2025/12/25 公開

春休みの国内旅行は東日本へ！絶景と美食を楽しむおすすめ3大エリア【富士五湖・那須・軽井沢】

エリア別北関東甲信越〇〇近くの貸別荘アウトレットテーマパークおでかけスポット・情報

厳しい寒さが和らぎ、日差しに暖かさを感じ始める春。
学生最後の卒業旅行、新学期前の家族旅行、あるいは気心の知れた友人とのリフレッシュ旅など、春休みは「誰かとどこかへ行きたい」気持ちが高まる特別な季節です。

しかし、春の観光地選びは意外と難しいもの。「まだ寒くないか？」「春らしい景色は見られるか？」「混雑を避けて楽しめるか？」など、悩みは尽きません。

そこで今回は、東日本エリアの中でも、春の訪れと共にその魅力が爆発する
「山梨（富士五湖）」「栃木（那須）」「長野（軽井沢）」の3大エリアを厳選してご紹介します。

ガイドブックには載らない「通」な楽しみ方や、現地をよく知るリピーターが実践している穴場情報、そして春だからこそ味わえる感動体験まで。今年の春休み旅行の計画に、ぜひお役立てください。

⛰️【山梨県・富士五湖エリア】圧倒的な「富士山」と、春の彩り。
なぜ、春の富士五湖なのか？

ここが「通」の楽しみ方！春の富士五湖攻略法
① 富士急ハイランドは「絶叫」だけじゃない
 ② 「新倉山浅間公園」は朝イチ一択
 ③ ほうとうの名店、実は「湖畔を離れた場所」が穴場
 ④ 絶景温泉「ほったらかし温泉」での朝風呂

🐱【栃木県・那須エリア】動物とのふれあいと、洗練されたカフェ巡り。
なぜ、春の那須なのか？

ここが「通」の楽しみ方！春の那須攻略法
① 「那須どうぶつ王国」で砂漠の猫に出会う
 ② 「パン屋とカフェ巡り」こそ大人だけが知る那須の贅沢
 ③ ミステリアスな伝説の地「殺生石」

🛍️【長野県・軽井沢エリア】ショッピングと美食、憧れの街歩き。
なぜ、春の軽井沢なのか？

ここが「通」の楽しみ方！春の軽井沢攻略法
① アウトレットは「時間差」で攻める
 ② スーパー「ツルヤ（TSURUYA）」こそ最強の観光地
 ③ 「ハルニレテラス」でおしゃれランチ
 ④ 旧軽井沢銀座での食べ歩き

🌸春の旅は「体験」を大切に

yama【山梨県・富士五湖エリア】圧倒的な「富士山」と、春の彩り。

都心から車やバスで約90分〜2時間。アクセスの良さと、日本一の山「富士山」の麓というロケーションで不動の人気を誇るのが、河口湖・山中湖を中心とした富士五湖エリアです。

nazefujiなぜ、春の富士五湖なのか？

山頂に残る雪の白さと、咲き誇る桜や色鮮やかな花々との美しいコントラストが楽しめるのはこの時期だけであり、一年で最も「写真映え」する季節だからです。

koryakuここが「通」の楽しみ方！春の富士五湖攻略法

fujihigh① 富士急ハイランドは「絶叫」だけじゃない

春休みの富士急ハイランドは学生旅行で賑わいますが、実はアトラクションに乗らなくても楽しめるスポットとして進化しています。

絶叫マシンが苦手な方は、55メートルの高さから富士山を眺められる「FUJIYAMAタワー」へ。ハーネスをつけて歩くアクティビティもありますが、ただ展望デッキから景色を見るだけでもその迫力は想像を超えてきます。

出典：https://www.fujiq.jp/fujiyama-tower/fujiyama-skydeck/fujiyama_skydeck.html

また、入園無料エリアにある「リサとガスパールタウン」は、フランスの人気絵本から生まれた、パリに住むとびきりキュートなキャラクター「リサとガスパール」の世界観を再現したエリアです。

春になると花々が咲き誇り、そこはまるでパリの街並みのような美しさ。エッフェル塔のオブジェと本物の富士山を一枚の写真に収めることができる、知る人ぞ知る「穴場」です。

