
キャンプで火を起こす際には、煙突効果を利用するために、焚き火台やコンロの上に煙突となるような構造物を設置することが有効です。例えば、石やレンガを組み合わせて煙突状の構造物を作り、その中に火種を置くと、煙突効果によって効率的に火を起こすことができます。
また、煙突効果を利用するためには、煙突内の空気の温度差を大きくすることが重要です。そのため、火種を置く前に、煙突内の空気を温めておく必要があります。これは、煙突の下部から火種に向かって新聞紙や細い枝などを燃やすことで行うことができます。
煙突効果を利用することで、少ない燃料で効率的に火を起こすことができます。キャンプで火を起こす際には、是非この方法を参考にしてみてください。
火起こし器を使った際における起こし方のコツ
火起こし器は、炭に火をつけるのが苦手な人でも簡単に使うことができます。ここでは、火起こし器を使った炭の着火手順を紹介します。
＜準備するもの＞
・火起こし器
・炭
・着火剤
・新聞紙
・マッチまたはライター
＜手順＞
１：火起こし器の底に、新聞紙を敷き詰めます。
２：新聞紙の上に、着火剤を置きます。
３：着火剤の上に、炭を均等に広げます。
４：火起こし器の蓋を閉めます。
５：火起こし器の下に、マッチまたはライターで火をつけます。
６：火が全体に広がったら、10～15分ほど待ちます。
７：炭が白っぽくなったら、火起こし器から炭を取り出して、バーベキューコンロに移します。
＜コツ＞
・着火剤は、火がつきやすく、煙が少ないものがおすすめです。
・炭は、火がつきやすいように、小さく割っておくと良いでしょう。
・火が起こるまで、あまり触らないようにしましょう。
・火が強くなりすぎたら、火起こし器を少し傾けて、空気量を調整しましょう。
この手順を参考に、安全に火起こしをして、バーベキューを楽しみましょう。
火起こし器の使い方と注意点
火を起こす際に便利なツールとして火起こし器がありますが、使用する際は以下の点に注意が必要です。
＜注意点＞
・火起こし器を使用する際は、必ず不燃性の台の上で行いましょう。
・火がついた着火剤や炭は、絶対に手で触らないようにしましょう。
・火を起こす際には、周りに燃えやすいものがないか確認しましょう。
・風向きに注意し、煙が目に入らないようにしましょう。
・焚き火を終える際は、必ず火の始末をしましょう。
バーナー（ガス）を使った火起こし方法
バーナー（ガス）を使った火起こしは、簡単な方法で、初心者にもおすすめです。
以下の手順を参考に、安全に火を起こしましょう。
＜手順＞
１：まず、着火剤を焚き付けの上に置きます。
２：バーナーの火を点火し、着火剤に火をつけます。
３：着火剤が燃え広がったら、焚き付けを少しずつ加えていきます。
４：焚き付けが燃え上がったら、薪を少しずつ加えていきます。
５：火が安定したら、バーナーの火を消します。
火起こしには、十分な酸素が必要です。火が小さいうちは、うちわや送風機を使って風を送ってあげましょう。ただし、火が大きくなりすぎないように注意してください。
バーナー（ガス）を使った火起こしは、安全かつ簡単に火を起こすことができる方法です。上記の手順を参考に、安全に火を起こしましょう。
＜補足＞
バーナー（ガス）を使った火起こしは、バーベキューやキャンプなど、様々な場面で活躍します。安全に火を起こすためには、上記の手順をしっかりと守ることが大切です。
バーナーを使用した火起こしのコツ
バーナーを使用した火起こしのコツは、以下のとおりです。
・バーナーの火力は、最初は弱めに設定し、炭が赤くなってきたら徐々に強くします。
・炭が赤くなるまで、バーナーで炭を熱します。炭が赤くなったら、火起こし器に炭を入れ、火を起こします。
・炭を火起こし器に入れるときは、炭を均等に広げます。
・炭が赤くなったら、火起こし器の蓋を閉じて、火を起こします。
バーナーを使用した火起こしは、簡単かつ安全な方法です。バーナーは着火剤や新聞紙などの燃料を必要とせず、火を起こすことができます。また、バーナーは風にも強く、安定した火力を得ることができます。バーナーを使用した火起こしは、バーベキューやキャンプなどのアウトドア活動に最適な方法です。
