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2026/06/12 公開

8月の行事食ガイド!お盆の精進料理から夏祭りの献立案まで

8月の行事食ガイド!お盆の精進料理から夏祭りの献立案まで
8月は、お盆や夏祭りなど、日本の伝統を感じる行事が目白押しです。高齢者施設や保育園の献立作成において、8月の行事食は利用者の食欲を刺激し、季節の移ろいを感じてもらう絶好の機会となります。
この記事では、お盆の精進料理の由来から、夏バテを予防する旬の食材、施設で喜ばれるイベントメニューまで詳しく解説します。

8月の行事食と季節イベント一覧
8月の行事食と季節イベント一覧

8月は、お盆を中心に、山の日や夏祭りといった食の楽しみが多い月です。

お盆の精進料理

8月13日から16日のお盆期間には、殺生を避けるという仏教の教えに基づいた精進料理を食べる習慣があります。肉や魚を使わず、野菜や豆類、穀物を中心とした献立で、ご先祖様を供養します。

山の日の行事食

8月11日の「山の日」は、2016年に施行された比較的新しい祝日です。伝統的な行事食はまだ定着していませんが、施設では山菜やキノコ、おにぎりなど、山登りやピクニックを連想させるメニューが人気です。

夏祭りの屋台メニュー

8月は全国各地で夏祭りが開催されます。焼きそば、たこ焼き、トウモロコシの焼き物など、屋台メニューを行事食として取り入れることで、施設内に活気あるお祭りムードを演出できます。

8月の食の記念日

8月には、献立のヒントになる食の記念日がいくつかあります。
■はちみつの日(8月3日)
「はち(8)みつ(3)」の語呂合わせです。デザートや料理の隠し味にはちみつを活用するきっかけになります。
■野菜の日(8月31日)
「や(8)さ(3)い(1)」の日です。8月31日には、夏野菜をふんだんに使ったメニューを提供し、栄養摂取を促すのがおすすめです。

お盆の行事食と供え物の由来
お盆の行事食と供え物の由来

お盆の食事には、ご先祖様をお迎えし、おもてなしするという深い意味が込められています。

精進料理の基本献立

お盆に供える精進料理は、一般的に「一汁五菜」や「一汁三菜」の形式をとります。
■主食
白米、混ぜご飯、またはそうめん。
■汁物
昆布や椎茸で出汁をとった味噌汁や吸い物。
■煮物
高野豆腐、がんもどき、カボチャ、椎茸などの煮しめ。
■和え物
インゲンの胡麻和えや、白和え。

精霊馬のナスとキュウリ

お盆の時期にナスとキュウリに割り箸を刺して作る飾りを精霊馬(しょうりょううま)と呼びます。
■キュウリの馬
ご先祖様が「早く帰ってこられるように」という願いを込めた足の速い馬です。
■ナスの牛
お供え物をたくさん積んで「ゆっくりと帰ってほしい」という願いを込めた歩みの遅い牛です。
※諸説あり

迎え火と送り火の団子

お盆の始まりと終わりには、お団子を供える習慣があります。
■お迎え団子
8月13日に、ご先祖様を歓迎するために供えます。一般的にはあんこを絡めたものや、タレをつけた団子です。
■送り団子
8月16日に、ご先祖様を見送るために供えます。味をつけない白い団子が一般的です。

地域で異なる伝統的なお盆料理

お盆の行事食は、地域によって独自の文化が根付いています。

郷土色豊かなお盆の食べ物

■ほうとう(山梨県)
お盆に家族が集まる際に、カボチャを入れたほうとうを食べる習慣があります。
■あぶらげ(新潟県)
大きな油揚げを煮て、お盆の御膳に並べることがあります。
■おかいさん(和歌山県など)
茶粥をお盆の時期に食べる地域もあります。

主な8月の行事食献立
主な8月の行事食献立

暑さで食欲が落ちやすい8月は、見た目の鮮やかさと喉越しの良さを重視した献立が喜ばれます。

彩り豊かな夏野菜カレー
彩り豊かな夏野菜カレー

夏野菜カレーは、食欲をそそるスパイスの香りと、ビタミン豊富な野菜を一度に摂取できる優秀なメニューです。
■具材の工夫
ナス、パプリカ、ズッキーニ、カボチャを素揚げしてトッピングすると、彩りが格段に良くなります。
■食べやすさ
高齢者向けには、野菜を小さめにカットしたり、皮を剥いて柔らかく煮込んだりする配慮が大切です。