出典：https://www.fujiq.jp/area/lisagas/index.html?page=s2

〈富士急ハイランド〉

住所	山梨県富士吉田市新西原5-6-1
営業時間	9:00～20:00（曜日や季節により変動)
料金	ワンデイパス：大人6,000円～7,800円、中高生5,500円～7,300円、小人4,400円～5,000円、幼児・シニア2,100円～2,500円（日により変動）
アクセス	〈電車の場合〉富士急行線「富士急ハイランド駅」直結〈車の場合〉中央自動車道・河口湖I.Cをおりてすぐ、東富士五湖道路・富士吉田I.Cをおりてすぐ、ほか駐車場：あり。5000台（1日1,500円〜2,000円）

asama② 「新倉山浅間公園」は朝イチ一択

「五重塔（忠霊塔）＋桜＋富士山」という、日本を象徴する景色が見られる新倉山浅間公園。桜の見頃は例年4月上旬から中旬で、海外観光客にも大人気。昼間は展望デッキに上がるだけで長い待ち時間が発生することも珍しくありません。

この絶景をゆっくり楽しむ攻略法は、「早朝6時〜7時台」に行くこと。この時間なら観光客もまばらで、朝日に照らされる神々しい富士山と静寂を独占できます。少し早起きをしてでも行く価値がある、特別な朝の体験です。

〈新倉山浅間公園〉

住所	山梨県富士吉田市浅間2丁目3353
営業時間	24時間開園（年中無休）
料金	無料
アクセス	〈電車の場合〉富士急行線「下吉田駅」から徒歩約10～15分〈車の場合〉東富士五湖道路山中湖I.Cから約15分駐車場：あり

hoto③ ほうとうの名店、実は「湖畔を離れた場所」が穴場

山梨グルメの代名詞「ほうとう」。河口湖大橋周辺や駅近くの有名店は、お昼時には駐車場に入れないほどの大行列になります。

「通」は、観光客でごった返す河口湖畔を離れ、西湖・精進湖方面や、森に囲まれた鳴沢エリアへ向かいます。このあたりには、地元客が通う落ち着いた店舗や、こだわりの個人店がいくつかあります。混雑を避けて、並ばずに絶品の味に出会える。観光地では味わえない、温かいローカル体験が待っています。

onsen④ 絶景温泉「ほったらかし温泉」での朝風呂

※イメージ

少しエリアは離れますが、車があるならぜひ足を伸ばしてほしいのが「ほったらかし温泉」。甲府盆地を見下ろす山の上にあり、日の出前から営業しています。

露天風呂から眺める日の出と富士山は、思わず手を合わせたくなるほどの神々しさ。春の朝、少しひんやりとした風を顔に受けながら入る温かい温泉は、最高の「ととのい」体験になるはずです。

〈ほったらかし温泉〉

住所	山梨県山梨市矢坪1669-18
営業時間	日の出1時間前〜22:00（最終受付21:30）
料金	大人900円小人400円
アクセス	〈電車の場合〉JR「山梨駅」からタクシーで約10～15分〈車の場合〉中央自動車道勝沼I.C又は一宮・御坂I.Cから約25分、ほか駐車場：あり。

▶▶河口湖・山中湖・富士吉田・富士山周辺の貸別荘・コテージ・一棟貸しの宿泊施設一覧

tochigi【栃木県・那須エリア】動物とのふれあいと、洗練されたカフェ巡り。

皇室の御用邸があることでも知られる那須高原。上品なリゾートの雰囲気と、手付かずの自然が共存する、東日本屈指の保養地です。

nazenasuなぜ、春の那須なのか？

高原地帯である那須の春は少し遅れてやってきますが、3月〜4月は空気が澄んでおり、新緑が芽吹く前の独特の静けさと開放感があります。また、動物たちの活動が活発になり始める時期でもあります。

nasukouここが「通」の楽しみ方！春の那須攻略法

dobutsu① 「那須どうぶつ王国」で砂漠の猫に出会う

※イメージ

那須にはサファリパークや牧場など多くの動物スポットがありますが、「那須どうぶつ王国」は別格です。

特に注目は、「砂漠の天使」と言われる希少種「スナネコ」。そのモフモフの毛並みと大きな耳、まん丸の瞳が特徴的で、子猫のような愛らしい顔立ちは「永遠の子猫」とも称されます。野生では夜行性で砂漠に暮らす姿とのギャップも魅力的。愛くるしい「砂漠の天使」に会いに行きましょう。