風を送る方法
バーナーを使用した火起こしでは、風を送ることで火力を強め、炭への着火を早めることができます。風を送る方法には、以下の3つがあります。
１：うちわや扇子を使う
２：息を吹きかける
３：送風機を使う
バーナーを使った火起こしは簡単ですが、安全に注意する必要があります。バーナーは熱いため、火傷に注意しましょう。また、炭は燃えているため、近くに可燃物を置かないようにしましょう。
バーベキュー後の火消しと炭の片付け
楽しいバーベキューの後は、火消しと炭の処理が必要です。安全かつ適切に後片付けをすることで、次のキャンプも気持ちよくスタートできます。
ここでは、火の消し方と炭の処理方法について、簡単な手順でご紹介します。
火の消し方と炭の処理方法
バーベキューを楽しんだ後は、火の始末が重要です。自然環境に配慮し、安全にバーベキューを楽しむために、以下の手順に従って火を消し、炭を処理しましょう。
１：火消し壺や消火用バケツに水を少量ずつかけながら、火を消します。自然消火は避けましょう。
２：完全に燃え尽きた炭を確認します。火の粉が出ず、触っても熱を持たない状態になったら、消炭となります。
３：消炭は土に埋めても問題ありません。自治体のルールに従いましょう。
４：周りの安全を確認し、風向きを考慮して延焼を防ぎましょう。
５：火のそばを離れる際は必ず火を消し、近くに水や消火器を用意しておきましょう。
安全にバーベキューを楽しむことで、自然環境への影響を最小限に抑えることができます。
安全な火消し方法
キャンプやバーベキューを楽しんだ後は、火を安全に消すことが大切です。消火が不十分だと、残った炭から火が燃え広がる恐れがあります。ここでは、安全な火消し方法をリストアップします。
■１：水を十分にかける
消火器やバケツで十分な量の水を炭にかけて火を消します。
■２：砂をかける
水が近くにない場合は、砂をかけて火を消します。
■３：消火剤を使う
消火剤は消火効果が高く、火の粉が飛び散る心配がありません。
■４：火消し壺を使う
火消し壺は密閉性が高く、酸素を遮断することで火を消します。
＜炭の処理方法＞
■１：完全に消火を確認する
火が消えたように見えても、内部でまだ燃えている場合があります。水をかけたり、触ってみて温度を確認しましょう。
■２：灰を捨てる
冷めた灰は、燃える心配がない場所に捨てます。
■３：炭は次回に使う
炭は次回のバーベキューで再利用できます。ただし、水分を含んだ炭は燃えにくいため、よく乾燥させてから使いましょう。
＜注意事項＞
・火直後は炭が熱くなっているため、触らないようにしましょう。
・風向きに注意して、火の粉が飛ばないようにしましょう。
・周囲に燃えやすいものがないか確認しましょう。
安全に火を消すことで、火事などの事故を防ぎ、自然環境を守ることにつながります。
消炭（けしずみ）の意味
シーズニングを行う際に、油を厚く塗りすぎないように注意が必要です。油が多すぎると、べとつきや煙の原因となり、うまく仕上がらない可能性があります。また、油の塗りすぎは、シーズニングをやり直す必要が生じる場合もあります。
適切な油の量は、スキレットの表面を軽くコーティングできる程度です。スプレーボトルやキッチンペーパーを使用すると、油の量を調節しやすくなります。
バーベキュー後の片付けのコツ
バーベキューを楽しんだ後は、後片付けが待っていますよね。片付けをスムーズにするコツをご紹介します。
バーベキューコンロにアルミホイルを敷いておけば、汚れが付くのを防げます。炭バサミを使って、安全かつ簡単に炭の移動や火加減の調整ができます。炭バサミは炭をつかむための道具で、トングは食材をつかむための道具です。役割が違うので、使い分けるようにしましょう。バーベキューコンロや道具は、コンパクトに収納できるアイテムを選ぶと便利です。
これらのコツを実践すれば、バーベキュー後の片付けも効率的に進めることができます。みんなで協力し合って、気持ちよくバーベキューを締めくくりましょう！