清涼感のあるそうめん
清涼感のあるそうめん

お盆の定番でもあるそうめんは、喉越しが良く、食欲がない時でも食べやすい一品です。
■盛り付けのポイント
錦糸卵、カニカマ、キュウリ、椎茸の煮物などを添えて、華やかに仕上げます。
■アレンジ案
トマトやツナを乗せた「イタリアンそうめん」や、豆乳ベースのつゆで食べる「担々麺風そうめん」も人気です。

トウモロコシご飯
トウモロコシご飯

8月に旬を迎えるトウモロコシを使ったトウモロコシご飯は、自然な甘みが特徴です。
■調理のコツ
芯も一緒に炊き込むことで、トウモロコシの旨味と香りがご飯全体に広がります。
■献立の組み合わせ
塩焼きの魚や、さっぱりとした酢の物と合わせると、バランスの良い食事になります。

夏バテを防ぐ8月の食事と栄養
夏バテを防ぐ8月の食事と栄養

厳しい暑さが続く8月は、食事を通じて体調を整えることが重要です。

旬の夏野菜の栄養効果

夏野菜には、水分とカリウムが豊富に含まれており、体にこもった熱を逃がす働きがあります。
■トマト・パプリカ
抗酸化作用のあるビタミンCやリコピンが豊富で、紫外線ダメージから体を守ります。
■枝豆・トウモロコシ
疲労回復に役立つビタミンB1が含まれており、夏バテ予防に効果的です。

水分補給を兼ねたデザート

食事以外でも水分を補給できるよう、水分の多い果物やゼリーをデザートに取り入れましょう。
■スイカ
90%以上が水分なので、水分とミネラルを同時に補給できる、夏の暑さ対策に役立つ果物です。
■水ようかん・寒天
喉越しが良く、高齢者でも無理なく水分とエネルギーを補給できます。

酸味と香辛料の活用法

酸味や適度な刺激は、唾液や胃液の分泌を促し、食欲を増進させます。
■お酢の活用
南蛮漬けや酢の物は、さっぱりとしていて箸が進みます。
■薬味の活用
ミョウガ、大葉、生姜などの薬味をたっぷり使うことで、料理にアクセントが加わり、減塩にもつながります。

8月の行事イベントと食事の演出
8月の行事イベントと食事の演出

食事の内容だけでなく、提供の仕方を工夫することで、より行事らしさを楽しめます。

屋台気分を味わう夏祭り献立

施設内で夏祭りイベントを行う際は、食事も屋台風に演出してみましょう。
■容器の工夫
使い捨てのパックや割り箸、紙コップを使用するだけで、いつもと違う特別感を演出できます。
■メニュー構成
焼きそば、フランクフルト、枝豆、ラムネなど、少しずつ色々な種類を楽しめるようにします。

郷土料理を巡る食事イベント

外出が難しい時期だからこそ、食事で旅行気分を味わう「全国郷土料理巡り」もおすすめです。
■沖縄料理(ゴーヤチャンプルーなど)
夏らしさを最大限に感じられるテーマです。
■宮崎料理(冷や汁)
冷たい出汁をご飯にかける冷や汁は、暑い日の昼食に最適です。

まとめ
まとめ

8月の行事食は、お盆の伝統を重んじる精進料理から、夏バテを吹き飛ばす夏野菜メニューまで、バリエーションが非常に豊富です。旬の食材を効果的に取り入れることで、家族みんなが喜ぶ季節感あふれる食卓を作ることができます。
この記事で紹介したアイデアを参考に、ぜひ8月ならではの献立を楽しんでみてください。お盆に家族が集まる機会には、キッチン付きの貸別荘に泊まりながら、みんなで精進料理や夏祭りメニューを作るのもおすすめです。TRIPTOでは、全国各地の貸別荘を多数ご紹介しています。

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※この記事は2026年6月12日時点の情報です。
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