また、広大な空を使った「バードパフォーマンスショー」は王国に来たら絶対に見逃せないメインイベントです。春の爽やかな風の中、頭上スレスレを猛禽類が飛んでいく迫力は、他では味わえないスリルがあります。

※イメージ

〈那須どうぶつ王国〉

住所	栃木県那須郡那須町大島1042-1
営業時間	平日：10:00～16:30 土日祝・GW・夏季期間：9:00～17:00 冬季期間：10:00～16:00（王国タウンエリアのみの営業） ※定休日水曜日（春休み・GW・夏季期間・祝日は営業）
料金	中学生以上：2,600円　3歳以上：1,200円 ※冬季料金は異なる場合があります
アクセス	〈電車の場合〉東北新幹線「那須塩原駅」「新白河駅」、JR「新白河駅」「黒磯駅」からタクシーで25分 ※那須塩原駅からはシャトルバスあり。詳細は公式サイトの「アクセス」をご確認ください。〈車の場合〉那須高原SAより約15分駐車場：あり。乗用車以上 1,000円

「アクセス」はこちら

pan② 「パン屋とカフェ巡り」こそ大人だけが知る那須の贅沢

※イメージ

那須は全国でも有数のパンとカフェの激戦区。ビートルズ愛に溢れた有名店「ペニーレイン」は整理券必須の混雑店ですが、那須の魅力はそこだけではありません。

穴場を狙うなら、森の中にひっそりと佇む小さなベーカリーや、黒磯エリアにある「1988 CAFE SHOZO」周辺を散策するのがおすすめ。

古いアパートや倉庫をリノベーションしたおしゃれな雑貨店やカフェが並び、ただ歩いているだけで感性が刺激されます。那須の美味しい水と牛乳を使ったパンやコーヒーは、心までほどける至福の味わいです。

〈1988 CAFE SHOZO（黒磯本店）〉

住所	栃木県那須塩原市高砂町6-6
営業時間	11:00～18:30
アクセス	〈電車の場合〉JR「黒磯駅」から徒歩10分

misu③ ミステリアスな伝説の地「殺生石」

九尾の狐伝説で有名な「殺生石（せっしょうせき）」。数年前に石が真っ二つに割れたことでニュースにもなりましたが、その独特の荒涼とした風景と、硫黄の匂いが立ち込める雰囲気は健在です。

木道がきれいに整備されているので、春の散歩コースとして最適。すぐ近くには「鹿の湯」という歴史ある名湯もあり、白濁した硫黄泉で旅の疲れを癒すことができます。

〈殺生石（せっしょうせき）〉

住所	栃木県那須郡那須町大字湯本182
営業時間	24時間（見学自由）
料金	無料
アクセス	〈電車・バスの場合〉JR「黒磯駅」から東野バス那須ロープウェイ行きで「那須湯本温泉」下車、徒歩3～5分〈車の場合〉東北自動車道那須I.Cから約30分駐車場：あり。30台、無料

▶▶那須・塩原・西那須野の貸別荘・コテージ・一棟貸しの宿泊施設一覧

nagano【長野県・軽井沢エリア】ショッピングと美食、憧れの街歩き。

避暑地の代名詞・軽井沢ですが、実は春こそが「最も軽井沢らしい」季節の始まり。冬の静寂から目覚め、街全体が活気づくこの時期は、ショッピング、カフェ、散策、全てにおいて洗練された時間が流れています。

nazenaganoなぜ、春の軽井沢なのか？

夏は避暑客で大混雑する軽井沢も、春休み期間はまだ比較的ゆったりと過ごせます。また、アウトレットの春物セールや、冬期休業していたお店の再オープンなど、ショッピング好きにはたまらないタイミングです。

kokokaruここが「通」の楽しみ方！春の軽井沢攻略法

out① アウトレットは「時間差」で攻める

駅直結の「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」は巨大すぎて、漫然と歩くと疲れてしまいます。春休みは駐車場に入るだけで渋滞することも。

賢い攻略法は、「開店前の9時台に到着して駐車場を確保し、午前中に目当ての店を回る」こと。または、逆に「夕方17時以降」に行くと、帰宅組と入れ替わりでスムーズに入れます。夜のライトアップされたモールも幻想的でおすすめです。