アルミホイルを使ったバーベキューコンロの清掃
バーベキューを楽しんだ後の片付けはついつい億劫になってしまいますが、特にコンロの清掃は、後の片付けを楽にするために重要な作業です。中でも、アルミホイルを使う方法は簡単で、コンロを傷つけずに汚れを落とすことができます。
アルミホイルを使ったコンロの清掃は、以下の手順で行います。
１：コンロがまだ温かいうちに、アルミホイルを丸めて網や鉄板をこすり、大きな汚れを落とします。
２：コンロが冷めたら、水を張って洗剤を溶かし、アルミホイルを浸します。
３：少し時間が経ったら、アルミホイルをコンロの網や鉄板に敷き、その上から洗剤水をかけます。
４：10分ほど放置したら、アルミホイルでこすり洗いします。頑固な汚れには、クレンザーやアルミたわしを使うこともできます。
５：洗い終わったら、水でよくすすぎ、乾いた布で拭き取ります。
アルミホイルを使うメリットは、コンロを傷つけずに汚れを落とすことができる点と、洗剤を節約できる点です。また、時間と労力を節約できるという利点もあります。
消火時における炭バサミの使い方
消火には炭バサミが役に立ちます。
炭バサミは、火力の調整や炭の移動に使うだけでなく、消火にも欠かせない道具です。火の消し方は、炭を水で消す方法と自然に消えるのを待つ方法の2つがあります。
炭を水で消す場合は、炭バサミを使って水をかけて消します。このとき、炭が飛び散らないように注意しましょう。炭が赤く焼けている場合は、完全に水がかかるように何度もかけます。
自然に消えるのを待つ場合は、炭が完全に燃え尽きるまで待ちます。このとき、炭を火床から出して風通しの良い場所に置きましょう。炭が完全に冷めるまでには時間がかかるので、しばらくの間は目を離さないようにしましょう。
消火後は、炭バサミを使って炭を片付けます。炭は、燃え尽きていてもまだ熱を持っているため、必ずトングや火ばさみを使って移動させましょう。炭は、適切な場所に捨てましょう。
炭バサミは、消火以外にも、火の調整や炭の移動など、バーベキューに欠かせない道具です。安全にバーベキューを楽しむために、炭バサミの使い方をマスターしておきましょう。
炭バサミとトングの違い
バーベキューの際に、炭を扱うための道具として炭バサミとトングがあります。一見すると似たような道具に見えますが、用途や形状に違いがあります。
炭バサミとトング、どちらを選ぶかは、用途によって異なります。炭をメインで扱う場合は炭バサミが、食材をメインで扱う場合はトングがおすすめです。
炭バサミ：炭を掴むのに適している
トング：食材を掴むのに適している
小物や道具の収納方法
バーベキュー後の片付けで忘れてはいけないのが、小物や道具の収納です。火消し壺やトング、軍手など、無くしやすいものや汚れたまま放置すると劣化しやすいものがあります。後片付けが楽になるように、収納方法を工夫しましょう。
・コンテナやケースを活用する
100均などで売っているコンテナやケースに、火消し壺、トング、軍手、着火剤など、バーベキューで使う小物をまとめて収納しましょう。持ち運びにも便利で、使用後も汚れやホコリから守ってくれます。
・袋やポーチを活用する
コンビニ袋やジップロックなどの袋、布製のポーチなどを活用して、炭や着火剤、新聞紙などを収納するのも良いでしょう。特に炭は、湿気を避けるために密閉できる袋や容器に保管することが大切です。
・吊り下げ収納
バーベキューコンロの近くに、フックやネットを取り付けて、トングや軍手を吊り下げ収納するのもおすすめです。使用後すぐに干すことができ、乾きも早くなります。
・車載
使用頻度の高い小物や道具は、車載しておくのも良いでしょう。次のバーベキューの準備がスムーズに行えます。
収納方法を工夫することで、次回のバーベキューの準備がスムーズに行えます。また、小物の紛失や劣化を防ぐこともできますよ。
まとめ
火起こしは、慣れれば簡単にできるようになります。今回紹介した方法とコツを参考に、安全に火を起こしてキャンプを楽しみましょう。