〈軽井沢・プリンスショッピングプラザ〉

住所	長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
営業時間	10:00～19:00（季節により変動）
アクセス	〈電車の場合〉北陸新幹線「軽井沢駅」南口から徒歩3分〈車の場合〉上信越自動車道碓氷軽井沢I.Cから約15分〈シャトルバスの場合〉東京方面から軽井沢駅へ高速バスが毎日運行。詳細は公式サイトの「アクセス」をご確認ください。駐車場：約3,500台、入庫後2時間まで無料。以後1時間ごと100円

「アクセス」はこちら

tsuru② スーパー「ツルヤ（TSURUYA）」こそ最強の観光地

※イメージ

軽井沢リピーターが必ず訪れる場所、それが地元のスーパーマーケット「ツルヤ軽井沢店」です。

ここは、ただのスーパーではありません。オリジナルブランドの「りんごバタージャム」や「信州産フルーツジュース」、「丸山珈琲とのコラボ商品」などのラインナップは、高級土産店も顔負けのクオリティと品揃え。

店内は非常に広く、見ているだけでワクワクする空間。ここでお土産をまとめ買いするのが、軽井沢旅行の賢い「正解」です。

〈ツルヤ軽井沢店〉

住所	長野県北佐久郡軽井沢町長倉2707
営業時間	月〜土曜日：9:30～20:00 日曜日：9:00～20:00
アクセス	〈車の場合〉国道18号バイパス沿い「鳥井原東」信号の角駐車場：486台

hareni③ 「ハルニレテラス」でおしゃれランチ

「軽井沢星野エリア」にある「ハルニレテラス」は、ウッドデッキで繋がれたおしゃれで小さな街。

春の陽気の中、清流のせせらぎを聞きながらテラス席で食べるランチや、旬の素材を使ったジェラートは春の軽井沢ならではの贅沢です。

近くには源泉掛け流しの「トンボの湯」もあり、モダンな建築美と良質な温泉を同時に楽しめます。また、少し歩けば「軽井沢高原教会」や「石の教会内村鑑三記念堂」もあり、建築好きにはたまらない散策コースとなっています。

〈ハルニレテラス（軽井沢星野エリア）〉

住所	長野県北佐久郡軽井沢町長倉2148
営業時間	ショップやレストランの営業時間は、店舗や季節により異なります。お出かけの際は、必ず公式サイトの「営業時間・運休情報」にて最新情報をご確認ください。
アクセス	〈電車の場合〉しなの鉄道「中軽井沢駅」からタクシーで約5分〈車の場合〉上信越自動車道碓氷軽井沢I.Cから約25分駐車場：あり。最初の30分無料。以降1時間毎600円（上限6,000円）

karui④ 旧軽井沢銀座での食べ歩き

歴史ある「旧軽井沢銀座通り」も外せません。老舗のパン屋「ブランジェ浅野屋」や、ジョン・レノンも愛した「フランスベーカリー」でパンを買い、食べ歩きを楽しむのが定番。

少し路地を入ると、苔の美しい別荘地が広がっており、喧騒を離れて静かな春の森を感じることができます。

〈ブランジェ浅野屋軽井沢旧道本店〉

住所	長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢738
営業時間	8:00～18:00
アクセス	〈電車の場合〉北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢駅」から徒歩約25分〈車の場合〉上信越自動車道碓氷軽井沢I.Cから約20分

▶▶軽井沢・佐久・小諸の貸別荘・コテージ・一棟貸しの宿泊施設一覧

taiken春の旅は「体験」を大切に

今回ご紹介した「山梨（富士五湖）」「栃木（那須）」「長野（軽井沢）」の3エリアは、単に観光地を巡るだけでなく、その土地ならではの「空気感」や「食」、「風景」を深く味わうことができる場所です。

・山梨で、日本一の富士山と向き合う時間を作る。

・那須で、動物や自然の優しさに触れて癒やされる。

・軽井沢で、洗練された街並みと美食に心満たされる。

予定を詰め込みすぎず、気になったカフェでゆっくりしたり、景色の良い場所で深呼吸したり。そんな「余白」のある旅こそが、心に残る春休みの思い出になるはずです。

冬の寒さから解き放たれ、新しい季節の始まりを感じに。

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※この記事は2025年12月25日時点の情報です。
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